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更新日:2021年12月3日
平成29年4月1日から、これまで千葉県が定めていた「学級編制(1学級の児童生徒数の上限を何人にするか)」と「教員配置(学校に配置する教員を何人にするか)」を千葉市が定めることになりました。
主な特長
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その1 35人学級が小4まで可能に! 1学級の人数を少なくして編制する「少人数学級」を拡大します(下表のとおり)。 学級担任の目が、子どもたち一人一人に行き届きやすくなり、よりきめ細かな指導ができます。 |
時期 / 学年 |
小1 |
小2 |
小3 |
小4 |
小5 |
小6 |
中1 |
中2 |
中3 |
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H29年3月31日まで |
35人 |
38人 |
35人 |
38人 |
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H29年4月1日から |
35人 |
38人 |
どうしてこういう学級編制にするの?
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義務教育の9年間を見通して千葉市の新しい学級編制を作成しました。基本的な生活習慣の定着を図るなど、小学校低・中学年のときに、生活指導面における手厚い指導ができるようにしました。その代わり、小5から中3はすべて38人学級にします。 |
どうして今までとは違うことができるの?
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法律が変わって、これまで都道府県が定めていた学級編制と教員配置を政令市が定めることになったからです。これにより、千葉市の学校の実情に応じた新しい学級編制と柔軟な教員配置を実施することが可能となります。 |
小1・小2は必ず35人以下の学級になるの?
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小1・小2の場合、国の法律で1学級の人数は35人を標準とすることが定められているので、原則35人以下の学級となります。 |
小3から中3も必ず35人や38人以下の学級になるの?
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小3から中3の場合、国の法律で1学級の人数は40人を標準とすることが定められているので、必ずしも35人や38人以下の学級というわけではありません。36人や39人以上の学級とする場合は、その学年に「少人数指導」担当の教員を配置します。 |
千葉市に配置される教員の数はどうやって決まるの?
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千葉市に配置すべき教員の数は法律で決まっています。その数は、児童生徒数や学級数で決まるものと国が必要と認めて特別に措置されるものの2種類があります。 |
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その2 少人数指導の活用も可能に! 前述の「少人数学級」を実施せず、担任分として配置された教員を、「少人数指導」担当として活用することもできます。 |
小3に72人が在籍している場合の例
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少人数学級の担任とするか、少人数指導の担当とするかは、学校の実情に応じて、学校と教育委員会が協議して決定します。 |
少人数指導担当って何をするの?
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学習や生活の様々な場面で学級担任と協力して活動します。1つの学級に2人の先生が入ったり、学年・学級を小グループに分けたりして指導をします。 |
少人数指導の例
<少人数指導のメリット> 1.多くの視点から児童生徒の実態が把握できます。 2.教員の専門性や特性を生かし創造的な授業を実施できます。 3.多様な学習グループが編成でき、児童生徒一人一人の実態に応じた指導が可能となります。 |
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<ティームティーチングの 様子> 担任と少人数指導担当の2人で指導しています。 担任は全体の指導をし、少人数指導担当は個別に対応しています。 |
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その3 小5・小6に外国語・理科・算数専科を活用した一部教科担任制を導入! 外国語・理科・算数を専門で指導する専科教員を配置することにより、学力の向上を目指します。また、 図画工作・家庭科・体育の専科非常勤講師の配置を進め、一部教科担任制を導入していきます。 1.実験や観察など体験して学ぶ機会を増やします。 2.指導方法の工夫により、児童のやる気を引き出します。 |
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一部教科担任制の導入については、希望する小学校と教育委員会が協議して決定します。 |
どうして小学校から教科担任制を始めるの?
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中学校は教科によって担当教員が変わる教科担任制が行われています。中学校の生活にスムーズに適応できるよう、小5・小6でも教科担任制を導入します。 |
このページの情報発信元
教育委員会事務局教育総務部教育職員課
千葉市中央区問屋町1番35号 ポートサイドタワー11階
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ファックス:043-245-5987
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