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更新日:2020年2月28日
私の子どもが通う小学校では近隣小学校と合同で球技大会が行われている。その際、男子はサッカー、女子はバスケットボールと決まっている。現在、男子バスケットボールや女子サッカーが盛んに行なわれているのに、子ども達に選択の自由がないことはおかしいのではないか。また、男女で協力することは道徳的にも効果があるのではないか。
所管する教育委員会に問い合わせたところ、本市の球技大会においては、「千葉市小学校球技大会競技規則」に則り、実施要項に参加資格を定めております。身体接触の少ないバレーボールやドッジボールなどでは、男女混合の大会も行われていますが、サッカーやバスケットボールでは、子ども同士が接触してしまうことが多く、男女混合でプレーをすることは、男女の体力差・体格差等による大きな怪我につながることが懸念されるため、男子はサッカー、女子はバスケットボールと定められているとのことでした。
また、男女別にチーム編成して大会を行うことについても検討しましたが、大会日程や施設面の制約から、大会運営が難しいとのことでした。
しかしながら、男女で協力し合って活動することにより、お互いの良さや違いを認め合い、尊重し合おうとする姿勢が養われるなどの効果も期待できます。実際に小学校の体育学習時におけるサッカーやバスケットボールでは、小コート・少人数・男女混合でゲームを行っており、大会時のようなスピードもないため、大きな怪我も少ないとのことです。
また、中学校においては、新学習指導要領解説保健体育編に「体力や技能の程度及び性別の違い等にかかわらず、仲間とともに学ぶ体験は、生涯にわたる豊かなスポーツライフの実現に向けた重要な学習の機会であることから、原則として男女共習で行うことが求められる。」と記されており、教育委員会でもこの方針に則り、各中学校に指導しているとのことです。
このようなことから、小学校球技大会における種目を性別に関係なく選択できるように変更することは、子どもたちの安全確保の観点から難しいところですが、体育・保健体育学習時の形態等については十分配慮するよう、教育委員会に指示しました。
(お問い合わせ)
教育委員会学校教育部保健体育課 TEL 043-245-5944
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