市民の声：非常勤保育士の労働対応について

要旨

市内認可保育園に非常勤保育士として週5日勤務している。勤務先がコロナで休園になり、その際は有給休暇を取得するとのこと。これでは、自身の具合が悪い時に休む時は、欠勤扱いになってしまう。内閣府によると、不当な取り扱いは指導対象のような記載があったが、本件は違うのか。保育士が働き続けられる環境づくりをしてほしい。

回答内容

新型コロナウイルス感染症により保育所等が臨時休園等を行う場合の勤務の取扱いは、内閣府の通知等を踏まえ、市内各園に対し、以下のとおり適切な対応を求めています。

• 新型コロナウイルス感染症に関連して労働者を休業させる際は、労使の話し合いのうえ、就業規則等により、休業させたことに対する手当を支払うことを定めることが望ましいとされていること
• 労使の話し合いによって、有給の特別休暇制度を設けることができること
• 年次有給休暇は、原則として労働者の請求する時季に与えなければならないものであり、使用者が一方的に取得させることはできないこと
• 臨時休園等により休ませた職員についても、通常通りの賃金や賞与等を支払うなど、人件費支出について、通常時と同水準を維持することが求められること

いただいたご意見を踏まえ、改めて各園あてへ注意喚起しました。今後は、監査の機会をとらえて確認・指導します。

（お問い合わせ）
こども未来局こども未来部幼保運営課  TEL 043-245-5735

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