ホーム > 市政全般 > 広報・広聴・市民参加 > 広聴 > 市長の出前講座 > 【市長の出前講座】主な質疑応答の要旨(千葉市文庫連絡協議会)7月4日
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更新日:2015年3月13日
主な質疑応答
日時:
平成23年7月4日(月曜日)
14時00分~15時00分
実施団体:
千葉市文庫連絡協議会
1~12…参加者からの質問、意見
A…市長の回答
1
子ども全体の知的レベルを上げるため、学校図書館の充実が必要なのではないのか。
A
子ども関係にいかに予算をシフトしていくかが重要だと認識している。持続可能なまちにするためには、子ども世代を増やすことが必要である。これは、高齢者層のためにもなることである。
2
コミュニティづくりに必要な児童館が千葉市にはない。子どもが自由に活動できる場所が必要だと考えるが。
A
きぼーるの子ども交流館のみでなく、子どもの居場所を地域に作っていかねばならないと認識しており、居場所の在り方について調査研究を行っている。
3
子どもの参画の取り組みは良いと思うが、我々の住んでいる地域では縁がない。中央の方だけで行われている気がする。
A
今は、最初なので、行政主導で取り組んでいる。次のステップは、地域の隅々でも、同じ理念で行われ、地域の方々にも協力をしていただき、行政がそれをサポートすることであると考えている。
4
こどもの力ワークショップのファシリテーターはどのような人を選択しているのか。
A
こども環境学会や、市内の保育系大学等に委託してお願いしている。ファシリテーターの養成や可能な人材を人材バンクとして登録することなども検討している。
5
地域で活動している子ども会などは巻き込まないのか。
A
民生委員・児童委員や子ども会の方々などが、自らファシリテーターをやってほしいと思っている。
6
子どもの心の状況は、まさに大人にも言えることなのではないか。
A
その通りである。子どもは社会と大人の鏡である。子どもの問題は大人の問題でもあり、大人がきちんとすることは、とても大切なことである。
7
子どもルームについて、どう考えているか。
A
子どもルームは、まだまだ整備しなければならないとの認識である。が、どこまで行政が箱を作らねばならないかは、考えねばならない課題である。「地域が用意するから、市が一定の支援を」が今後の考え方だろう。
8
親に対するケアを妊娠期から行ってはどうか。
A
市では妊娠期に「子育てハンドブック」を配布している。さらに、母子手帳交付~出産~育児を通じ、各戸訪問や保健師の指導等を行っており、支援が必要と判断される事例には、関係機関でケアをしている。また、父親の意識をどれだけ高められるかも必要だと考えている。
9
子どもにとっても、母親にとっても、父親の育児休暇の取得が必要であると思うが。
A
市の職員においても、「取れる育児シフト」について検討をしている。1年間丸々休暇を取ると、職場にとっては厳しい状況となり、職員もなかなか取得ができない。しかし、週に一回、午後2時くらいに上がるようなシフトだと、育児休暇が取りやすいと思う。育児休暇を100人位が取れるような制度について検討をしているところである。
10
放課後子ども教室において、母親を活動に協力させる声掛けが難しい。親が出ていないと周りの協力も得づらく、ボランティアやコーディネーターも集めにくい。
A
当事者が参加せず、すべて「よろしく」というような傾向がある。これは問題であり、大人も自助・共助・公助の考え方をきちんと理解し、実践することが必要である。
11
こどもの力フォーラムで印象に残ったことは。
A
携帯電話を持つなと言いながら、公衆電話の撤去を黙認しているとの指摘があった。それを聞き、すぐに公衆電話を設置した。
12
文庫でも、父の役割に変化が出ている。子どもだけ→子ども+母親→父親も参加と変化しており、読み聞かせ等を行ってくれる父親もいる。
A
良い話である。若い世代の考え方は変化していると思う。また、父親に対しては、施策の余地がまだまだあると考えている。
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