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更新日:2023年3月23日

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【市長と語ろう会】主な意見交換の要旨(稲毛区役所)

日時:2021年11月20日(土曜日)16時00分~17時00分

場所:稲毛区役所

テーマ:「誰もが安心と豊かさを感じられる千葉市へ」(PDF:5,300KB)

参加者:16人

稲毛1稲毛2

不登校児童・生徒への対策について

(参加者)
いじめにより不登校になった子どもがいる中、その原因となったいじめる側の子どものへの対策が不透明である。いじめる側といじめられる側は、どちらの精神状態が異常なのかという研究では、いじめる側の方が異常であるという結論が出ている。そのため、アメリカなどでは主にいじめる側へのカウンセリングなどに取組むことが基本となっているようだが、市ではどのような対策をしているのか。
(市長)
この問題は、いじめられる側へのケアだけでは解決しないと思っており、教育現場では双方の意見を把握して対応している。学校だけで解決できない事案は、専門的知識を持つ第三者の方に指導してもらいながら対応している。また、心のケアについては、教育センターなどの機関で対応しており、いじめている側、いじめられる側の双方に適切な支援ができる体制をとっていきたい。

無電柱化について

(参加者)
千葉市はもっと無電柱化を進めるべきだ。日本は諸外国に比べて遅れている。京都の先斗町では、無電柱化により観光客が増えている。また、無電柱化は災害にも強いと思うので、ライフラインの整備を含めて全体で進めてほしい。
(市長)
本市では、災害時に電柱が倒れると緊急車両が通れなくなるため、医療機関へ通ずる道路など、命に係わる度合いの高い道路について先行して無電柱化を進めている。ただし、すべてを無電柱化にするには多額の費用と時間がかかるため、他のライフラインと一緒に優先順位をつけて進めていきたい。

津波時の避難について

(参加者)
美浜区は埋め立て地であることから、災害時にどの程度の規模の津波が来るのかを知りたい。また、津波がきた際の対処方法を教えて欲しい。
(市長)
千葉市への津波は千葉市地震・風水害ハザードマップで被害想定を公開しており、早めに高台へ逃げていただくことを基本としている。また、一時的に避難を行う津波避難ビルの指定を進めているが、皆さんが避難先として民間の高層マンション等を活用していく場合は、所有者等と個別に交渉していただきたい。なお、高潮に関しては、現在、千葉県が高潮想定を検討中であり、これを受けて市でも検討を進めていく。

道路対策について

(参加者)
市の道路には様々な課題がある。例えば、歩道を切り下げることにより段差ができて危ないとか、歩道と自転車道路が混在しているなどである。
(市長)
道路整備に合わせて、歩車分離や自転車道路の対策をしっかり進めていきたい。

マンホールトイレについて

(参加者)
マンホールトイレの整備が進んでいるが、整備するからには行政が積極的に使用方法の訓練を推進すべきだ。
(市長)
事前訓練しておかないと災害時にトイレを使用できないことから、毎年の防災訓練の中でどのように取り組んでいくのかを検討していきたい。

大学との連携について

(参加者)
市内大学との連携協定が進んでいるようだが、市民向けに具体的な連携事例を示してほしい。
(市長)
現状、大学の優れた知見をいただくことが主なものになっているので、広く市民にお知らせする機会が少ない。しかし、次の活動につなげていくためにも大学との連携内容を市民に知っていただき、応援してもらえるようにしていきたい。

シニアリーダーについて

(参加者)
今後、シニアリーダー事業は継続していくのか。継続するのであれば、市長自らの言葉でそれを発信してほしい。
(市長)
私は以前、シニアリーダー事業に参加して深く感銘を受けた。この事業は大切だと思っており、市民の健康づくりは市の施策の基本だと思っている。今後も、意識的にこの事業の大切さを発信していきたい。

高齢者施設の整備について

(参加者)
千葉市の高齢者施設の整備は、どこまで進んでいるのか。
(市長)
特別養護老人ホームは、まだ、絶対数が足りないと考えていることから、今期の計画においても、需要をみながら1年に複数の施設を整備していく予定である。

コロナウイルスの飲み薬について

(参加者)
千葉市で新型コロナウイルスの飲み薬が処方されるのは、いつ頃からなのか。
(市長)
市では、新しい飲み薬の詳細情報を持っていないのでお答えできないが、千葉市は関東圏の100万人都市なので、こういった治療薬が出た場合には、充分に活用できることになっている。千葉市にだけ来ないとか、極端に遅れることはない。今後、実施する三回目のワクチンのことも含め、市の考え方をしっかりと国へ伝えていく。

AEDについて

(参加者)
千葉市のAEDマップを調べたら、施設がなくなっていたり、AEDを使うことができなくなっている施設があった。
(市長)
至急確認しマップを更新するよう指示する。

弁論大会について

(参加者)
市長が掲げるビジョンに「文化芸術の支援」がある。かつて市内では弁論大会が行われていたが、何らかの理由により今は実施されていない。今は活躍の場がないので、もう一度弁論大会の復活を望む。
(市長)
弁論大会をどういった形で開催するのがよいのか、市としてどのように関わっていくべきかを考えていきたい。

まちづくりについて

(参加者)
在住人口や交流人口を増やしていくため、千葉市が他自治体より優れていることや特徴を聞きたい。また、開かれたまちづくりのため、積極的な市民参加を進めてほしい。
(市長)
千葉市の素晴らしいところは、都市機能があって、自然の豊かさを感じられるところだと思う。コロナ禍で人々のライフスタイルが変わってきたが、新たなライフスタイルを実現できるまちだと思う。現在は、都内からの移住者が増加しており、職住近接の暮らしを選ぶ方が増えている。また、今後は川を活かしたまちづくりを進めていきたいと考えている。
しかし、市民参加のまちづくりの現状としては、住民・NPO・学生などが行っている活動に入り込み、仲介していくような働きを、市としては充分にできていないと感じる。そんな中、区地域振興課の役割はとても大事だと思っており、地域の方々を結び付けて、より一層、地域を活性化していかなければいけない。そのため、どの職員が携わっても継続していけるように仕事の進め方などを整理して、区役所に求められる役割を職員間で共有していきたい。

モノレールについて

(参加者)
交通インフラ活性化のために、千葉都市モノレールの延伸を進めてほしい。
(市長)
現状の考え方は、延伸のメリットもあるが、費用便益比からの検証結果やモノレール会社の経営に対する影響を踏まえ、延伸はしない。延伸しないことにより、現状のバス路線での対応となることから、走行環境や利用者の待合環境、さらには乗り継ぎ等利便性の改善について検討する。

このページの情報発信元

市民局市民自治推進部広報広聴課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟8階

kohokocho.CIC@city.chiba.lg.jp

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