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ホーム > 市政全般 > 組織案内 > 組織から探す > こども未来局 > こども未来局 こども未来部 こども家庭支援課 > (公財)新日育英奨学会との社会的養護が必要な子ども・若者等に対する教育の支援に関する連携協定
更新日:2022年5月24日
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平成29年1月26日から千葉市と公益財団法人新日育英奨学会は、社会的養護が必要な子ども・若者に対する教育の支援に関する協定を締結し、相互に連携・協力しています。
また、平成30年11月30日付けで、 新たに貧困の状況にある子ども・若者を支援対象として加えることとしたため、協定の一部改定を行いました。
社会的養護(※)が必要な子ども・若者や、貧困の状況にある子ども・若者が自立した社会人として巣立つため、必要な教育の支援を行うことにより、子ども・若者の将来がその生まれ育った環境によって左右されることなく、夢と希望を持って成長していける社会の実現に役立つことを目的とします。
保護者のいない児童や虐待等で保護者に監護させることが適当でない児童を、公的責任で、施設や里親(子どもを家族の一員として温かく迎え、養育してくださる方々)等のもとで養育することをいいます。
日本には、実親と暮らせない子どもが全国で5万人、千葉市でも約170人におり、施設や里親(子どもを家族の一員として温かく迎え、養育してくださる方々)等、社会的養護のもとで生活しています。
18歳~20歳での施設等退所後は、保護者の援助なく自活することが多く、資金面から進学を諦めたり、施設在所中からアルバイトで貯金し、さらに進学後も学費・生活費を一人で賄いながら就学するなど、進学・自立について、大変厳しい環境に置かれています。
また、ひとり親家庭においては、約2人に1人が全国の平均的な所得の半分の所得を下回る状況(相対的貧困の状況)にあり、大学、専修学校などへの進学について、経済的に厳しい環境に置かれている家庭が多くあります。
これまで、経済的に恵まれない大学生に対して給付型奨学金を支給してきた新日育英奨学会が、本市からの働きかけに応じ、社会的養護が必要な子ども・若者や、貧困の状況にある子ども・若者に対しても、新たに奨学金を給付することとし、本市による給付対象者に対する学習・生活環境の整備に関する支援と合わせ、相互に連携・協力していくことについて、協定を締結することとしたものです。
(1)千葉市による、社会的養護が必要な子ども・若者に対する学習・生活環境の整備に関する支援
(2)公益財団法人新日育英奨学会による、社会的養護が必要な子ども・若者又は貧困の状況にある
ひとり親家庭の子ども・若者に対する奨学金の給付
ア 千葉市推薦児童に対し、大学等在学中に給付型奨学金を月額5万円支給
イ 千葉市推薦児童に対し、児童養護施設等入所児童が高校在学中に学習塾費等を月額5万円支給
(1)社会的養護が必要な子ども・若者に対する教育の支援に関する協定書(PDF:343KB)(別ウインドウで開く)
(3)社会的養護が必要な子ども・若者に対する教育の支援に関する協定書の一部を改定する協定(PDF:95KB)(別ウインドウで開く)
年度 |
支給対象 |
金額 |
|
平成29年度 |
児童養護施設等入所児童の大学等進学者に対する奨学金 | 2人 |
月額5万円/人 |
平成30年度 |
児童養護施設等入所児童の大学等進学者に対する奨学金 | 2人 | |
貧困の状況にあるひとり親家庭の大学等進学者に対する奨学金 | 8人 | ||
令和元年度 |
児童養護施設等入所児童の大学等進学者に対する奨学金 | 4人 | |
貧困の状況にあるひとり親家庭の大学等進学者に対する奨学金 | 12人 | ||
児童養護施設等入所児童の高校生に対する学習塾費等 | 1人 | ||
令和2年度 |
児童養護施設等入所児童の大学等進学者に対する奨学金 | 7人 | |
貧困の状況にあるひとり親家庭の大学等進学者に対する奨学金 | 11人 |
このページの情報発信元
こども未来局こども未来部こども家庭支援課
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