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更新日:2020年7月18日
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生産者による出張授業は、地産地消の一環として、生産者と消費者の交流の場を創出し、「食」と「農」に対する理解と関心を深めるために実施しています。
小学校給食への地場農産物の導入日に、その日に使われる地場農産物の栽培方法や流通、千葉市の農業の概要、栄養などについて、生産者、JA職員、農政課職員などが小学校に出向いて説明するとともに、児童と一緒に給食を食べて交流を深めています。
実施日 | 平成26年1月22日(水曜日) |
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実施校 | 小中台小学校(稲毛区小仲台6-34-1)、3年生5クラス(157名) |
使用地場農産物 | 秋冬ニンジン |
給食のメニュー | ご飯、牛乳、鶏肉の香り焼き、すいとん汁、キャベツとひじきのゆずドレッシング和え、みかん ※赤字は地場産秋冬ニンジン使用メニュー |
今回の生産者出張授業の題材となる地場農産物は、千葉東部地区(若葉区富田町、中田町、御殿町、川井町、大広町、中野町、緑区平川町、高田町など)で栽培された「秋冬ニンジン」です。若葉区、緑区は秋冬ニンジンの産地です。
授業は、3年生が5クラスと大規模校のため、3階の会議室(1、2組)と多目的室(3、4、5組)に分け、それぞれ合同で集まって行われました。千葉東部地区出荷組合連合会・ニンジン部会長の深山さん、副部会長の嶌田さん及びJA千葉みらい本店の大塚さん、更科支店の織戸さんにそれぞれ講師をしてもらいました。
千葉東部地区出荷組合連合会 ニンジン部会長 深山さん これまでにも講師を経験してます。 |
千葉東部地区出荷組合連合会 副部会長 嶌田さん 今回2人の生産者に2ヶ所に分かれて講師をしてもらいました。 |
小中台小学校の主任栄養士の山田先生からは、ニンジンの栄養について説明がありました。農政課職員からは、千葉市の農業の概要について説明をしました。また授業では、黒板に種まきから給食に届くまでの過程をパネルにした24枚の写真を貼り付け、同時に50型テレビに同じ映像を大写しにし、栽培や収穫、出荷などについて、生産者、JA職員及び農政課職員で説明しました。
また、実際に使われている秋冬ニンジンの種や肥料、そして当日の朝収穫したばかりの葉付きニンジンを直接児童に手に取って見てもらいました。出張授業当日生産地の更科地区では雪が積もりましたが、寒さの中育ったニンジンと葉っぱの大きさにみんな喜んで観察していました。
授業の最後に設けた児童からの質問の時間には、それぞれのクラスで生産者の深山さんや嶌田さんが丁寧に答えて下さりさらに理解が深まりました。
小中台小学校・主任栄養士 山田先生 秋冬ニンジンの栄養と効用を絵を使って紹介。 | 千葉市の農業について、千葉市役所で研修中のイオンリテール(株)の鈴木さんが話しました。 | コーティングしてあるニンジンの種を興味深く観察。 |
ニンジンの肥料の匂いを嗅いでいます。「どんな匂いかな?」 | 葉っぱの付いたニンジンにみんなビックリしていました。 | JA千葉みらい更科支店 織戸さん 初めての出張授業の講師でした。 |
授業が終わったあとには、生産者、JA職員、農政課職員、教育委員会職員が5クラスに分かれて、児童と一緒にニンジンのメニューの給食を食べながら、質問や歓談をして交流を深めました。
当日のメニュー(ご飯、牛乳、鶏肉の香り焼き、すいとん汁、キャベツとひじきのゆずドレッシング和え、みかん) | 生産者との会食風景(3年1組) 生産者と一緒に給食を食べる貴重な機会となりました。 | 生産者との会食風景(3年3組) |
給食風景 | 給食風景 | ニンジンがどのように作られているかを学んだ後、地場産ニンジンの使われた給食を食べることができました。 |
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