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更新日:2020年6月25日
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ヒスイ製品や精巧につくられた土製の耳飾りは、ほかの地域でつくられたものと考えられ、遠隔地との交流を示す貴重な資料です。また、磨製石斧や磨石などの石器のほか、土偶なども出土しました。
縄文時代晩期前半(今から約3,300年前)の竪穴住居跡を調査したところ、柱を立てた穴や、炉の跡などが見つかりました。竪穴住居跡の床付近からは石剣が発見されました。
石剣は焼けた土と一緒に見つかっており、日々の暮らしに使った道具ではなく何かの儀式に使われたのではないかと考えられます。石材は北関東から運ばれた可能性が高く、さまざまな地域の人々と交流していた様子がうかがえます。
直径約13メートルの縄文時代晩期前半の住居跡が確認されました。一般的な住居跡の直径が約5~6メートルであるのに比べて、はるかに大きな住居跡です。住居の南西側では出入り口の可能性がある柱穴が見つかりました。
今回の調査の結果、調査地点の北側から南側に向かって地形が傾斜しており、土層を観察すると自然に堆積していたはずの縄文時代中期(今から約5,000年前)の層が、縄文時代晩期には失われていたことが分かりました。また、調査地点の南寄りの場所で見つかった縄文時代中期の住居跡は残り具合がとても悪く、後期から晩期の間に人為的に削られたとしか考えられない状況でした。集落の土地利用の仕方が新しくなるにつれて変化していることを示しており、今後も追究すべき課題が新たに見つかりました。
今回の調査で新たに見つかった2軒を含む縄文時代晩期の竪穴住居跡3軒の存在は、加曽利貝塚で縄文時代中期・後期だけでなく、晩期まで集落が継続していたことを示しています。また、周囲にはさらに集落が広がっていたことも予想できるようになりました。
秋から新たに別の地点の調査が始まります。今後の調査にご期待ください。
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