更新日:2023年5月9日

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NEC盲導犬キャラバン特別イベント(事業結果報告はこちら)

NEC盲導犬キャラバン(外部サイトへリンク)は、視覚障がいのある方にやさしい社会環境づくりを目的として、2006年から公益財団法人日本盲導犬協会(外部サイトへリンク)NEC(外部サイトへリンク)が協働し、全国各地の小中学校で実施しているプログラムです。

障害者週間の初日である12月3日に千葉市子ども交流館で親子を対象とした「NEC盲導犬キャラバン特別イベント」が開催され、親子25組が参加し、視覚障がいや盲導犬に関するお話を聞いたり、視覚障がいのある方の立場に寄り添った疑似体験を行いました。
2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて社会的な関心が高まる中、イベントを通じて視覚障がいや盲導犬に関する理解を深めることができました。

イベントの様子

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視覚障がいや盲導犬に関するお話

日本盲導犬協会のスタッフの方、盲導犬ユーザーの方から視覚障がいや盲導犬に関するお話がありました。

 

 

視覚障がいに関するお話

視覚障がいのある方は、見え方に個人差があるものの、現在約30万人います。視覚障がいのある方とのコミュニケーションで重要となる”声かけ”、道に迷ったり方向がわからなくなったりしたときに周囲の方々にひと声かけてもらうといった少しの親切が大きな手助けとなります。

 

盲導犬に関するお話*こちら(外部サイトへリンク)(外部サイトへリンク)

盲導犬は、2017年3月31日現在で951頭の登録があるのに対して約3,000人の利用希望があります。盲導犬の育成費用の約90%は寄付金が充てられており、多くの方々からの温かいご支援が盲導犬と人とのつながりを支えています。
盲導犬がハーネスを付けているときは「仕事中」のサインです。ハーネスを付けている間は、触ったり、声を掛けたり、食べ物をあげたり、目を見ないようにしましょう。

 

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手引き歩行体験

障害物を避けながら着席するまでの誘導をしました。
視覚障がいのある方の手や肩を引っ張ることはせず、誘導者の肩につかまってもらったり、肘の上を握ってもらい誘導することが基本姿勢です。椅子に座るときには背もたれや座面に触れさせ形状を確認した上で座るようにします。
「体験することで視覚障がいのある方の苦労がわかりました。手助けの方法がわかったので今後に生かしたいと思います。」という参加者の声もありました。

 

白杖歩行体験

白杖を使って障害物を避けながらゴールまで進みました。
白杖で障害物に触れながら慎重にルートを探しますが、ルートが見つからない参加者やまっすぐ歩けずにコースアウトする参加者も見られました。
実際は少しの距離でしたが、とても長い距離に感じられました。

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クロックポジション

卓上のコップやお皿の位置を時計の文字盤に例えて示す方法です。例えば「6時の位置に箸、4時の位置に茶碗」と説明します。説明を受ける側の方は、大きさや感触を頼りに相手が指示する位置にひとつずつ皿を置くことに苦労しました。対面していると時計が逆さになるため、説明する側も苦労しました。

 

盲導犬PR犬との歩行体験

NECの顔認識技術を使った笑顔パワーゲームで高得点を獲得した参加者3名が盲導犬PR犬との歩行を体験しました。

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点字をさわってみよう!

食品などに点字表記があるのをご存知でしたか?
公共施設や大規模店舗のエレベーターなど、皆さんの身近なところに点字表記は多く存在します。

 

白内障疑似体験ゴーグルをつけて見比べてみよう!

どちらが見やすいでしょうか?
色そのものや色の組み合わせによって見やすさに違いがあることがわかりました。

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事業結果報告等

事業結果報告書(様式第6号)(PDF:97KB)
開催報告(エグゼクティブ・サマリー:NEC作成)(PDF:2,978KB)

このページの情報発信元

市民局市民自治推進部市民自治推進課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟8階

ファックス:043-245-5665

jichi.CIC@city.chiba.lg.jp

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