緊急情報
更新日:2022年10月4日
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千葉市では、平成24年3月に策定した「千葉市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」(以下、「前計画」という。)に基づき、市民・事業者の皆様とともにごみ減量・再資源化に取り組んだ結果、平成26年度に年間の焼却ごみ量を2つの清掃工場で処理できる25万4千トンを下回るまで削減し、目標としていた「焼却ごみ1/3削減」を達成しました。
このことを受け、今後、3用地2清掃工場運用体制で安定的かつ継続的なごみ処理を図るとともに、低炭素社会を考慮した循環型社会を構築するため、さらなるごみの減量・再資源化を推進する必要があることから、前計画を改定しました。
改定後の計画では、『「もったいない」の心で、1日18gのごみ減量~「焼却ごみ1/3削減の達成」から第2Roundへ~』をスローガンに掲げ、3Rのさらなる推進や環境負荷の低減など前計画における考え方を踏襲しつつ、時点修正を行うとともに、既存施策の拡充や新規施策を盛り込みました。
・千葉市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画【概要版リーフレット】(PDF:2,759KB)
・千葉市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画【計画書冊子】(PDF:2,371KB)
平成29年度から令和13年度まで(15年間)
市民・事業者・市の3者が3Rに取り組むことにより、低炭素社会を考慮した循環型社会の構築を目指すことで、良好な環境と資源を引き継ぐ「持続可能な社会」を実現していきます。
ごみの排出者である市民・事業者が、ごみの減量に対する理解と関心を深め、3Rのうち優先すべき発生抑制(リデュース)・再使用(リユース)に取り組めるよう啓発事業を実施し、ごみを出さない社会づくりを推進する必要があります。
年齢層や事業所種別など状況に見合ったきめ細かな普及啓発により、市民・事業者1人ひとりにごみ減量意識を浸透させ、ごみを出さないライフスタイル・ビジネススタイルの確立を図ることで、2R(リデュース・リユース)を推進していきます。
3用地2清掃工場運用体制における安定的かつ継続的なごみ処理に向けた焼却ごみ量の削減を確実なものにするため、施策を強化するとともに、焼却灰の量を少なくすることで最終処分場の延命化を図ることが重要です。
前計画では、「一歩先へ」をビジョンに掲げ、剪定枝等、プラスチック製容器包装、生ごみなど、数多く再資源化対象を拡充することを目指しましたが、焼却ごみ1/3削減目標の達成や、人口50万人以上の自治体の中で再生利用率が全国第1位となっていることを踏まえ、本計画では、費用対効果等を勘案し未実施3事業の見直しを行うなど「再生利用率を高める効果的な再資源化」という現実重視の視点にシフトしていきます。
また、再資源化の推進においては、地域コミュニティや事業者との連携が不可欠であることから、市民・地域・事業者・行政の連携を強化するとともに、地域におけるごみ減量・再資源化を推進する人材の育成を目指していきます。
低炭素・循環型社会に貢献するとともに、資源循環を含めた経済・効率性や安定・継続性に優れたごみ処理体制の構築を目指していきます。加えて、国による災害廃棄物対策の考え方と整合を図り、大規模な自然災害等による膨大な災害廃棄物の処理等のリスクを回避できる強靭な処理システムの構築を目指し、「経済・効率性」と「強靭」のバランスを考慮することが重要です。
また、廃棄物エネルギーを有効活用して、地球環境の向上に寄与する廃棄物処理施設を整備するとともに、整備計画や整備費用について、市民にわかりやすく説明していきます。
基本理念の達成状況を把握するための指標として、以下の5項目を数値目標として掲げます。
項目 |
平成27年度(実績) |
令和13年度(目標) |
---|---|---|
総排出量 |
367,489トン |
354,000トン以下 |
焼却処理量 |
252,836トン |
235,000トン以下 |
再生利用率 |
32.6% |
38%以上 |
最終処分量 |
21,450トン |
13,000トン以下 |
温室効果ガス排出量 |
89,814トン |
78,000トン以下 |
平成27年度に対し市民1人1日あたり18グラムのごみを減量・再資源化します。
年間5,300トンのごみを削減します。
計画を着実に推進するために、計画目標及び個別事業の進捗状況を毎年度把握し、進行管理を行います。
このページの情報発信元
環境局資源循環部廃棄物対策課
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所旧庁舎4階
電話:043-245-5236
ファックス:043-245-5624
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