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更新日:2021年3月11日
2011年(平成23年)3月11日(金曜日)14時46分、三陸沖で発生した東北地方太平洋沖地震は本市にも多くの被害を与えました。あの災害から10年の節目を迎えるにあたり、記憶を風化させずに語り継いで今後の災害に生かすことができるよう、この特設ページを作りました。
千葉市内では、幸いにも人命に関わる被害はありませんでしたが、液状化現象等により、美浜区を中心に家屋や公共施設などが甚大な被害を受けました。
本市における震度(気象庁HP)
震度5強 : 中央区・花見川区・若葉区・美浜区
震度5弱 : 稲毛区・緑区
千葉市内の道路被害(画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)
千葉市内の下水道施設被害(画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)
海浜幕張駅周辺の被害(画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)
巨大地震が来たときのために、災害時の情報入手方法や、ハザードマップの確認、家具類の転倒・落下防止対策、家庭での備蓄対策など、必要な備えをいま一度ご確認ください。 →千葉市の防災ページ
千葉市では市民の皆さんの防災意識の高揚と地域防災活動を強化するため、毎年3月11日に千葉市民会館において「千葉市防災リーダー研修会」を開催しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を図るため、今年度の開催は中止とさせていただきました。
代わりに過去の講演会の動画を下記に掲載いたします。
大規模災害を実際に経験された方々の貴重なお話をぜひご視聴ください。
☆平成30年度千葉市防災リーダー研修会
講演:東日本大震災から学んだ地域防災の教訓
石巻市防災計画の策定や市職員自らが職場内に食料等を備蓄する職員備蓄制度の構築に貢献された、石巻市総務部危機対策課 事業推進官 木村 伸(きむら しん)氏にご講演をいただきました。
円滑な避難所運営には女性の視点が必要なことや、自助・共助それぞれを機能させていくこと等、心に刺さるお言葉をいただきました。
また、生々しい津波映像だけでなく地震直後の初動行動市民調査の結果も交えながら、「一番の教訓は行動を起こすこと!」と力強く話されました。
☆平成29年度千葉市防災リーダー研修会
講演:熊本地震から学ぶもの ~自助・共助の重要性~
2016年(平成28年)4月の熊本地震を市長の立場でご経験された、大西一史熊本市長に「熊本地震から学ぶもの ~自助・共助の重要性~」と題して、ご講演をいただきました。
発災直後、市役所は通常の行政機能が保てないなどリアルな行政の限界と共に、食糧の備蓄や家具の転倒防止など、市民力が高いと災害対応がスムーズであることを実体験を交えつつ述べられました。
公助が発揮できるのは、自助・共助があるからこそであり、「明日は我が身だと思ってぜひ、経験のない事態への備えを皆さんにお願いしたい!」と熱く語っておられました。
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