更新日:2023年3月31日

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今日から冬休みが始まります(令和3年12月24日)

教育長の磯野です。

東京オリンピック・パラリンピックの開催から4か月が経過し、今年も残り僅かになりました。新型コロナウイルス感染症については、感染者数が減少し落ち着きを見せたかと思われる時期もありましたが、オミクロン株の出現に伴い、再び心配な状況になっております。長期にわたって対応にご尽力されている医療従事者の皆様をはじめ、社会生活を支えている皆様には心より感謝申し上げます。


「新しい生活様式」が定着しマスクの着用が日常の習慣となる今、学校での教育活動も方法等を工夫しながら新しいスタイルで行われることが多くなってきました。運動会等での種目の見直しや分散開催、学習参観のオンライン実施等、各学校では以前とは異なった方法を積極的に導入しています。今後も、状況の変化に柔軟な発想で対処していくことが大切になると考えています。


これまでとは違った「新しいスタイル」といえば、アメリカ大リーグで今シーズン大活躍の大谷翔平選手が印象的でした。投手と打者の二役で立派な成績を残し、「リアル二刀流」を実現して今年の流行語大賞にも選ばれました。プロ野球選手としての二刀流はかねてから非常に難しいと言われ、高校野球等では二刀流で活躍していた選手もプロになるとどちらかに絞ることが一般的でした。しかし、大谷選手はそういった既成概念に挑戦し、立派に結果を残しました。これまでの「あたりまえ」を疑い、自分を信じて努力を積み重ねたことが成功につながったと言えます。簡単にまねのできることではありませんが、夢に向かって未来を切り拓くためにも、強い意志をもち続ける姿勢は見習いたいものです。


年末年始は家族と一緒に過ごしたり、感染防止対策を講じて出かけたりする機会が普段より多くなると思います。子どもにとって家族と過ごす時間は、大人になっても忘れられない貴重な思い出になります。また、「一年の計は元旦にあり」という言葉もあります。夢を語る子どもの言葉に耳を傾け、成長を願う親や家族の想いを伝えていくことも大切です。年末年始ならではのかけがえのない時間をご家族で楽しんでください。来年も家族の温かさや学校での学びを通して、子どもたちがたくましく育っていくことを願っております。保護者の皆様、地域の皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げるとともに、引き続き本市教育に対しましてお力添えを賜りますよう、心からお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

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