そごう千葉店の9階にある、3フロア分の吹き抜けのある空間(滝の広場)において、区切られたギャラリースペースを設けるにあたり、半透明の布の壁を作る。
入り口を入ると、大きなミラーの壁があり、その裏へ回り込むことで作品に出会える。
半透明の布越しに大きなミラーがあることで、周囲の景色がデフューズされて映り込む不思議な存在となる。
普通の壁だと圧迫感があるが、ミラーにすることで、布越しにその先まで続く空間のように感じることができる。
作品壁の後ろ側に、ムービー用のモニターがあり、背後の滝が布越しに見える空間でムービーを鑑賞できる。
滝側からのアングル。
入場者以外の人々からも、半透明の布越しに映像がうっすら見えることで、「中で何をやっているんだろう?」という好奇心を煽ることができる。
模型写真のアングル基準で左の開口がエントランス。
ミラーの壁に沿って左手に進み、作品のある空間に入る。
その後、作品壁の裏側に周り、ムービー鑑賞をして、右側の開口から出る。
タイトルデザインは、入り口側のミラー面に施す。
布越しに見えるタイトルは幻想的。
作品のサイズのイメージは、約天地2000mm×幅2600mm程度。
真正面の目線に近いアングル。