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更新日:2017年1月17日

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子どもの職場探検&ランチミーティング

千葉市が推進する「こどもの参画」のモデル事業の一つである、「子どもの職場探検&ランチミーティング」のページです。子どもたちが市役所などの職場を探検したり、職員と意見交換をしたりしながら、職場についての意見をまとめます。

※本事業は、平成26年度をもって終了しました。

子どもの職場探検&ランチミーティングとは

目的

子どもたちが、市の取り組みを「見て・聞いて・知って」、市政を身近に感じてもらうこと。
また、自分たちが住むまちの仕組みについて考え、話し合い、その結果を市政やまちづくりに反映したり、自分たちでできることは実行したりすること。

内容

(1)事前学習会

事前に学習会を行い、探検先の職場が目指す姿や仕事内容、抱える課題について説明を受け、職場についての基本的な知識を学びます。
その後、学んだことをもとに、どのような課題を意識しながらプログラムの本番を迎えるかを話し合い、テーマを決定します。

(2)職場探検&ランチミーティング

プログラムの本番です。
職員と一緒に職場を回りながら見学や体験をし、テーマについての考察を深めます。
その後、幹部職員と昼食を食べながら意見交換をし、午後は、子どもたちが職場の改善点や自分たちにできることなどを話し合い、提言としてまとめます。

提言としてまとめた意見は、「こども・若者の力フォーラム」にて発表します。

参加対象

小学校5年生~中学校2年生

参加方法

事前に市政だより、市のホームページなどで募集を行います。

探検隊員募集について

今年は「子どもの職場探検&ランチミーティング」を開催しません。

これまでの実施状況

第5回

期間:平成26年8月

探検先:セーフティちば、防災対策課(稲浜小学校)、高齢福祉課(シャローム若葉)

概要

8月6日(水曜日):セーフティちば(ホームページ)

「続AED講習:命の尊さを知ろう!」
平成22年度の職場探検&ランチミーティングで探検した「セーフティちば」を再び探検しました。以前子どもたちが提案した「こども救命講習会」が千葉市内全区の消防署で開催されるようになりました。子ども達は消防局の方が意見を取り入れてくれたことに驚きと喜びを感じていました。
はじめに、大人の救命救急の講習を見学し、たまたま自分の学校の先生が参加していた参加者は、どんな思いで参加しているのか、インタビューし、大人たちの子ども・安全に対する想いを知ることができました。続いて指令センターや屋上ヘリポート、救急車の中まで見ることができ、救命機材の凄さに驚いていました。午後は実際に救命処置ができるか、AEDを使用して救命処置を行い、午前中の探検と体験を基に、一日の探検内容をまとめ、「大人の講習会の子ども版として、自分たちが子どもに教えたい」「AEDがある場所を伝えるためにAEDマップがあるとよい」などの提案を発表しました。最後に成果として「受講参加証」をいただきました。「消防士になりたい!」という感想の参加者もいました。
  

8月8日(金曜日):防災対策課(稲浜小学校)

「僕たち私たちでできる防災対策!」
千葉市の地域の防災施設・備蓄倉庫がある学校を探検しました。起震車体験では実際に東日本大震災や阪神大震災の揺れを体験し、煙のテントでは火災時に逃げる際の注意点を聞きました。備蓄倉庫には、食糧だけではなく、様々な機材も保管されていました。その中でも、マンホールトイレや発電機、空気マットなどを見せてもらい、備蓄品の多さと充実ぶりに感激し、安心した様子でした。
探検と体験のまとめとして、「避難所にも息抜きとして遊ぶためのもの(トランプやゲーム)が必要」、「子どもはまだ地震や津波などについて知らないことが多いのでアニメを使った啓発をしたほうがいい」、「今日体験して学んだことを友達や家族に教えて防災対策をする!」という提案を発表しました。
  

8月12日(火曜日):高齢福祉課(シャローム若葉)

「認知症サポーターになろう!」
実際に認知症の方と触れ合うため、施設を訪ねました。事前学習会でいろいろと学んではいたものの、まだまだ知らないことが多く、探検当日も施設長さんや看護師さんから教えてもらうことが多くあり、不安を感じている様子もありましたが、実際に会ってみると、大歓迎され、交流していく中でおばあちゃんたちの喜ぶ姿に子どもたちが驚くくらいで、不安もあっと言う間に吹き飛びました。お年寄りの中には、耳の遠い方も多く、コミュニケーションをとる難しさを皆が感じ、筆談をする参加者もいました。
市長とのランチミーティングでは、市長が実践している「お年寄りの方にお話を聞いてもらうためのコツ」を聞きました。また、認知症の方にとっても千葉市にとっても、子どもがいることで盛り上がり、元気になるというお話が聞け、有意義な時間となりました。
午後のまとめでは、認知症の方を助けるためには1人では無理であり、「人手」「専門家からのアドバイス」「知識」などが必要であり、もっとみんなが認知症について知らないといけないと気付くことができました。
  

第4回

期間:平成25年8月

探検先:千葉市動物公園、新港清掃工場、埋蔵文化財調査センター

概要

8月7日(水曜日):千葉市動物公園(ホームページ

こども園長として「動物公園の来園者を増やす」というミッションのもと、一般のお客様は入ることができない所を探検・見学しました。象舎から始まり、レストランや科学館、ゲートや売店・遊園地などについて説明を受けました。人と同じく動物も見られることで緊張することを知り、見られている動物の立場と見るお客様の立場について考えました。動物園、公園、遊園地として、市民の皆様が楽しめるのみならず、学術的なところとしても大切であることの説明を受けました。
午後のまとめでは、「新しいイベントや宣伝」「新しい施設や設備」「動物の展示方法」「売店やレストランンの売り上げ増加」「遊園地の利用者増加」について、よりよい動物公園になれるようなアイディアを話し合い、発表しました。幹部職員からは「動物公園の活性化のために皆さんの貴重な意見を参考にさせてもらいたい。」というコメントがありました。また、最後には、探検中の写真が入った「修了証」が交付されました。
動物公園探検

8月8日(木曜日):新港清掃工場(ホームページ

平成26年2月からの「ごみ有料化」に向けて、更なるごみ削減の説明を受けました。清掃工場では、一般の見学コースでは立ち入ることができない操作室や管理室まで探検させていただきました。ごみ収集車、ごみピット、ごみを運ぶクレーン、プラズマ式溶融炉、ガスタービン、燃え尽きたスラグなど、施設の素晴らしさと実物の凄さを探検できました。アニメなどの映像資料を交えて、ごみは重さで量るため軽くすることと、ごみを減らすためには「水切り」が大切であることなどの説明を受けました。
午後のまとめでは、「自分たちが捨てているものランキング」と「家事をする人が捨てているものランキング」を話し合い、ごみ削減のためのアイディアを話し合い、発表しました。幹部職員からは「発表して終わりではなく、これからも考えてほしい。」というコメントがありました。
清掃工場探検

8月9日(金曜日):埋蔵文化財調査センター(ホームページ(外部サイトへリンク)

埋蔵とはなにか?文化財とは何か?調査とは何か?という質問や説明、クイズをしながらの施設案内から始まりました。体験活動では「火おこし」「火口(ほくち)作り」「土器洗い」「注記」などを行いました。このような体験活動はとても楽しく有意義であるため、市長と教育長も含めたランチミーティングでも、「縄文体験」「土器堀り体験」など「体験型イベント」の話題など、活発な意見交換ができました。
午後のまとめでは「貝塚をみんなに知ってもらおう!」「学校のみんなに埋文について知ってもらう」「文化財へのイタズラを防ぐ工夫」「体験したいことランキング」について話し合い、千葉市の埋蔵文化財の魅力や世界一の加曽利貝塚のPRについて発表しました。幹部職員からは「今回の探検や体験を通して、将来就きたい仕事のきっかけになってくれたらうれしい。」「自分たちの意見をまとめ、しっかりと大人に伝えてくれたことに感心した。」「みんなが考えてくれた率直な意見を取り入れて、今後の運営に生かしたい」というコメントがありました。

埋文センター探検

第3回

期間:平成24年8月

探検先:千葉都市モノレール、自転車対策課、農政センター

概要:

(1)千葉都市モノレール(ホームページ(外部サイトへリンク)

千葉駅から新型車両アーバンフライヤーに乗車し、車窓からの景色や乗り心地を体感した。動物公園駅で下車し、駅長の案内で駅の事務室や券売機の裏側などを見学し、券売機の仕組みや改札の仕組みについて説明を熱心に聞いていました。駅の造り方や、モノレールは電車ではなくバスと同じ法律で運営されていることを知り、驚いていました。
「グッズなど売店の注目度を上げる」方法として、廃車を活用した売店にする。モノレールをイメージした文房具を作る。など廃車利用やキャラクターグッズを活用するアイデアをまとめました。

(2)自転車対策課(ホームページ

自転車保管場(末広)では、保管されている自転車が最終的にどのように処分されるのか、保管にかかる費用はどれくらいなのか、など熱心に質問をしていました。地下自転車駐車場、立体式自転車駐車場(千葉駅東口)では、入庫の瞬間を見学する事ができ、セットしてから格納されるまでの速さに驚いていました。自転車専用レーン(京葉線通り)では、走行時の注意や徐行の方法などについて、真剣に聞き、注意して走行し、走行方法や専用レーンについて理解を深めることができました。
これらの体験をふまえ、『自転車専用レーン』『保管場・駐輪場』についての2グループに分かれてまとめ作業を行い、海外(ヨーロッパ)の先進事例などを紹介して改善策を模造紙にまとめました。

(3)農政センター(ホームページ

組織培養棟では、無菌状態でウィルスフリーの苗を生育したり、交配を繰り返し、より育てやすい品種を作っていることに興味深く聞いていました。複合型植物工場では、土を使わずに作物を育てることができる水耕栽培について、興味深く聞いていました。
事前学習から当日の見学・探検を通して出た意見をグループ分けし、『農政センターのPR』千葉市の農業を活性化するために『自分たちにできること』『農政センターにお願いしたいこと』についての3グループに分かれ、模造紙にまとめました。まとめた模造紙は農政センターに掲示され、子どもたちも喜んでいました。

  


第2回

期間:平成23年10月

探検先:国際交流協会、新浜リサイクルセンター、中央図書館

概要:

(1)国際交流協会(ホームページ(外部サイトへリンク)

ランチミーティングでは、子どもたちが身近な外国人や海外について持つイメージなどを話し合ったほか、同日に開催された日本語スピーチコンテストも観覧し、外国人から見た日本のイメージなどについてスピーチを聞きました。
当日は、外国人児童2名が参加し、外国人として千葉市で苦労していることなど、外国人児童ならではの話を聞くこともできました。子どもたちは、国際交流協会のPRや、ボランティアの呼びかけ、国際交流の推進などをテーマに話し合い、「子どもと外国人との交流イベントを開く」「外国人の同級生と、言葉を使う必要のない遊びを一緒にする」「日本語教室に日本人が参加できるといい」など、活発に意見交換がなされました。

(2)新浜リサイクルセンター(ホームページ

千葉市のごみ処理の実態を踏まえ、年間のごみの量や、最終処分場の許容量、ごみの分別方法、市の取り組みなどを市民に向けて広報するための方法を話し合いました。
「学校で教わった環境に関することを、子どもから大人に教える」「ごみステーションに張り紙をする」「ごみを分別する前に、ごみになるものを増やさない努力が必要」「新聞折り込みだけでなく、放送を使って広報したほうがいい」などさまざまな意見があり、自分たちにできることや、大人にしてほしいことなど、職場探検を通して子どもたちが考えたことをもとに話し合いました。

(3)中央図書館(ホームページ(外部サイトへリンク)

地下書庫など、一般に公開していない場所も含めて館内を見学して回った後、図書館の利用者を増やすためのPRや、利用環境を整えるための方法について意見交換を行いました。
子どもたちからは「新しく入った本のあらすじが見れるといい」「図書館に関する情報を壁に掲示するといい」など多くの意見が出ました。
その中の「高い位置に分類表示を付けてほしい」という意見を受け、開催後すぐに館内の柱に分類表示が掲示されました。


国際交流協会 新浜リサイクルセンター 中央図書館の分類表示

第1回

期間:平成22年8月

探検先:南部浄化センター、中央区役所・保健福祉センター、セーフティーちば

概要:

(1)南部浄化センター(ホームページ

主に、千葉市の下水処理技術について学び、日常的に利用している水が、その後どのように処理されているかを施設見学をしながら説明を受けました。
子どもたちからは、下水処理についてもっと知り、身近に感じてほしいという意見が出たほか、汚れを浄化する役割をしている微生物を顕微鏡で観察したところ、「かわいい!」と人気になり、キャラクター化してはどうかなどの提案などがありました。

(2)中央区役所・保健福祉センター(ホームページ

両施設の見学や区長との対話を通して、市民がより利用しやすい施設にするためにはどうすればよいかを話し合いました。
子どもたちからは「意見箱をもっと目立つところに置いた方がいい」「急に雨が降った時、2つの施設を移動するために傘を貸し出す仕組みがあるといい」といった意見があり、設置されていた意見箱が、当日中にエレベータ前に移設されることになりました。

(3)セーフティーちば(消防局ホームページ

救急車両が現場に到着するまでの時間短縮、応急手当ができる人の増加などを中心に意見交換を行いました。子どもたちからは、救急車両が通行する時の信号操作、軽傷・重症で通報先を変える、救急車に医者を乗せる、応急手当についての普及・啓発をするためのポスターコンクールを開催するなど、さまざまな提案がありました。
また、「応急手当てを一人でも多く身につけるために、小中学校でも救命講習を実施してほしい」という提案があったことから、小学生向けの「こども救命講習会」を開催することになりました。

南部浄化センター 中央区役所・保健福祉センター セーフティーちば

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ファックス:043-245-5547

kikaku.CFC@city.chiba.lg.jp

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