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更新日:2023年3月23日

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【市長と語ろう会】主な意見交換の要旨(美浜区役所)

日時:2021年6月26日(土曜日)16時00分~17時00分
場所:美浜区役所
テーマ:「これからの千葉市のまちづくり~2021年度の主な取組み」
参加者:16人

美浜01美浜02

体育館について

(参加者)
美浜区は、スポーツ施設では、体育館が少ない。高州のプールの体育館も新しくなったが、非常に使い辛い。
また、場所取りが1時間並ばないと取れない。美浜区は文化やスポーツに力を入れてもらいたい。
(市長)
美浜区は埋め立てで造成された地区なので、それが原因かもしれないが、公共施設の種類や数が、他の区に比べて少ないということは認識しており、市民がスポーツ活動を出来るように、区ごとに現状を見ながら改善していかなければいけないと思ってる。
場所取りについては、やり方を工夫してほしいということだが、担当部署に話をして、並ばなくてもいいように、受付の仕方について工夫ができるのか検討する。

コロナワクチン接種について

(参加者)
コロナワクチン接種を早く行ってほしい。10月末までに全部やるというぐらいの目標で接種率を上げてほしい。接種会場数も少なすぎる。
(市長)
本市は集団接種というよりも、個別接種に力をいれてやっており、逆に集団接種が少ないのではないかと言われている状況である。両方とも、広げていかなければいけないと思っており、特に個別接種については、かかりつけの患者だけしか見ないという医療機関が多く、そもそも、病院にかかっていない人も多いので、区別なく接種を受けさせて欲しいと医師会に話している。
土日に接種できるところも増やしていかなければいけないと思っており、特に仕事をしている年代が多くなってきているので、各区に土日に接種できる体制づくりを医師会と協議している。
ワクチンの供給のスピードが落ちており、国へは供給をしてもらえるように強く要望している状況である。
65歳以上の方と64歳以下の方は生活が違うので、今の体制だけではなく、集団接種も日数を増やし、時間を増やすなど、医療機関には、土日も接種してもらえるように、割増金という形を組み合わせながら接種体制を強化していく。
今週一週間では約5万4千回接種できる体制になってきているが、秋には終わらせるようにしたいと思っている。

市外大学での研究への支援について

(参加者)
大学でスポーツ健康を学んでおり、千葉市在住だが、大学は市外である。将来は千葉市の健康づくりに興味を持っているが、研究を進めている中で、大学は千葉市外ということで、千葉市で研究をしたいという時に、対象エリアが違うということで、フィールドワークをさせてもらえないことや助成金等をもらえないということがある。市を超えた協力体制をしてほしい。
(市長)
どのような分野で、どのような協力をしてほしいかを教えてもらうと、こちらも動きやすい。どこの大学でも連携を組んでいこうと思っている。

千葉市の産業について

(参加者)
千葉市が稼ぐ力を高めることが必要だと思う。事例として、ファンドを組成して幕張にドームの新球場とショッピングセンターをつくって、市が管理をして市の収益にする。
また、東京からの人口を増やすことを積極的に行い、家賃を安くすることや、産業団地をつくって、東京からの中小企業を呼ぶ。これも家賃を安くする。千葉市が稼ぐ力をつけていかないと貧乏な市のままになってしまう。
(市長)
産業用地は足りない状況ではあるが、本市は10年間企業立地に力をいれており、市税収入や、雇用も増えている。企業立地を進めていくための産業用地を確保していきたい。全てを役所で行ってしまうと、塩漬けリスクもある。本市のような場所は下水や団地内の道路部分については、市が補助をして、民間企業が開発するかたちでないと採算が取れない。千葉市の立地は強化してるので、ニーズに答えられるような都市経営をしていかなければと思っている。
東京からの人を増やすことは、本市は移住政策をとっていなかったので、今後は人の流れを上手く取り込んで、千葉市を新しく住まう場所として選んでもらう取り組みをしていこうと思っている。ファンドの組成とドームだが、ZOZOマリンスタジアムの老朽化が進んでおり、大規模改修をやるのか、違う場所に作るのか、検討しないといけないと思ってる。地域全体で、どこまで、民間の方に参加してもらい、エリア全体での収益を上げていくのかという発想がないと、市民球場としても出来なくなってしまう。単にスタジアムを改修するのではなく、地域全体でどうやって、収益を上げていくのか、経済活力を沸かせていくのかという観点を持って進めていく。

稲毛海浜公園の管理について

(参加者)
稲毛海浜公園のトイレやゴミの問題について。トイレは屋根が抜けて、使えない等、状況が悪い。ごみ箱は、今はコロナなので使えないようにしているが、その前は、爆弾騒ぎで15年くらいゴミ箱が使えない状態だ。環境が重要だと言っているのに、ごみ箱が使えない状態というのはどうなのだろうか。
(市長)
稲毛海浜公園のごみ箱については、黒いビニールで覆われているので確認をしたら、コロナが流行したときに、ごみを回収することで感染が広まるのではないかということで閉じたと聞いた。今では対策をすれば問題ないので、改善していきたい。多くの人を迎える場所のトイレの印象というのは、その街の印象になるので改修を進めている。
都市公園の良さというものを、感じてもらえるために、単に植栽の管理をしているだけではなく、民間の方が管理をして、コストを抑えつつ、一定の民間のサービスを提供することで、価値のある都市公園にしていきたいと思っており、時間がかかるが改善をしていく。
(参加者)
トイレが使えないなら修理して、いつから使えるようになるかの説明がなく、住民に対しての親切心がない。半年間ほったらかしで公園を管理している人はそういう状況を知っているはずだ。
(市長)
市役所が見る分と事業者が見る分とで、少しはざまがある。ルールをしっかり決めてどちらの責任で、どちらのお金でやるのか決めていく。

公園について

(参加者)

公園について、そこで一日楽しめるような、ワクワク感とか、そういうことに欠けるのではないか。子供を連れて遊びに行く、美味しいものを食べて色々な遊びをする、総合的な部分で、もう少しワクワク感が欲しいので、民間とのジョイントを考えてほしい。いかにも行政が作った公園という面白味のなさが出ている。もっと楽しめる環境があればと思う。

(市長)
長く市の関係の財団で運営を行っていたが、確かにごみ回収と植栽管理が中心で、楽しみより、見せる公園になっていたと思う。これは日本の都市公園全般がそんな形で進んできたが、もう少し民間の協力をもらい、様々なサービスを提供して公園の価値を高めることができないかと考えている。
今、千葉市で比較的大きな公園で滞在時間が長いところについて、民間の方にサウンディング調査(対話型市場調査)をしている。ある程度、採算ベースに乗るところしか回答をもらえないが、民間を入れて公園を管理していき、新しいサービスを入れていくという取り組みを進めている。
稲毛海浜公園は、グランピング施設がオープンし、関心は高まってるので、ある程度プロモーションができる時期になれば、注目をあびると期待をしており、新しい都市公園のモデルケースにしていきたい。

公園の日陰について

(参加者)

子供が生まれてから近所の小さい公園に出向くようになり、日陰が少ないことに気付いた。暑い日が続くので、少しでも休めるところがないと子供が遊びづらいと思う。

(市長)

市内の公園の確認から始めたい。

要支援者への対応について

(市長)
要支援者の名簿が自治会長宛てに来ている。各自治会で実際の災害の時にどのように要支援者を助け避難させるのか。その先は自治会にすべてお任せということか。

(参加者)
要支援者をどう避難させていくのかを自治会に丸投げではないか、という指摘だが、それでは自治会の方に負担が大きすぎるので、その要支援者をどう円滑に支援していくのか。地域のどんな方が支援するのか。ということをモデルケースで検証し、計画をつくっていきたいと思う。災害の時には計画がないと動けないので、一定の状況を想定することが大事になってくる。
今回モデルケースで進めていくが、この進め方が、想定したかたちにならなかった場合は確認をして直していかなければいけないと思っている。
自治会任せではなく地域の方と力を合わせて作っていこうと考えている。
(参加者)
個人情報も入っていてるので、難しいと思う。自治会では高齢化で役員のなり手がいないなど、自治会自体も活性化していない。自治会から抜けないように市からも協力してほしい。
(市長)
自治会活動の活性化については、様々なところで意見を聞いている。地域に合った取り組みをどう進めていくのか、区役所、市役所も含めて、考えていかなければいけない課題だと思っている。
個人情報については、個人情報だから何もできないというような風潮が一部にあるが、本人が良ければある程度の活用はできる。個人情報と言ったとたんにもういいという雰囲気が出てしまっているので、正しい個人情報の理解というものを一方で進めていかなければいけないと考えている。

まちづくりの援助について

(参加者)
誰一人取り残さないセーフティーネットの構築により、色々な形で市のサポートを受けられるということだが、そこに全て頼るようには作れないのか。全国で行われている取り組みの中では、町の人たちが自分たちで各世代が交流できるような仕組みを作り、居場所をつくるような取り組みがされているが、自分たちの住んでいる町を自分たちで盛り上げる活動をしなければならないので、それを市の方で、援助したり、指導したりする部署があればと考えている。
(市長)
市役所だけではできることは限られている。よく、自助、共助、公助と言うが、地域で取り組んでいることを市が援助するという形で、地元の取り組みを加速させていき、つながりを広げていくことができれば、市役所との協働した町づくりになっていくと思う。

このページの情報発信元

総合政策局市長公室広報広聴課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階

kohokocho.POM@city.chiba.lg.jp

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