更新日:2017年3月1日

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卒業にあたって

 教育長の志村です。

 今年も卒業の季節がやってきました。

 平成28年度の卒業式。

 この3月には約17,500名の児童・生徒が、千葉市の小・中・特別支援学校そして高等学校のそれぞれの母校の門から新しい世界に巣立っていきます。

 卒業生はもとより、ご家族、地域の方々には、それぞれ思いは異なっていても、卒業を迎える晴れやかな気持ちは同じことだと思います。

 

 卒業という人生の大きな節目に、卒業する皆さんに2つの言葉を贈ります。

 

 その一つは、「人との出会いや別れを大切にしてほしい」ということです。

 私たちは、数多くのよき友、よき師と出会うことにより、自分の新たな可能性を広げることができ、成長していきます。人との出会いが、あなたの人生を大きく変えるきっかけになるかもしれません。しかし時には、成長する中で別れを告げなくてはならないこともあるでしょう。昔から、この出会いや別れを「一期一会」とも言いました。皆さんには多くの人との出会いや別れをくり返す中で、人間的に大きく成長してほしいと願っています。

 

 二つには、「感謝の気持ちを忘れずに!」ということです。

 私たちが無事にこの卒業という節目を迎えられたのは、簡単なことではありません。皆さんの努力を応援してくれ、支えてくださったたくさんの方々の「優しさ」があってのことです。これまでの自分を振り返り、自分に関わってくれたすべての人に感謝の気持ちを持つこと、そして心から「ありがとう!」という言葉で伝えること、それができた時「卒業」は皆さんにとって意味のある節目となることでしょう。

 なのはな

 卒業する皆さんの巣立ちを祝福し、今後のさらなる活躍を心より祈っています。

 卒業生の皆さん、本当に卒業おめでとう!

 輝く未来は、あなた達のものです!

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