更新日:2024年5月9日

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高齢者の交通安全

高齢者の交通死亡事故が増えています。
「今まで事故にあったことがないから大丈夫」
「いつも渡っているから、今日も大丈夫だろう」というのが、大きな落とし穴!
高齢歩行者の死亡事故は自宅付近での発生が多いです。
ここでは、交通事故防止のために皆様に知っておいていただきたい情報を紹介していますのでぜひご参考にしてください。

 高齢歩行者の事故が多発しています!(事故に遭わないための自衛策について)

千葉県警の発表では、令和6年5月1日時点での千葉県内交通事故による死者47名のうちの21名(44.68%)が65歳以上の高齢者であり、この21名のうち9名は道路横断中の事故となっています。

ご注意ください  こんなことが原因となって道路横断中の交通事故が起きています

  • 安全確認不十分(急いでいた/車は見えていたが間に合うと思った)
  • 左から来る車にひかれる(左から来る車は、遠くに見えても思った以上に早く近づいてきます)
  • 車線の多い道路を横断(道路の横断に時間がかかります)
  • 斜め横断(道路上の滞在時間が長くなります/接近してくる車の気づきが遅れて危険です)
  • 歩きスマホ等(わき見の原因となり周囲に対する注意力が散漫となります)
  • 早朝、夜間に横断歩道のない場所で道路を横断(運転者が歩行者を発見しにくい状況です)

人の歩く速さは一般に1秒間に約1.1m(時速4kmを換算)と言われており例えば道路幅が18mの道路を渡るには18秒程度、30mの道路では30秒程度の時間が必要となります。
これに対して、時速40キロで走る自動車は1秒間に約11.1m(時速60キロだと1秒間に16.6m)の速さで進みます。
自分では渡れる自信があったとしても、安全のため、横断歩道が設置されていない場所での道路横断はせずに、少し歩くことになったとしても横断歩道のある場所まで移動してから道路を渡るよう心がけてください。


道路横断中に左から来る車にひかれて亡くなる事故が増えています!

左から来る車は、遠くに見えても思った以上に早く近づいてきます。
道路を横断する際は、右側から来る車だけでなく、左から来る車にも十分注意してください。道路横断中は、残り半分が危険です。
横断歩道であっても一旦止まって左右の安全を確認しましょう。
また、ななめ横断は大変危険です。遠回りでも信号機や横断歩道のあるところを渡りましょう。

交差点では必ず安全確認を実施しましょう!

自転車(軽車両)は、自動車と同じ車両です。
曲がり角や見通しの悪い交差点での急な飛び出しは事故のもとです。
しっかり止まって安全を確認してから進みましょう!

明るい服装を心がけ、反射材やLEDライトを身につけましょう!

夕暮れや夜間は視界が悪くなります。
夕方からの外出は、明るい目立つ色(白色や黄色)の服を着たり、反射材等を身につけるなど、自分の存在をアピールしてください!

自転車走行中の急な進路変更や横断はやめましょう!

急な進路変更や横断は大変危険です!
走行中に進路を変更するときは、必ず後方等の確認をしましょう。

傘差し運転の禁止!

傘差し運転はバランスをくずしやすく危険で、法律でも禁じられています。
ルールを正しく守って自転車の安全利用をお願いします。

高齢者マークをつけましょう!

普通自動車を運転することができる免許を受けている、年齢が70歳以上の方は、高齢者マークを付けるようにしましょう。

交通安全講話

千葉市では、千葉県警の協力のもと、高齢者や社会人を対象とした「交通安全講話」を実施しています。

開催のご希望がありましたら、下記のリンク先ページをご覧いただき、お問い合わせをお願いします。

【交通安全講話のご案内】

このページの情報発信元

市民局市民自治推進部地域安全課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟8階

ファックス:043-245-5155

chiikianzen.CIC@city.chiba.lg.jp

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