千葉市トップページ > レッドブル・エアレース千葉 > ようこそ千葉市へ!
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この度、究極の3次元モータースポーツシリーズRed Bull Air Race World Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ) 2016を昨年に引き続き、私たちの街「千葉市」で開催できることを大変光栄に、そして嬉しく思っています。
千葉市は、日本における民間航空発祥の地であり、また、会場となる幕張海浜公園は東京湾に面した日本一の長さを誇る人工海浜の一角であることから、国内において、これ以上ふさわしい開催場所はないと感じています。
そして、平成28年(2016年)は、大治元年(1126年)に千葉常重が亥鼻付近に館を構え、都市としての千葉が誕生した千葉開府から890年という節目の年です。武士がその礎を築いたサムライの街・千葉市で、現代の空のサムライによる素晴らしいレースが繰り広げられることを期待しています。
また、会場では、地元関係者で組織された後援会と市の連携により、フードフェスティバルなどを実施し、ご来場の皆様をおもてなしいたします。
今回の開催を契機に、多くの皆さんに千葉市の魅力を知っていただくため、このページを作成しました。この機会に、ぜひ、千葉市のことを知ってください。そして、レース当日、千葉市でお目にかかれることを楽しみにしています。
平成28年5月30日
レッドブル・エアレース ジャパン実行委員会
大会名誉会長 熊谷俊人 千葉市長
千葉市は、日本における“民間航空発祥の地”です。
1912年(明治45年)5月、日本の航空のパイオニア、奈良原三次のアイデアにより、日本で初めての民間飛行場が、干潟を利用して市内の稲毛海岸に開設されました。自由に使える飛行場を手に入れた奈良原飛行団は、ここを本拠地に活動を開始します。この飛行場から最初に飛び立ったのは、白戸栄之助が操縦する奈良原式4号機“鳳号”(*)。この飛行機を一目見ようと、大人も子どもも海岸につめかけました。
彼らは、各地で飛行展示会を開催します。その影響により、当時唯一の民間飛行場だった稲毛海岸には、後進の民間飛行家たちが集まりました。独立した弟子たちも、伊藤音次郎が稲毛から民間初の帝都(東京)訪問飛行を行うなど、大活躍しました。
飛行機を平和的に活用する民間航空にゆかりの深い千葉市!そこを舞台に開催される、レッドブル・エアレース、お楽しみに!
(*)会場から海岸沿いに隣接する稲毛海浜公園内に稲毛民間航空記念館があり、復元された「鳳号」や当時の資料を展示しています。
▲奈良原式4号機「鳳」号復元機
▲奈良原式4号機“鳳号”
▲練習中の風景
エアレースの会場は、東京から電車で約30分と至便な、千葉市が誇る人工海浜「幕張の浜」に面した幕張海浜公園です。
千葉市には、日本一の総延長(4,320メートル)を誇る幕張の浜、検見川の浜、いなげの浜(*)の3つの人工海浜を中心とした魅力的な海辺があります。
この海辺は、白砂青松の景観や、富士山、東京スカイツリーを背景に東京湾を一望できる素晴らしいロケーションとなっています。
マリンスポーツなどの多様な屋外レジャーや、ロックフェスや花火大会など多くの野外イベントで賑わうアーバンリゾート「幕張海浜公園」は、世界中から注目されるエアレースの会場として最適です!
(*)モナコ公国のモンテカルロ・ラルポット海岸に次いで世界で2番目、国内初の人工海浜として1976年(昭和51年)に完成しました。
▲会場である「幕張海浜公園」
▲会場である幕張海浜公園で行われる花火大会
▲海越しの富士山
千葉市は、1126年(大治元年)に中世の名族「千葉氏」が、その本拠を千葉に移したときから今日の街の礎が築かれました。
その千葉氏の中興の祖といわれる千葉常胤公は、日本で武士(サムライ)が作った最初の政府(鎌倉幕府)の創設に当たり、兵を挙げた源頼朝を助け、鎌倉に本拠を構えることを進言するなど、有力な御家人として重要な役割を果たしました。
そう、千葉市は“サムライの街”なんです。
千葉氏の家紋は「月星紋(つきほしもん)」。北極星や北斗七星を神格化した妙見信仰から生まれたもので、ツキを呼び勝ち星を拾う縁起の良い家紋ともいわれています。
千葉常胤公は武士団を統率する巧さと、優秀な軍馬の育成によって力を伸ばした武将といわれています。
エアレースの飛行機は、現代の騎馬にも例えられます。千葉氏のツキを呼び勝ち星を拾う紋章が見守る会場で最高のレースを!
▲騎馬武者像
▲千葉介常胤(ちばのすけつねたね)像
▲千葉氏の紋章「月星紋」
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