千葉市の小中学生のみなさんへ～夏休みの成果をもとに、さらに大きく成長しましょう！～

教育長の磯野です。

楽しかった夏休みが終わりました。みなさんは、どのような夏休みを過ごしましたか。今年は、夏休み前半は、関東甲信地方の梅雨明けが7月29日となり、例年より8日ほど遅く、昨年より1カ月遅かったことから、7月は曇りや雨の日が続き、記録的な日照不足となりました。また、後半は30度以上の真夏日が続き、突然大雨となるゲリラ豪雨も見られました。
このような天候不順の中、みなさんも体調管理に気をつかったのではないかと思います。子どもたちが笑顔と元気いっぱいで教室に戻ってきてくれたことを、私も大変うれしく思います。

夏休み中にみなさんは、それぞれのめあてや計画を定め、いろいろな学習や体験にチャレンジすることができたと思います。小学生のみなさんは、理科実験会や、加曽利貝塚での「子ども土器づくり教室」などのイベントに参加して多くのことを学ぶ機会が持てたのではないでしょうか。また、多くの中学生のみなさんが、総合体育大会やコンクールなどで、日頃の練習の成果を発揮し、仲間と力を合わせて一生懸命に競技、演技、演奏することができたと思います。このような経験は、きっとみなさんを大きく成長させたことと思います。

さて、2020年東京オリンピック・パラリンピックまで、1年を切りました。千葉県では、東京オリンピック・パラリンピックの8競技が開催されます。特に、千葉市の幕張メッセでは、フェンシング、テコンドー、レスリングのオリンピック3競技と、ゴールボール、シッティングバレーボール、テコンドー、車いすフェンシングのパラリンピック4競技を合わせて7競技が行われます。ぜひ、千葉市民としてオリンピック・パラリンピックに向けての行事や催し物に進んで参加し、大会を盛り上げていきたいですね。

また、日本のオリンピック出場選手については、水泳飛込男子3mシンクロ板飛び込みペアで寺内健選手・坂井丞選手が代表選手に内定したのをかわきりに、飛込女子10m高飛び込みでは荒井祭里選手、競泳男子200m及び400m個人メドレーでは瀬戸大也選手が内定しました。また、先日のスポーツクライミング・世界選手権において複合男子優勝の楢崎智亜選手と複合女子2位の野口啓代選手が代表選手に内定するなど、出場選手が続々と決まってきています。これからも、夢に向かって精一杯努力する選手のみなさんを応援するとともに、みなさんも自分の目標に向かってあきらめずに挑戦していきましょう。

9月は前期の学習について総まとめの時期にもあたります。生活のリズムを取り戻し、楽しい学校生活を送ってほしいと思います。みなさんが夏休みの成果をもとに、これからの学校生活の中でさらに大きく成長してほしいと願っています。そして、夢を叶えるためにもがんばりましょう。

 保護者・地域の皆様へ
 
保護者の皆様、地域の皆様には、夏休み前に児童生徒の見守り活動へのご協力をお願いいたしました。おかげさまで千葉市の子どもたちは、それぞれ有意義な夏休みを過ごすことができました。皆様のお力添えに心より感謝申し上げます。

さて、9月2日から学校が始まります。学校では、本年度前期学習のまとめの時期に向け、子どもたちが学習活動に集中できるよう取り組んでまいります。そのためにもこれまで以上に家庭や地域の皆様と連携していくことが重要だと思います。

「挨拶の声に元気がない」、「生活のリズムがおかしい」、「交友関係が変わった」など、これまでと違ったお子様の様子や言動が見られる場合には、早めに学校までご相談くださるようお願いいたします。

今後とも、保護者・地域の皆様と学校、行政とが力を合わせ、次代を担う子どもたちをはぐくむため、「まごころの教育」を進めてまいります。保護者の皆様、地域の皆様には、引き続き本市教育の推進にご理解とご協力を賜りますようお願いいたします

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