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更新日:2022年11月11日

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【市長と語ろう会(地域団体向け)】主な意見交換の要旨(松ケ丘中学校地区地域運営委員会)

開催団体:松ケ丘中学校地区地域運営委員会
開催日時:2022年7月2日(土曜日)16時00分~17時00分
開催場所:松ケ丘中学校
テーマ:「こどもを産み育てたい こどもがここで育ちたいと思うまち」

こどもを産み育てたい こどもがここで育ちたいと思うまち

松ケ丘中学校地区地域運営委員会写真

子育て支援の強化について

(参加者)
不登校児が通う「ライトポート」は、送迎が困難な子が多い。そこで、土日も夜間もやっている児童家庭支援センターの強化のため、職員を増やしてほしい。また、子どもが児童相談所から戻ってきたばかりでまだリスクの高い家庭が、ショートステイの利用を希望しても、職員不足のため受け入れてもらえない現状があるので、子育て支援短期支援事業も強化してほしい。
(市長)
今までは、児童相談所での対応が多かったが、関係機関と連携していくためには、市の係り方は重要である。今後についての対応が必要であれば、お聞かせ願いたい。

子育て支援事業について

(参加者)
子どもが多ければ、多いほどお金はかかるので、子育て支援事業は所得制限なく、子ども一人ひとりに同じ支援が受けられるようにしてほしい。
(市長)
子ども一人ひとりに差をつけず同じように支援することは大切である。市では、第三子以降の給食費は、所得制限なしで対応している。現在、物価高騰に伴い、給食費の物価高騰分は転嫁せず全額分を市が負担する。市で対策を講じることができるところは、対応していく。
また、昨年度、国の子育て支援給付金については、所得制限があった。他市では、独自に所得制限なく給付をしているところもあったが、千葉市は、所得制限がかかる家庭の割合が高く、市単独では上乗せする額が膨大であったことから対応できなかったが、その財源相当は、市全体の子育て事業へ活用していきたい。

校内への防犯カメラ設置と駐輪場での喫煙について

(参加者)
松ケ丘小学校に不審者が入り、こどもと接触した事案があった。防犯カメラの設置を依頼したが、順番待ちということだった。こどもの安心・安全のために早期対応してほしい。
また、蘇我駐輪場で喫煙をしている人が多い。喫煙禁止区域(過料エリア)に入ってないのかもしれないが、危険であり他の利用者が困っているので、対応してほしい。
(市長)
防犯カメラ設置は、早期対応を検討していく。
路上喫煙については、取締り地区過料以外においても巡視員が指導活動を行っているため、引き続き、取締り地区及びどの周辺での路上喫煙対策を強化していく。また、当該場所について巡視員に巡回するよう伝える。

子ども医療費の負担について

(参加者)
子ども医療費の調剤費負担について、こどもの数が多かったり、持病があったりすると負担が大きい。
(市長)
調剤費負担については、子育て施策を幅広く強化するために活用している。ただし、持病などがあり、頻回利用をされている方に向けて上限設定を行うかどうかは検討している。子どもの医療費への財源確保に向けては、県へも要望を伝えていく。

教師の負担について

(参加者)
小学校と特別支援学級でボランティアをしているが、教師への負担が大きいと感じる。
学力に差がある子がいる場合、その子への学力と精神的なフォローを教師が行っている。クラスに教師以外の支援員を配置することが必要と考える。
(市長)
教師の多忙化への対応として、市が単独で支援員を配置している。ただし、まだ教育現場に見合った対応ができておらず、抜本的改革に向けて、国に動いてもらう必要があるため、引き続き訴えていく。また、デジタル教科書を活用していく面でも、支援員は大切である。さらに教師の働き方改革として、「部活動」の在り方が課題であるため関係団体等と連携していきながら、改善していきたい。
教師には、こどもと向き合うことに注力してもらうために、支援員や民間事業者、PTAと連携しながら役割分担をし、組織として教育現場を支えていきたい。

こどもの視力支援について

(参加者)
現在、小児用弱視等の治療用メガネは9歳未満まで保険給付分が払い戻されるが、斜視などの場合は、一生眼鏡が手放せない状況である。成長段階のこどもは、眼鏡のサイズの変更頻度が多く、壊しやすい。貧困の場合、目の成長に合わせた眼鏡に変えられない場合もある。
こどものネット、SNS、ゲーム利用やギガタブ活用がされている中で、視力低下に対する予防策や補助を強化してほしい。
(市長)
こどもの視力への支援については、他市の方向性なども調べながら今後の参考とさせていただきたい。

学校現場での個人情報保護の周知とお金の教育について

(参加者)
学校の情報などを扱う中で、その知識を正しく持っていない人がいる。個人情報保護について、教師だけでなくPTAや保護者に対しても指導してほしい。また、SNSを活用しているこども達のネットリテラシーを高めてほしい。
また、こどもへのお金の教育は必要なので、その教育が身近にあってほしい。
(市長)
教育現場での個人情報保護に対する教育は、現状を含めて検討する。
こどものネットリテラシーは学校教育で始めている。こどもに実害がでないように教育していきたい。
学校現場で、お金の教育を行うのは限界がある。学校外教育としては、小中学生を対象として、千葉大学などと行っている西千葉こども起業塾などがある。意見として受けとめる。

このページの情報発信元

総合政策局市長公室広報広聴課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階

kohokocho.POM@city.chiba.lg.jp

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