平成25年春夏ニンジン出張授業

生産者による出張授業（春夏ニンジン）

千葉市は地産地消を推進しています

みつわ台北小学校の3年生を対象に、春夏ニンジンを生産している幕張地区の生産者が直接出向いて授業を行いました。

実施内容

今回の地場農産物は「春夏ニンジン」です！

今回の生産者出張授業の題材となる地場農産物は、花見川区で幕張地区（武石町、長作町、天戸町など）で栽培された「春夏ニンジン」です。幕張地区は古くから“幕張ニンジン”で有名な産地です。

千葉市で栽培されているニンジンは、大きく分けてゴールデンウィーク明けから6月下旬にかけて収穫される「春夏ニンジン」と11月～3月に収穫される「秋冬ニンジン」があります。今回は幕張地区で生産された春夏ニンジンが、給食では「ニンジンピラフ、白いんげん豆と野菜のスープ」に使われました。授業は、3年生2クラス合同で会議室に集まって行われました。幕張地区出荷組合連合会ニンジン部会長の小川武幸さんとJA千葉みらい幕張支店の草野さんに講師をしてもらいました。
小川さんからは春夏ニンジンの栽培、収穫から出荷までの仕事、栽培の苦労話、食の大切さなどについて話していただき、草野さんからはJA（農協）の仕事や流通の役割などを話していただきました。

幕張地区出荷組合連合会　ニンジン部会長　小川武幸さん 昨年に続き2回目の講師で、ニンジンについて熱く語っていただきました。	JA千葉みらい幕張支店　草野さん 出荷したニンジンの箱がどのように届けられるかを説明していただきました。

授業風景

みつわ台北小学校の栄養士の岸本先生からは、ニンジンの栄養について説明がありました。農政課職員からは、千葉市の農業の概要について説明をしました。また授業では、黒板に春夏ニンジンの種まきから給食に届くまでの過程をパネルにした24枚の写真を貼り付け、栽培や収穫、出荷などについて、掲示した写真や電子黒板を見ながら生産者、JA職員及び農政課職員で説明しました。また、実際に使われているニンジンの種や肥料、そして当日の朝収穫したばかりの葉付きニンジンの現物を直接児童に手に取って見てもらいました。特に葉付きニンジンが登場した時には、児童たちから歓声が上がり、みんな興味津々で葉っぱを観察したり、匂いを嗅いだりしていました。
授業の最後に設けた児童からの質問の時間には、児童ならではのいい質問がいくつも出され、生産者の小川さんが丁寧に答えて下さりさらに理解が深まりました。

24枚の写真と電子黒板を使ってニンジンの栽培過程を説明	みつわ台北小学校・栄養士　岸本先生　ニンジンの栄養と効用を紹介	「皆さん、農業と言ったら何を思い浮かべますか？」
ニンジンの種と肥料をみんなまじまじと観察していました。	葉っぱのついたニンジンにみんな大喜びで興味深々でした。	ニンジンについて活発な質問が相次ぎました。

給食時間の交流

授業が終わったあとには、生産者、JA職員、農政課、農政センター職員、教育委員会職員が2クラスに分かれて、児童と一緒に地元産ニンジンの入った給食を食べながら、質問や歓談をして交流を深めました。児童にとっても授業を振り返りながら、地元産ニンジンを味わうことができました。

当日のメニュー（ニンジンピラフ、白いんげん豆と野菜のスープ他）	生産者との会食風景（3年1組）。授業中に聞けなかったことも質問できました。	給食風景（3年1組）。みんなで楽しい給食の時間となりました。
給食風景（3年1組）	給食風景（3年2組）	給食風景（3年2組）

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