更新日:2016年6月3日

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質疑応答(平成28年5月24日)

日時 平成28年5月24日(火曜日)13時30分~14時16分
場所 本庁舎3階 第一会議室

 

質疑応答

(記者)
よろしくお願いします。まず発表事項の関係で、レッドブル・エアレースなんですけども、今回開催が昨年に比べると半月ぐらい夏の方向に遅くなったと思うんですが、うちわを配るという事なんですけれども、熱中症対策であるとか、あとは安全対策等で何か改善した点とか、改善をされる予定があるという点があったら教えてください。

(職員)
観光MICE企画課です。今回まず時期がずれたのは、皆さんもご承知のとおりサミットの関係がありまして、警察といろいろと協議しましたところ、サミットが終わってからでないとなかなか難しいということで時期がずれました。それから、昨年課題になっていた熱中症対策については、昨年は水とか飲み物の持ち込みが禁止ということになっておりましたけど、今年は600ミリリットルの水をお一人1本の持ち込みが可能ということと、それから各売店でやはり飲み物が売っていなかったということで、そこも統一した水をいろんなところで販売するように対策をしております。

(記者)
市長、今回2回目になりますけど、どういう開催であってほしいという点、安全面も含めて教えていただけますか。

(市長)
2回目ですから、1回目のいろいろな実績をもとに、ぜひ大会全体として改善がされて、多くの方に千葉市の思い出等を含めて大変楽しくご覧になっていただければありがたいなと思っています。それからできれば、日本人のパイロットである室屋さんが参加をされていますので、ぜひ表彰台に上がるような形があれば、大変地元としてもうれしく思いますので、そういった意味では2回目ならではの進化した形での開催になることを私たちは期待をしています。

(記者)
あと、発表事項以外なんですけど、指定廃について、指定の解除に向けた事前協議が始まりましたということで、この進め方というのはなかなか初めてのことなので、いろいろ慎重にする点もあると思うんですけど、どういったふうに進めていきたいかという点をよろしくお願いします。

(鈴木副市長)
17日に初協議をしておりますので、それをベースにこれからより具体的な協議をやっていくんですが、とりあえず今のところはその測定方法ですとか、そういった技術的な部分について環境省とやりとりをしております。私どもとしてはなるべく早く解除の形になるように進めたいというふうに思っていますが、環境省さんの将来的な処理の方法なども含めた全体的な見通しを受けて判断していくというようなお話もされていますので、そこのところはこれからの協議になってくるというふうに思っております。ですので、特に期限がいつまでとかっていうことは考えておりませんが、詰められるところは詰めてしっかり協議していきたいというふうに思っております。

(記者)
今のお話に関連してなんですが、最終的な処分の方針を何らかの形で進めて行ってほしいということで、環境省の方に事前協議に行っておられるということで、現状当面、今の清掃工場でというふうなお話を伺っておりますが、これから協議されると思いますけれども、最終的な処理の方法というのは、方向としてどうお考えになっているかですけど、市長にお伺いしたいと思います。

(市長)
それもこれからの協議だと思いますけれども、我々とすると現段階においてすぐに動かすというつもりの考えは持っていないというところですよね。あとはその上で、今現段階で保存、保管されている指定廃棄物というのをどういうふうに扱っていくのが長い目で見たときに最も適切なのか、そのことについて、環境省と千葉市側の考えを合わせさせていただいた上で決めていくことかなと、そういうふうに思っております。

(記者)
協議の中で合わせてということは、話し合いを持ちながら決めていくというふうに考えてよろしいんでしょうか。

(市長)
私たちも未来永劫ずっと清掃工場内に置いているかどうかまで確定させているわけではありませんから、環境省さんとしてどういうようなものがお望みなのかということと、我々の現時点における状況ですよね。その中でおのずと決まってくるものだと、そういうふうに思っております。

(記者)
別の案件ですが、レッドブルなんですけど、先ほどにもありましたけれども、2年目ということで、1年目にかなりの成果を上げたというふうに千葉市として認識されていると思うんですが、どういう成果があったかというようなことを、期間も1年経っていて、分析されていると思うので、それをどういうふうに考えてらっしゃるかということと、今年それに加えて千葉市、千葉氏の話ですと890年といった要素を組み合わせて効果的にというふうにお考えのようですけど、その今年のプラスアルファの分でよりそういった効果性を高めるというふうにお考えだと思うんですが、その辺の戦略も含めてお伺いしたいんですけれども。

(市長)
あれだけのイベントですから、とにかく1回目というのは無事に開催されることが一番焦点だったわけですけど、2回目というのはそういう意味で実行委員会も市側もある程度のノウハウがありますので、それを受けて改善をしていくというところが大きなポイントだと思うんですね。それで効果に関しては、これは何といっても直接的な経済発展効果としては12万人の方が訪れました。しかもそれが全国から、それぞれの都道府県全てにわたっておこしになっていたっていうのが大変大きかったというふうに思いますし、それから世界的にも千葉という名前が映像と含めてかなり流れたということで、その直接的な経済発展効果とそれから広報換算額からしても大変な金額があったというふうに我々は総括をしています。
その上で今年度の取り組みというところで、先ほどお話があったように我々としてはできる限りそこに千葉市としてのカラーを少しでも合わせていきたいというふうに思っています。特に地元の後援会の方々と一緒になって、会場で千葉としてのおもてなしをするというところが1回目と違うところだというふうに思っていまして、その食材のものもそうですし、それから千葉市関係の観光PRも含めて、行政だけではなくて、千葉の地元の人たちも立ち上がっていただいて、来場者の方々に千葉をプッシュをしていくというそこの部分が一番大きなポイントかなと思います。

(職員)
観光MICE企画課です。先ほどの昨年の経済波及効果なんですけれども、実行委員会の発表では経済波及効果が20億、それから40億の広告換算がありました。それからリーチとしては潜在的視聴者、世界の潜在的視聴者、世界約200カ国で放送されて5億3,400万人の方々が見たということを実行委員会から伺っております。

(記者)
ありがとうございます。

(記者)
千葉氏サミットということで、漫画を有償で発行するということなんですが、これは反響があったということだと思うんですけど、どのような声があったのかちょっとお聞きできればと思います。

(市長)
本当に発表した初日とかは50人ぐらいの方々から電話で入電がありまして、これは売っていないのかと、その後もこのような形でずっとポツポツずっと絶えずにお問い合わせがあるような状況で、ここまでであれば販売をした方がいいですよねという感じで今回に至ったということです。

(記者)
子どもさんとか、読んだ小学校での反応とかはどのような感じでしょうか。

(職員)
直接的にお子さんのお話は聞いていないんですけど、お子さんがこれを聞いてきて親御さんがこれに興味を持たれたということなんですね。そういうような話は聞いております。

(市長)
教育委員会からは、先生方からもそれなりのいいツールをつくってもらったというふうにはかなり評価をしていただいているというふうには聞いております。漫画だけではなくて、後ろに資料編も結構ありまして、そこが詳しく書いてあって、そこも含めて非常にやりやすいというふうに、教える側というか、先生方は評価されているみたいですね。

(記者)
これは漫画パート2を出すとか、900年のところでその後みたいな…。

(市長)
実はこれを出すに当たって、結構いろいろな方から実はこれが載っていないですとか、そのご不満があるわけではなくて、もし次の機会があるんだったらこのストーリーも、エピソードも載せてほしいみたいな話が結構ありまして、これは私からすると、これから千葉氏サミットとかで関係市との連携をしていく中で、関係市の中にあるようなストーリーとかもだんだん掘り起こされていくと思いますし、そういう意味ではこういうものが一定程度有効であるということは確認できましたので、例えば900年ですとか何か節目のときにもう一度というのは十分あり得るのかなと思います。

(記者)
ありがとうございます。

(記者)
期日前投票の件なんですが、千葉市稲毛区は千葉大さんとか敬愛さんとか多くあると思うんですけれども、今回中央区の淑徳大さんに設置するということはどういったきっかけなんでしょうか。

(市長)
これは実は参院選の前の何の選挙でしたかね。

(職員)
統一選です。

(市長)
統一地方選挙の時にも実は淑徳大学さんの方から期日前投票所ができないかというお申し出を大学の側からいただいていたんですね。ですから大変積極的で、かつ今回に当たっても大学としても全面的な協力をするというところがありますので、我々とすると、ここまで大学として責任を持っていただけるのであれば、限定ではありますけれどもやってみようという流れですね。もともと淑徳大学さんはコミュニティ学部もありますので、こうした地域との連携ですとか政治教育というんですか、主権者教育的なことにも比較的取り組んでいらっしゃったので、そういう意味では最初に統一地方選挙の話があったときも淑徳大学さんらしいなというふうには思いましたが、そのときには少し準備不足でしたので、参院選に向けてということでやらせていただいた次第です。

(記者)
では、中央区って期日前投票所というのは何カ所あるんですか。

(市長)
期日前投票所は2カ所でして、今回中央区というのは、そういう意味で目玉が2つありまして、一つはそごうに期日前投票所が入るということで、駅前百貨店に期日前投票所を入れ得るというのも全国的にも珍しいと思いますし、プラスアルファ、その大学内にも置かれるということで、私たちもすごく大きな利便性を向上させると同時にしっかりと市民の皆様にも周知をしなければいけないというふうにも思っています。結構特殊で、他の区は区役所とプラス例えばコミュニティセンターとかなんですけど、中央区に関しては、中央区役所のかわりにそごうなんですね。それで蘇我方面もカバーするために蘇我のコミュニティセンターという形で、そういう意味で、少し今までの投票の期日前投票所と場所がかわりますので、しっかりと市民、区民の皆さんにはお伝えしないといけないと思っています。

(記者)
ということは、参院選はそごうと淑徳大と蘇我コミセンということで、3カ所になるわけですね。

(市長)
淑徳大は2日間限定ですね。

(記者)
そうなんですか。分かりました。ありがとうございます。

(記者)
千葉開府890年なんですけれども、パネル展示展が終わった後は、残りの10、11、12月については何かまだ展開が広がる可能性とかっていうのはあるんでしょうか。

(市長)
大体いつもずっと千葉氏関係、常設展的にやっていますが、何か企画はありましたか。

(職員)
まだ具体的には決まっておりませんけれども、千葉市内の名所であるとか、千葉氏関係の史跡であるとか、そういったものも展示していくことを考えております。

(記者)
ありがとうございます。

(記者)
千葉氏サミットの関係で、あらめてこのサミットを今回開かれる意義と、今後に向けた意見交換があるということなんですけど、観光面など現時点としては、アイディア、どういったことを提案したいというお考えがありましたらお願いします。

(市長)
まず開催の意義ですけれども、今、特に東日本大震災以降、結構都市同士への連携ですとか姉妹都市ですとか、結構国内でやっている動きというのがあるんですけれども、私どももよく市民や議会からもそういうことはやらないのという話をもらうんですけれども、私からすると、今の時代よりもはるかに長い歴史的なつながりの中で、縁の深いまちがこれだけ東北から九州まで広がっているというところで、そういう意味で私たちのまちが本質的にこれだけの兄弟、姉妹都市があるということは、大変今の時代だからこそすごくそうした連携というのが必要になってきているというふうに思います。しかもその都市の色もまちまちですので、ぜひ私たちからすると、これを単に歴史的な過去の話を見るというよりも、過去をきっかけにして、今これからの都市間交流につなげられるきっかけにできればなと思っていますし、それから千葉氏であったり鎌倉の御家人に対する再評価にもつなげていきたいというふうに私は思っています。
そういう中で、千葉氏サミットの中でいろいろなディスカッション等をして、できればそれぞれの住民の皆さん方が相互に顔と顔の見える関係で、姉妹都市の中で今交流事業とかいうのをやっていますから、そういう形みたいに国内の都市同士、千葉氏ゆかりの都市同時でも何か人的交流ですとか、そういうところまで発展するようになればなと、できればなとそういうふうに考えています。毎日新聞さんでしたかね、千葉氏でもサミットみたいな大変刺激的だなあと、なるほどこういう発想があったかと少し勉強させていただき、ありがとうございました。

(記者)
レッドブル・エアレースの関係なんですけれども、こうした大規模なイベント、幕張メッセではいろいろな国際会議なども千葉市でこれまで開かれていらっしゃいますが、こうしたイベントで自治体のアピールをここまでするっていうのはなかなか見たことがないように感じがあるんですけれども、レッドブル・エアレースはどうしてここまでの協力関係が可能なのでしょうか。

(市長)
やはり我々千葉市にとって、まち全体がPRできるという意味では大変大きいイベントなのかなというふうに思うんですね。近隣の首都圏の人たちだけが来るようなイベントではないというところが大変大きいのと、我々まちがもともとPRしたい海辺ですとか、もしくは民間航空発祥の地ですとか含めて、我々の都市とルーツにも比較的に絡むような形のイベントであるということと、世界中にそういう意味で我々の都市のPRができるという意味で、なかなかこれだけのイベントというのは商業的なイベントとしては、あまりないんだろうというふうに思います。そういう意味では我々としては、しっかりと千葉をPRしていきたいというふうに思っているかというふうな感じですかね。

(記者)
ちなみに予算はどれぐらい。

(職員)
観光MICE企画課です。レッドブル・エアレースに関しての予算は、こちらのおもてなしの部分については5,000万、それから成田の歓迎バナー、それからこちらにありますPR動画の放映等でのPRで1,500万の予算をとっております。

(市長)
我々これだけのビッグイベントなんですけど、招致費は払っていないんですよね。ですからある種我々からすれば、招致費用がかからない分、逆に我々自身は千葉のPR、千葉にとっても価値のある形で大会イベントを盛り上げることで、ある種共存共栄関係をつくっているという、そういう少し珍しいモデルかなというふうに思います。

(記者)
あと1点。千葉開府890年のことでお伺いしたいんですけど、これまで千葉氏は地味な存在として、地元の方もあまり詳しく知らない方が多かったようですが、地元の方の声として、地味だということと、900年なら分かるんですけど、890年は何か中途半端な感じがするなと、そういった批判ではないですけれども、当初はなじみがなかなかなかったかと思うんですけど、この辺市としてもPRをして、周辺で何か反応として受け入れられてきたなというか、かわってきたなというようなご感触はございますでしょうか。

(市長)
やはり千葉市の歴史にある程度関心の高い方々に関しては、我々が仕掛けたことに物すごい強い反応を示していますね。私も正直いいますとそういう意味では驚いているぐらいの反応だと思います。そういう意味で、私たちのまちに対して何らかのストーリーなり、愛着を感じたいとする層が今第一に反応していると思うんですね。我々の目的というのは、そういう人たちだけではなくて、最終的には多くの市民の皆さん方が千葉市っていったときに、どういうまちですか、歴史ってなんですかといったときに話せるようになるよう、千葉開府900年までにつくり上げていく、正直いいますと、千葉開府900年の直前にやったところで、はっきりいって行政の官製イベント、官製まちおこしにしかならないと思うんですね。これは、10年くらいかかるというふうに思います。
私はこのまちにきたときには、すごく感じましたね。このまちの誇りはなんですか。幕張メッセ、ジェフ、マリーンズ、それは人のものですよねと、このまちのものではないですよねと、このまちの本当のストーリーであったり、このまちにしかないものはなんですかっていったときに、何も上がらなかったというのはすごく印象に残っています。もちろんメッセやマリーンズやジェフもいずれ歴史になるかもしれませんし、歴史にしていかなければいけないと思いますけれども、大事なことはやはりこのまちがどういう歩みをしてきた中で、今の自分たちがいるのかということをやはり感じられるようにしなければいけない、これは私は西日本の人間ですから当たり前なんですよね。そういう意味では、東京周辺が少しおかしいと思います。
文化的にあまりに東京に対して依存し過ぎているところがありますから、そういう時代は長くは続かないと思います。きちんとまちとしての、ここに住んでいる理由をやはり見つけられるようにしなければいけませんし、千葉市は少なくとも歴史的には大変長く、それなりにはきちんとした役割を果たしており、千葉常胤公を一つをとっても必ずメジャーな歴史に中に出てくる人物を持っているまちというのはそんなにあるわけではないんですよね。そういうことも含めて、加曽利貝塚を含めて大変恵まれたものを持っていますから、もう少し自覚なさった方がいいのではないのかなというふうに思います。千葉の人が自分たちが鎌倉幕府をつくった、武士の時代をつくったといっても誰も怒らないんですけれども、千葉の方々はあまりアイデンティティを感じていらっしゃらないんですよね。そういう意味で首都圏以外の人たちからすると、首都圏全体として少し不思議な人たちってなるんですよね。

(記者)
漫画でこれだけ反応があったということは、変わってきている部分もあるのかなというふうに思われますか。

(市長)
第一義的にやはりそういうことに関しては反応しますよね。あとは第2、第3という形でそういう人たちから、10年ぐらいかけて自然の流れの中で、共有、共感を得られるように私たちも努力をしていきたいなと思っています。

(記者)
期日前投票での件でお伺いします。いただいた資料の1番の趣旨目的の中で、政令市で大学のキャンパス内に設置した事例はありませんとありますけれども、設置したとなっているので、この参院選はどうか分からないという意味でしたのでしょうか。それともその参院選を含めて、設置事例は千葉市だけっていうことなんでしょうか。

(職員)
選挙管理委員会です。政令市で、今参議院選挙で設置を予定していると公言をしているというところが、神戸市さんと横浜市さん。横浜市さんは慶応大学日吉キャンパス。神戸市さんは神戸市立外国語大学。その2市は正式に新聞等で報道されておりますけれども、その他にも設置を予定している政令市があると聞いております。

(記者)
分かりました。

(記者)
さっきの890年のところで、千葉を含む首都圏は、文化とかでもアイデンティティを東京に依存しすぎているということでしたけれども、ご自身の出身とかから照らし合わせると、逆に関西の方ですと郷土意思というものについてちょっと一言お願いします。

(市長)
どのまちも大体、首都圏以外はあると思うんですけれども、例えば私の出身である神戸市なんかは、神戸以外の方々はおそらく開港後のまちのイメージが強いと思いますが、神戸市民がそう思っているかというとそうではなくて、平清盛、福原京に原点をおいているんですよね。さらには大輪田泊ですから、大輪田泊であり福原京であり平清盛がヒーローなんですよということを含めて、神戸は普通にみんなで共有をしていますね。源平時代にも一つルーツがありまして、ですから、前に兵庫県知事が平清盛の大河ドラマをやったときにも物議を醸す発言をされたと思いますが、みんな基本的に兵庫なり神戸の人たちというのは、平清盛に関して語りたいんですよ。そういうことをやはり理解をしてもらった方がいいと思うんです。なぜああいう発言になったのかということを含めて、どのまちも普通に郷土の人物は誰ですかといったときに、みんなこの人ではないというのはあるんですよね。
それでこのまち千葉市は、少なくとも千葉常胤という必ず出てくる人物がいるんですけれども、市民の皆さんに郷土の人物を上げてくださいというと出てこないという意味で、すごくもったいないなというふうに思います。せっかくこのまちは千葉常胤と千葉市で全く都市名が同じですよね。そういう意味で、その千葉というこの2文字は物すごく歴史的に重い名前なんですけれども、そういうことも含めてもう少し千葉の人たちがそこに自分の芯を置けるようなまちづくりというのが、これは長くかかるからこそ、しっかりロードマップを決めて、市民と一緒につくっていく必要があるのかなと思います。例えばイベントを一つとるにしてもみんなばらばらにやっているんですよね。横浜でも神戸でも大阪でも京都でも、アイデンティティがしっかりしていると、民間のイベントとか行事も全てそこにちなんだりするわけですよ。数字にちなんだりですとか、何かそういうアイデンティティにちなんだイベントのしつらえになるんですよね。そういったことを繰り返しているうちに、外部の人たちもこのまちでこういう感じというのがイメージできるようになりますから、皆さんが思っているそれぞれのまちのカラーは、地元の人たちが強烈に繰り返しやってきて、ようやく見えてくるようになっているんですよね。それはやはり大事だと思いますよ。

(記者)
ありがとうございます。

(市長)
千葉市も千葉開府850年ということも結構やったんですけど、そこで途絶えてしまったんですね、そこが一回もったいないですね。

(司会)
よろしいでしょうか。それでは、ご質問がないようですので、以上をもちまして定例記者会見を終了させていただきたいと思います。ありがとうございました。

(市長)
ありがとうございました。

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