ちば市政だより　2021年3月号 1面

いのちのSOS、見逃していませんか？

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市長メッセージ（第123号）

千葉市では新型コロナウイルス感染拡大防止のため、これまでもPCR検査センターの設置、病床確保、軽症者用ホテルの確保など市独自の対策を実施してきました。

冬の第三波にあたっては市民の皆さまが身近な診療所などで診察や検査を受けられるよう、204カ所の医療機関と契約を行ったほか、コロナ回復後の患者を受け入れる後方支援病院を確保するため、市独自の転院受入協力金制度を創設しました。また、高齢者など重症化しやすい方々の集団感染を防ぐため、介護施設や障害者施設の職員や新規入所者がPCR検査を行う費用の助成制度、飲食店が感染防止対策を行う場合の支援金制度を創設するなど、必要な対策を実施しています。

コロナ禍で、人と会話する機会、相談する機会も少なくなりがちです。全国の自殺者数は11年ぶりに増加に転じており、千葉市でも毎年130人以上の方が自ら命を絶っています。

ご自身だけで悩みを解決することが難しい場合は、専門機関に相談することが大切です。また、周りの人も家族や友人の変化に気付き、話を聴いて、必要な支援につなげることも重要です。

【9面】に掲載した相談窓口などをご遠慮なく、ご利用ください。

命のSOSに気付き、支えられるまちをともに作っていきましょう。