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更新日:2023年3月23日

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【市長と語ろう会】主な意見交換の要旨(緑区役所)

日時:2021年7月17日(土曜日)16時00分~17時00分
場所:緑区役所
テーマ:「これからの千葉市のまちづくり~2021年度の主な取組み」
参加者:24人

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鎌取駅周辺の混雑について

(参加者)
鎌取駅周辺が混雑している。特に北口。手狭になっているので拡張してほしい。
(市長)
鎌取地区の人口が増えていること、駅周辺が混雑していることは市でも認識している。すぐ対応するとは言えないが、検討する際の参考にする。

土砂崩れの検査について

(参加者)
熱海での土砂崩れをうけて、国では土砂崩れしそうな箇所の実地検査を指示しているようだが、市内では検査は行っているのか。
(市長)
土砂災害(特別)警戒区域は、県が見直しを行っており、地図に落とし込む作業は終わっているとのことで、危険な可能性がある場所は明らかになっている。今回の熱海の事例は、自然災害というよりも、盛り土が崩壊したということで、盛り土が適切に行われているのかについて検討していかなければならないと思っている。これらは、国からの通知を踏まえ、市内のどこの地区で力を入れていかなければいけないのかを洗い出しを行っている。

男女共同参画について

(参加者)
女性の働き方や男女共同の考え方が疎かになっていると感じる。20~30年後を見据えて考えてほしい。
(市長)
千葉市役所も市内の大きな事業所のひとつなので、女性の働き方は少しずつ改善されている。市役所がしっかり機能していくためには、女性の特性を活かした取り組みをしていかなければならないと思っている。今後も将来を見据えてしっかり取組んでいく。

災害時の避難について

(参加者)
私が住む町も一昨年の台風で大変な影響があったが、市では在宅避難についてどのように考えているのか。また、被害にあった方が応急的に入ることができる公営住宅や民間賃貸住宅の確保などができているのかを伺いたい。
(市長)
指定避難所に集まるだけでは難しいため、分散避難という考え方で進めている。避難所に加えて自治会の集会所が使えないか、あるいは自宅に留まった方が安全な場合もあるので、様々なことを検討している。また、必要な方に必要な支援物資が届けられるように体制を整備していきたいと考えている。

子ども医療費について

(参加者)
横浜市では子ども医療費が所得によっては無料だが、千葉市では医療費の自己負担が上がった。横浜市に倣い、子ども医療費を無料にしてほしい。
(市長)
現在、薬局の調剤費の一部を原資に加え、子育て・教育施策をさらに幅広く進めていることから、ご理解いただきたい。
ただし、月に何回も自己負担している方もいるので、例えば、月の上限を設けるなどを考えていかなければいけないと考えている。子ども医療費に関しては、県の制度を活用して実施しているため、県に対して要望を続けていきたい。

生産年齢人口の減少について

(参加者)
生産年齢人口が減っていることへの対策はどのように取り組むのか。
(市長)
生産年齢人口の充実については、これからどういった事業を進めていくべきか、いくつか議論があるが、これからしっかりと検討していく。

ふるさと納税について

(参加者)
ふるさと納税に関する支出は、具体的にどういったものに使われるのか。
(市長)
この取組みにより2億円を集めることを目標にしており、基本的に自由に使えるお金を増やしていくための経費となる。
本市ならではの返礼品を用意して、他自治体並みに実施するもので、詳細としては、返礼品の代金やふるさと納税サイトに掲載するための経費となるが、出来高払いとなっていることから必ずしも計上した予算を全て使うわけではない。

県民の日について

(参加者)
千葉市の小・中学校は、6月15日は休みではない。このため、子どもたちは「県民の日」を知らない。これでよいのか。県民の日の催しなどにも参加できない。
(市長)
本市では、政令市になった日を「市民の日」にしており、県民の日も大事だが、現在は、こちらの日を大切にしている。様々な考えがあると思うが、ひとつの意見として受けとめさせてもらう。

小中学生のパラリンピック観戦について

(参加者)
小学5・6年生と中学1年生が、パラリンピックを観戦することになっているが、このような状況のなか、現地での観戦を必須にしないでほしい。
(市長)
オリンピック観戦プログラムは無観客に決定し、パラリンピック観戦プログラムは決定が先送りになっている。私は、パラリンピック観戦は教育的効果が高いと考えており、様々な対策を施し、さらに厳しい基準をクリアできるのであれば実施したいと思っている。
ただし、パラリンピックだけ特別な基準で実施することはやめてほしいと伝えており、今後の感染状況を踏まえて判断したいと思っている。

椎名公民館について

(参加者)
2019年に発生した崖崩れで、椎名公民館は休館中だが早期の復旧を望む。崖崩れの翌年には調査が行われ、今年、崖崩れの工事が終わり、これで公民館は使えると思っていたが、所管課から急遽、方向性について検討するため、1年間は使用できないと言われた。そのためすぐ目の前にあるこどもルームを貸してほしいと所管課に相談したが、所管課からは今年の5月に土砂災害警戒区域に指定され、安全性の確認をしているため、使えないとの回答。これでは何のために崖崩れの工事を行ったのか疑問が残る。
この他、公民館が使えなくなったので、近くの避難所に行ってくれと言われたが、古市場体育館の指定避難所の人員は920人だが、計算すると500人しか入ることができない。この計算式は所管課に確認したものだが、この計算式も何とかしてほしい。
(市長)
椎名公民館の利用を、今後どのように考えるかについては、短期的にどうするか、中・長期的にどうするかを分けて考える必要がある。
また、避難所としての使い方と、平常時の公民館としての使い方を分けて考えたいと思っている。現在、近隣の代替施設を検討しているが、地域の公民館機能としては早期に復旧させる必要があると思っている。災害が発生しそうになった時は閉鎖する、そうでないときは引き続き利用してもらうことは出来そうなので、建物裏には工作物を立てて、土砂崩れの危険性を低くする対応も図る。
避難所としては、代替の場所が不十分であるとのご意見をもらったので、どういった形で避難してもらうことが良いのかを検討したい。将来的にどうするのかを検討するにあたり、建物の耐用年数があと5年となるので、今の建物を使い続けることはできないと思っている。土砂災害警戒地区が新しく設けられたことで、このようなことになっているので、近くに新たに設けるかなどを含め、様々なことを検討し、全体で整理をして答えを出していきたい。
(参加者)
椎名公民館の現状を町民は知らされていないので、もう少し情報を早めに町民にお知らせしてほしい
(市長)
現在、庁内で検討を進めている状況なので、もう少し整理できた段階で広く周知していこうと考えている。

椎名地区の交通について

(参加者)
椎名地区は交通が不便であり、特に高齢者などが困っている。そこで、巡回バスのようなものを走らせてほしい。

(市長)
市内でも公共交通が不便な地域が複数あるため、既存の交通機関だけではなく新しい仕組みも検討していかなければならないと考えている。若葉区の一部の地区では、グリーンスローモビリティ(ゴルフカートのような乗り物)を実証実験として走らせた。どのような形が良いかを、今後、検討していきたい。

外国人の子どもや生活保護世帯への学習支援について

(参加者)
外国人の子どもに学習支援をしているのだが、市はモンゴルの子どもへの支援をしてくれない。もう少し、幅広く支援してほしい。また、生活保護世帯の子どもの学習支援を広げてほしい。
(市長)
特に厳しい状況にある子どもたちへの支援において、現在の制度で不十分な点については、改善していきたいと思っている。外国人の子どもへの学習支援は、現状、志のある方々に担ってもらっているが、本市ではこの度、夜間中学の設置を決定した。そこでは、市内の日本語教育を望まれる外国人も通うことができ、このことで、環境が改善されていくと考えている。
また、生活保護受給世帯への学習支援については、そもそも市の取組みが十分に伝わっていないことが懸念されるので、広く周知に努め、学習支援を活用してもらいたいと思っている。

このページの情報発信元

総合政策局市長公室広報広聴課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階

kohokocho.POM@city.chiba.lg.jp

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