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更新日:2023年5月31日

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2022年度市長と語ろう会(オンライン)開催結果

市長と語ろう会(オンライン)の開催結果を掲載しています。

下期開催結果(12月17日開催)

上期開催結果(5月14日開催)

下期開催結果

日時:2022年12月17日(土曜日)11時00分~12時00分

テーマ:「みんなでつくる快・適なまち!千葉市がめざすスマートシティ」

テーマ資料(PDF:82,993KB)

参加者:27人

オンライン写真1オンライン写真2

※主な意見交換の内容については、開催時点のものであり、発言の内容と現況が変更している場合があります。

主な意見交換

障害者への対策について

(参加者)
障害者へのスマートシティ施策は、どのようなものがあるのか。
(市長)
視覚障害者団体が、会員向けにスマートフォン講座を実施している。スマートシティの取組みは、市民全員にICTを活用してほしいということではなく、ICTを利用できない方には窓口対応を手厚くするなど、重点的に市職員の人的資源を充てられるようにしていくことも、スマートシティの効果のひとつである。障害がある方は個々に状況が異なるので、これまでの対応も組み合わせつつ、その方に合った行政サービスを提供していきたい。

救急医療について

(参加者)
夜中に救急車を要請したところ、自家用車でくることは可能かと聞かれた。救急医療が逼迫していることは承知しているが、今後の医療体制についてどのように考えているのか。
(市長)
新型コロナウイルス感染症による救急搬送が増えている影響で、時間帯によっては救急車が出払っていることがある。病院の受け入れには限りがあるほか、調整に時間が掛かることは理解してほしい。市では往診事業なども行っているが、皆さんには救急車の適正利用や、新型コロナウイルス感染のセルフチェックなどのご協力をお願いしたい。また現在、県と市が共同でオンライン診療のシステムを運行しているので、これらを利用していただけるよう周知に努める。

情報発信について

(参加者)
市政情報を幅広い層へ情報発信するための手法は、どのように考えているのか。
(市長)
現在のコロナ禍で、短期間で多くの方に情報発信することの難しさを実感している。現状、市ではSNSなどを活用して情報発信しているが、それだけでは充分ではないないので、紙によるアナログ的な手法も組み合わせつつ周知していく。また、各種メディアへも分かりやすく情報提供して、取り上げてもらえるように努める。

地域での取組みについて

(参加者)
私は消防士をしているが、消防士の中には、例えば農業をやってみたいと思っている方や、地域で何か取組みをしたいと思っている方が多い。このように、見えないニーズを活用していけるような取組みを進めてほしい。
(市長)
地域活動への参加はとても大切であり、私は職員に対して「1人2役を担ってほしい」と話をしている。1つは仕事であり、もう1つは仕事以外で活躍する場ということだが、具体的には、地域活動やPTA活動、子どもにスポーツを教える活動などの取組みをしていくことが、地域を支えていく力になる。

市民等からの提案について

(参加者)
スマートシティが進むことは歓迎である。気になるのは、市民からのフィードバックを吸い上げる方法であり、現状、市民からのフィードバックは、WEBアンケートしか知らない。また、企業側から市に提案できる方法も聞きたい。
(市長)
市政への意見・提案は、「市長への手紙」や「市政出前講座」を活用していただきたい。市長への手紙の中には、業務改善のヒントが多く含まれていると思っているので、意見を寄せてほしい。また、企業からの提案は、協働事業提案制度があり、担当部署で承っているので、活用してほしい。

オンライン申請のプラットフォームについて

(参加者)
オンライン申請のプラットフォームは、市が開発したものなのか?例えば、市民からのフィードバックに基づいた改善をする場合、市が開発したものでなければ、改善案を反映させづらいのではないかと思う。
(市長)
現在、市では「ちば電子申請サービス」を使ったオンライン申請を受け付けているが、このサービスは県が開発したものである。現状、使い勝手が良くないとの指摘もあり、改善の余地があると思っている。次期は、市がプラットフォームを開発したものを使っていくのか、県に改善要望を出して今まで通り、使い続けるのかを検討している。どこが開発したものであっても、利用者の使い勝手が良いものでなければならない。

行政手続きについて

(参加者)
地元で住居表示の整備が始まった。市が職権で行ってくれるものもあるが、それ以外は自分で手続きが必要なため、高齢者は大変苦労する。行政手続きのシステム化の根本は国が検討すべきだが、何か対策をしてほしい。まずは、人的な支援として行政書士と連携した取組みを行うことなどはできないか。
(市長)
日本の行政手続きは、縦割りであり連携が取れていない。これは、個人情報保護のために、データ連携が抑制的になっていることが背景にある。現在、国主導でマイナンバーカードの活用を進めているが、個人情報を活用できるのは行政機関だけである。このため、例えば引っ越し時における電力会社やガス会社の住所変更には活用できない。これは、民間事業者を含めた情報連携をするかどうかが決まっていないことが原因であり、今後、国の議論を注視していく。現状、住居表示に伴う手続きを行政が一括で行うことはできないが、手続きに関するチェックリストを配布するなど、少しでも工夫して分かりやすくするよう努めていく。

スマートシティ推進の予算について

(参加者)
スマートシティ推進に関する予算は、どのくらい確保しているのか。
(市長)
令和4年度は、全体で約1,500万円の予算措置をしている。主な内訳は、民間企業との連携に約1,000万円、デジタルデバイド対策として約400万円である。令和5年度は予算編成中のため、今後、ホームページ等で公表させていただく。

太陽光発電設備・蓄電池の設置について

(参加者)
避難所となる学校・公民館182か所に太陽光発電設備や蓄電池を設置するようだが、現在、何か所程度設置したのか。
(市長)
令和4年度末までに約140か所への設備設置が完了する見込みである。物理的に設備が導入できない避難所には、別の方法で工夫しながら蓄電対応をする予定である。

外国人からの意見について

(参加者)
市内在住の外国人が増えているが、こういった方々からの意見は、どのように市へフィードバックされているのか。
(市長)
市内在住の外国人に対して、外国語による情報発信や生活支援情報をどのように届けていくのかは課題である。現在、国際交流協会に外国人相談窓口を設置し、生活に関する相談対応や多言語・やさしい日本語による情報発信を行っている。
また、日本語翻訳の市民団体の協力の下、緊急情報や生活支援情報を届けられるように取り組んでおり、今後はこの体制を強化していく。
なお、外国人への日本語講座は、地方公共団体の仕事に位置付けられており、市でもこの取組みは必要だと考えている。しかし、在留資格を出しているのは国なので、せめて国からは必要なお金を出してほしいと要望している。現在も市民ボランティアに頼っている部分があるので、国からお金をもらい市でしっかり体制を組んでいきたい。このほか、国際交流協会の体制を強化しているので、各種施策を織り交ぜながら、快適に暮らしていただけるようサポートしていきたい。

上期開催結果

日時:2022年5月14日(土曜日)11時00分~12時00分

テーマ:「みんなが輝く 都市と自然が織りなす・千葉市」

テーマ資料(PDF:8,948KB)

参加者:15人

オンライン1オンライン2

※主な意見交換の内容については、開催時点のものであり、発言の内容と現況が変更している場合があります。

主な意見交換

緊急度の高い文書及びホームページの翻訳体制について

(参加者)
私は千葉市の国際交流センターで英語通訳のボランティアをやっており、外国人の方から通訳や翻訳の依頼を受けている。
今年はじめ、外国人の方がコロナに感染してしまい自宅療養となった。その際、「自宅療養のしおり」が日本語で送付されてきたが、このような重要な書類は予め英語に翻訳して送付するなどの対応はできないか。感染された方(外国人の方)にタイムリーに届けなくてはいけないと思う。
4回目接種券の発送前に日本語版を英訳し、それを私たちのホームページに掲載して外国人の方が見られるようにしていきたいと思っている。その他の重要書類・翻訳されるべき書類があると思うので、予め市の方から指導してもらえれば、私たちの活動も非常にやり易くなるので、協力関係を作ってもらいたい。
(市長)
英訳の資料の重要性が高いと考えている。
コロナ対策では緊急対応が多いため、前もって英訳を依頼するということができない事情があるにせよ、緊急を要する命に関わるものであるので、改めて英訳を依頼する体制を見直していかなくてはいけないと強く思う。どういった体制が効果的なのか、現状も検証したいので、今後あるべき姿について、また意見交換させていただきたい。

 

県立高校における防災対策について

(参加者)
一昨年から、県立検見川高校の避難所運営委員会を立ち上げている。
例えば、障害者用や乳児用の部屋を作ろうとしても、学校側は体育館しか貸し出せないなどと非協力的である。何とかそこを協力的にやれるように県にもお願いしてほしい。
県立検見川高校は古く、設備的にバリアフリーができていない。
また、避難所の備品を買い揃えなくてはならないが、初期費用が3万円しかもらえない。5年計画で15万円使おうと思っているが、品物全部揃えようと思うと5年かかる。各避難所でも色々と個別に欲しい物があるのでもう少し融通がきかないか。立ち上げのために必要な備品はあると思うので、特例的に初期段階だけでも柔軟な対応をしてほしい。早急に準備しておかないと、何か起きた時には間に合わない。
(市長)
他の避難所になっている県立高校の避難所運営委員会からも同じような話をいただいており、課題と認識している。避難所として指定されているので、災害時への備えは必要である。避難所運営委員会との対話・打合せにしっかりと対応するよう県に求めていきたい。
バリアフリーについても、遅れているのではないかと思う。特に、避難所に指定されている施設は対策を優先的に進めなくてはいけない。県に対する要望を合わせて行っていく。
他の地域でも、避難所運営費の3万円についても足らないと指摘されることがあるので、現実と合っていない金額であると感じており、担当部署にも確認させ検討したい思っている。
県からは、どの県立高校も同じような対応と聞いており、おそらく、地域との対話に慣れていない先生が対応していると感じている。地域の声を具体的にお届けし、しっかりと地域連携が進むようにしていきたい。

 

コロナワクチン(4回目)接種について

(参加者)
コロナの4回目ワクチンの接種についてだが、私は公害医療手帳を持っている37歳である。私は対象となるのか。
(市長)
対象となる方は3回目と比べ変更されている。基礎疾患のある方、医師が重症化リスクがあると認める方は年齢に関わらず対象となる。何らかの認定を受けていれば対象になるという訳でもないと聞いている。一人ひとり症状が違うので何らかの基準で線引き出来るわけではなく、国にも確認したが、主治医の判断や問診の中で個別に決めていくものである。
かかりつけの医師がいれば確認してほしい。また、集団接種会場にも医師がいるのでそこで確認することもできる。
全ての方が対象ではなく、重症化リスクの高い方が重症化を防ぐための4回目接種なので、そういった主旨を踏まえて医師に相談して欲しい。
(参加者)
1、2回目はファイザーで、3回目はモデルナを接種した。4回目のメーカーは決まっているか。
(市長)
ファイザー、モデルナの両方を使用するが、接種会場ごとに異なる。集団接種会場に比べ、個別の医療機関には、ファイザーを多く配送している。3回目接種はモデルナの配分量が多かったが、4回目接種はファイザーの量が多くなっている。ワクチン接種予約サイトを見てもらうと、どちらのワクチンを使用するか記載してあるので、3回目接種よりはファイザーの予約が取りやすくなっていると思う。コールセンターもあるので、相談してもらえばファイザーの接種ができるところの紹介もできる。

 

コロナ禍における地域活動及びイベントの再開について

(参加者)
最近、X GamesやJAPAN JAMが開催されているが、市内の集会所での活動や地域のお祭り、親子三代夏祭りは現在中止となっており、もう3年くらい中止になっている中で、今後、どのような形で地域活動やお祭り等を再開していくのか。
(市長)
今年は地域活動や社会活動と感染対策を両立させていきたいと思っている。初期の頃やデルタ株に比べて、今のオミクロン株の感染傾向はかなり違ってきている。どのような行事を行って、どのような行事について感染対策をより強化すべきなのかは非常に悩ましい問題である。
イベントがどのような形で行われているかどうかで、実施する・しないを判断すべきだと考えており、誰が入場しているのか把握できないものについてはまだ厳しいのではないかと思っている。
花火大会については、これまでのように無料観覧席へ自由に出入することができるよう対応することは、今の感染状況だと少し難しいので管理ができるエリアをどう設定していくのかを考えている。
一方で、親子三代夏祭りについては、市民団体が主催し、市が一緒に取り組んでいるものであり、飛び入り参加が可能で誰が参加されているのかが把握できない形態の祭りのため、感染対策の面では管理が難しく、今の感染状況では、なかなか求められている対策をとることが厳しい。イベントの形態を細かく分析して判断していきたいと考えており、一律でやめるのではなく、段階的にやっていく年にしていきたい。主催団体とも協議していく。
例えば敬老会については、参加者をあらかじめ把握した上で、感染対策を講じることが可能であるため、今年度は、2年ぶりに補助金を交付することとしている。

コロナワクチン(4回目)接種について

(参加者)
コロナワクチンについてだが、国が決めたので仕方ないかもしれないが、3回目とも真面目に受けた方がなぜ受けられないのか。子どもが小さい家庭の親は、受けたがっている。4回目はなぜ基礎疾患がある方だけなのか。
(市長)

ワクチン接種の目的や対象は国が定めており、4回目の目的は「感染予防」ではなく、「重症化予防」になっている。ワクチン接種に関し、市としては接種体制を整えていくこと、接種券をいかに迅速にお送りすることに注力している。3回目接種について、自衛隊大規模接種会場での初回接種記録の一部の登録が漏れていたことにより、接種記録が市へ届かず、3回目の接種券が発行されないという事例があった。また、医療機関での入力が遅れると反映が遅れることもある。そのような事にも注視しつつ、接種を希望される方が早く接種できる体制にしていく。

 

敬老会の実施について

(参加者)
敬老会の実施について、体育館やホテルの利用を考えざるを得ない状況である。
(市長)
敬老会補助金の交付に当たって、開催場所については、特別な制約はなく地域の公民館や地元の体育館やホテルその他飲食店なども可能としており、各運営団体において参加予定者数を踏まえて検討していただきたい。

このページの情報発信元

市民局市民自治推進部広報広聴課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟8階

kohokocho.CIC@city.chiba.lg.jp

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