千葉市の小中学生のみなさんへ～健康と安全に気を付けて、充実した夏休みをすごしましょう！～（2014年7月18日）

教育長の志村です。

台風が去ってから暑い日が続きます。今年は、例年になく集中した雨が多く、日本各地からの報道を通して、水の持つ力のすごさ、すさまじさに驚いたのではないのでしょうか。

さて、7月22日（火曜日）から、みなさんが楽しみにしている夏休みが始まります。普段はなかなかできない様々な体験を通して、楽しく充実した41日間をすごしてほしいと思います。

今年は、4年に一度のサッカーワールドカップが開催され、私も熱戦に声援を送りました。出場選手による熱戦もさることながら、何よりもうれしかったのは、試合後に応援席を掃除する日本のサポーターの話題でした。自分たちが応援していた場所をきちんと掃除する姿は、他の国の人からは不思議な目で見られたようでしたが、同時に、称賛の声もたくさんあがっていたとのことです。私たちはもちろんですが、実際におこなった人たちは、きっとすがすがしい気持ち、心地よさを感じていたことと思います。

みなさんの周りにも、朝早くから道路を掃除したりゴミを拾ったりしている方がいるでしょう。

また、みなさんの安全を守るセーフティウォッチや防犯パトロール活動など、ボランティア活動に取り組んでいる方もいるかと思います。そのような方々の目立たない活動が、私たちの社会を支えているのでしょうね。

夏休みは、家のお手伝いをしたりボランティア活動をしたりすることができるよい機会です。また、その中で、普段はあまりかかわりがない人とも、かかわりを持つことができるはずです。

そこで、夏休みのすごし方について、二つお願いをします。

その一つは、自治会・町内会や青少年育成委員会、子ども会の行事などの地域のイベントに、進んで参加してください。そうした活動が、きっとみなさんを大きく成長させるでしょう。

二つ目は、事故に気をつけて、安全で健康な夏休みをすごしてください。みなさんも、テレビや新聞等のニュースで知っていると思いますが、子どもたちが被害にあう事故や事件が多く発生しています。また、自転車に乗っていて事故にあったり事故を起こしてしまったりすることも多くなる時期です。

家の外に遊びに行く時の約束や、自転車の乗り方などについて、先生からのお話や防犯教室などで学んだことを思い出し、「自分の命を自分で守る」気持ちをしっかりと持って生活してほしいと思います。また、水の事故にも気をつけてくださいね！

みなさんが一段とたくましく成長し、9月1日に、元気に登校してくれることを楽しみにしています。

保護者・地域の皆様へ

日頃から、本市の教育活動にご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。

子どもたちは、7月22日から8月31日まで、41日間の夏休みに入ります。子どもたち一人一人が自分の目標や計画を持ち、家庭や地域で学習や体験を進め、自らを大きく成長させる絶好の機会です。

一方、子どもたちの活動範囲も広がることから、子どもたちが事故や事件に巻き込まれる可能性も高くなります。学校では、日頃より安全指導を行っておりますが、「地域の子どもは地域で守り、育てる」ために、保護者や地域の皆様方の温かな見守りをお願いいたします。

夏休み明けの9月1日には、千葉市のすべての子どもたちが、心身ともに一回り大きく成長し、元気で登校できることを願っております。ご支援とご協力をお願いいたします。

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