ここから本文です。
更新日:2017年12月8日
消防局長の石塚です。
今回は、消防局で毎年開催している、警防技術大会について紹介したいと思います。
消防局では、現場経験の少ない職員の技術強化と、実践的訓練による部隊能力の向上を目的とし、毎年、千葉市消防学校を舞台に、警防技術大会を開催しております。
大会は、「部隊訓練」と「個人訓練」の2部構成となっており、6消防署での予選を勝ち抜いてきた、各代表が競い合い、市内No.1の部隊と隊員を決定する大会となっております。
今年も、10月30日及び31日の2日間に渡り、各署から選りすぐりの精鋭達が集まって訓練を実施し、日頃の訓練成果を遺憾なく発揮しました。
「部隊訓練」は、消防隊2隊の7名1チームにて、実際の火災を想定した、消火活動・人命救助活動を実施し、消防活動の基本である「安全性・確実性・迅速性」を競います。
各個人の技量はもちろん、部隊としてのチームワークが求められるのです。
2日間で異なる想定訓練を実施し、それぞれ最も優れている部隊が、「最優秀部隊賞」として表彰されました。
部隊訓練の様子
「個人訓練」は、若年層職員を対象に、消防職員の基礎となる、防火衣・空気呼吸器の着装とロープの結索等を実施し、その確実性・迅速性を競います。
防火衣・空気呼吸器の着装とロープ結索の技術は、火災現場において、必要不可欠なものであり、より確実で迅速な技術が求められています。
各署代表の計36名が参加し、1位から3位までが、それぞれ「最優秀個人賞」、「優秀個人賞」、「敢闘個人賞」として表彰されました。
個人訓練の様子
訓練時の喧騒等で、市民の皆様にはご迷惑をお掛けしたことと存じますが、今後も、常日頃から訓練に精励し災害対応能力を高め、千葉市民の安全・安心を守っていく所存ですので、ご理解とご協力の程、よろしくお願いします。
このページの情報発信元
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください