更新日:2024年1月10日

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狂犬病の予防について

狂犬病とは?

すべてのほ乳類がかかる病気で、人間では、狂犬病にかかった動物に咬まれることで感染し、発症すると、ほぼ100%死亡します。

狂犬病は今も多くの国に存在する病気で、毎年、全世界で狂犬病によって推計55,000人がなくなっています。

狂犬病の発生状況(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)(厚生労働省ホームページ)

日本では、1957年を最後に、人も動物も国内での感染はありませんが、2006年には、フィリピンで犬に咬まれ、日本に帰国後に狂犬病を発症し、2人が亡くなっています(輸入症例)。

また、台湾では、日本と同様50年以上、狂犬病が発生していませんでしたが、2013年、狂犬病の流行が野生のイタチアナグマで確認されました。

狂犬病の発生を予防するには?

  • 狂犬病予防法が制定される1950年以前は、日本国内に狂犬病に感染した犬が多数いたため、人も狂犬病に感染して死亡していました。このような状況のなか狂犬病予防法が施行され、7年で狂犬病を撲滅するに至りました。その後、今日に至るまで日本国内で狂犬病の発生がなかったのは、犬の飼い主の方々が継続して法律を守ってきた結果なのです。
  • 注目!!狂犬病は、全世界的に発生していて、常に海外からの侵入の可能性があります。
  • 世界的に人が狂犬病に感染する主な原因は、「感染した犬に咬まれる」ことです。
  • 検疫等により海外からの侵入を阻止する対策はとられていますが、万一、海外から狂犬病が侵入した場合の犬及び人への感染拡大及びまん延防止のために必要なことは、「犬の感染を予防する=犬に狂犬病予防ワクチンを接種する」ことなのです。
  • また、犬の登録によって、どこの地域に何頭の犬がいるかがわかるので、狂犬病が発生したときにまん延を防ぐための一歩となります。

犬の飼い主に義務付けられていること

  • 市の窓口に飼い犬を登録すること
  • 年1回の狂犬病予防注射を飼い犬に受けさせ、注射済票の交付を受けること
  • 鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること
犬への狂犬病予防注射は、人の健康を守ることにつながっています。

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犬を外国に連れていく場合

犬を外国に連れていくときは、日本を出るための条件と相手の国に入るための条件をクリアする必要があります。詳しくは、動物検疫所のホームページをご確認ください。

なお、あらかじめ外国に犬を連れていくことがわかっている場合は、市の狂犬病予防定期集合注射(公園などを会場として集団で行う狂犬病予防注射)を利用せず、動物病院で接種を行ってください。

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このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部生活衛生課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所9階

ファックス:043-245-5556

seikatsueisei.HWM@city.chiba.lg.jp

保健福祉局医療衛生部生活衛生課動物保護指導センター

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