令和2年度千葉市の学校教育について（5月8日更新）

 保護者の皆様には、日頃より本市教育へのご理解とご協力をいただき、感謝申し上げます。

 4月。千葉市立千城台わかば小学校が開校し、令和2年度の千葉市の学校は170校でスタートしました。今年度は、社会の変化に対応し、生き抜くために必要な資質・能力を備えた子どもたちを育むために改定された小学校の学習指導要領が全面実施され、英語（外国語）、プログラミング教育そして、道徳の教科化が始まります。

 そのような中、国により、新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が、4月7日の7都府県に続き、16日には全国に広げられ、5月4日にはさらに5月31日（日曜日）まで延長されました。千葉市内における新型コロナウイルス感染者の発生が現在も依然として継続していることから、子どもたちの安全を最優先にしたいと考え、小中学校では3月3日（火曜日）から実施している一斉休校期間を、春休みを含め5月17日（日曜日）までとしていましたが、5月31日（日曜日）まで延長いたします。また、一斉休校期間の延長に伴う学習保障への対応として、夏季休業期間を8月8日（土曜日）から8月23日（日曜日）の16日間とします。

 各学校において、分散登校日等で学習課題の提供や規則正しい生活及び心のケアに関して取り組んでおりますが、休校期間が2か月以上に及ぶことから、学習保障に関して、インターネット環境等の有無に関係なく、個別相談日をはじめ、学習プリント、学習コンテンツ、千葉テレビ等で、全ての児童生徒に教育の機会均等を保障してまいります。

 また、児童生徒との繋がりを大切にする観点から、学校HPの活用、家庭訪問、電話相談、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなど専門的人材の活用等を通して、児童・生徒、並びに保護者の心のケアにも努めてまいります。
家庭では、「共に歩もう」を合言葉に、
「と」友達や家族と話そう
「も」目標や楽しいことを見つけよう
「に」にこにこ笑顔で規則正しい生活
「あ」危ないぞ3つの密
「ゆ」ゆっくりとリラックス
「も」もとう思いやりとやさしさ
「う」うがい、手洗い、マスクの着用
 お子様が不安な気持ちになったら、支えてあげていただくとともに、困ったときは、学校または相談窓口を利用してください。

 引き続き、学校、家庭、地域、行政が手に手を取り、千葉市教育のすばらしさを総結集して、子ども達のためにワンチームで頑張りたいと思います。市民の皆様のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 令和2年5月8日　 教育長　磯野　和美

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