～今日から冬休みが始まります。～（2013年12月24日）

教育長の志村です。
子どもたちは、本日12月24日（火曜日）から1月5日（日曜日）まで13日間の冬休みを迎えました。年末年始を通して新年を家族・地域で迎えることは、日本の大切な伝統文化のひとつです。どうか皆様には、1年の締めと初めの気持ちを子どもたちと共に確かめてください。
さて、私は、夏休みあけのメッセージの中で、子どもたちに自分の目あてと夢をしっかりと持ち、毎日を計画的に過ごすことの大切さをお伝えしました。このメッセージに応えるかのように、この一年間、千葉市の子どもたちは、すばらしい活躍を見せてくれました。ほんの一例ですが、ご紹介します。
スポーツでは、全国中学校体育大会の水泳競技大会100m自由形と50m自由形で2冠を達成した打瀬中学校の持田（もちだ）　早智（さち）さん、同じく200m背泳ぎで3位を獲得した土気南中学校の湯原（ゆはら）　利佳（りか）さんが、市・県大会を勝ち抜き、すばらしい成績をおさめました。
また、スポーツ以外の分野においても、高円宮杯第65回全日本中学校英語弁論大会でみごと1位となった蘇我中学校の関（せき）　天平（てんぺい）さんの活躍がありました。
さらに、学校として大宮中学校が、全校生徒で取り組んでいるボランティア活動の実践に対して厚生労働大臣表彰を受けました。昭和60年から28年間の長きにわたり、学校内外で途切れることなく続けられてきた、生徒の皆さん一人一人の様々なボランティアの取組みが高く評価された結果です。
このほかにも紹介したい活躍がたくさんありますが、いずれも計画的に日々努力を重ねた成果です。千葉市の子どもたちの活躍と成長を大変嬉しく、また、頼もしく思っています。
大会やコンテスト、展覧会等で賞をいただいたということではなくても、自分なりの目あてや夢をしっかりと持ち、努力を続けている子どもたちもたくさんいます。毎日お手伝いをする、縄跳びの新しい種目に挑戦する、たくさん本を読む、地域の人に挨拶をするなど、それぞれ課題や目標は違いますが、しっかりと自分を見つめ、学校生活や学習活動の中から次への課題を持ち、それに向かって実践できる子どもを育てていくことが大切であると考えています。
保護者の皆様、地域の皆様には、これまでも深い御理解と温かい御協力をいただいておりますが、来る平成26年におきましても、千葉市の子どもたちのためにこれまで以上の御支援を賜りますようお願いいたします。

子どもたちへ

私は、夏休み前、みなさんに「自分なりの夢の富士山頂上」にチャレンジしましょう、と呼びかけました。そしてその後、陸上大会や音楽発表会などのイベントや、いくつかの学校を訪問して、みなさんが、自分なりの目あてと夢をしっかりと持ち、それに向かって努力している姿や活躍している姿をたくさん拝見することができました。みなさんの力強い成長をとてもうれしく思いました。
今年の9月には2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催が決まりました。あと数日で平成26年が始まりますが、新年を迎えるにあたり、みなさんが、「自分なりの夢の金メダル」を目指して力強くスタートすることを期待しています。
冬休みは短い休みですが、この時期には、家庭や地域でいろいろな行事があり、みなさんもきっと楽しみにしていることでしょう。でも、自転車による交通事故などが増えていますから、交通ルールをしっかりと守るようにしましょう。また、インフルエンザなどで学級閉鎖になった学校もありますので、手洗いやうがいをきちんとして、インフルエンザや感染性胃腸炎（ノロウィルス）などにかからないように気をつけましょう。健康で安全な生活をし、有意義な冬休みにしてほしいと願っています。
1月6日に元気な顔のみなさんが学校に登校してくることを楽しみにしています。

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