更新日:2021年5月7日

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会見録(令和3年3月22日)

日時
令和3年3月22日(月曜日)13時30分~14時1分
場所
本庁舎3階第一会議室

冒頭発言

それでは、就任の記者会見を始めさせていただきます。
本日、千葉市長に就任をいたしました神谷俊一でございます。
昨日行われました千葉市長選挙で、市民の負託を得まして就任をさせていただきました。記者会見は初めてですが、どうぞよろしくお願いいたします。
選挙戦の感想ですが、今回、投票率が45%ということで、前回、前々回に比べて高い数字になりました。コロナ禍で従来の選挙活動ができず、私としては知名度の向上が課題だったのですが、有権者の皆様には、熊谷市政12年の後の市政をどうしていくのかについての関心が高く、また、知事選とのダブル選挙ということで、千葉県、千葉市をどういう方向にしていくのかということで関心が高くなったのではないかと自分なりに解釈をしています。
その上で、20万人を超える方々からご支持をいただきまして、今後は選挙中に訴えてまいりました新型コロナウイルス対策、防災対策にいち早く取り組んでいきたいと考えているところです。
特に、コロナ禍の難局に切れ目なく対応していくべきだという市民の思いや期待があると思っています。また、熊谷市政と議会で進めてきた改革をさらに発展させていくべきだという意見が有権者の皆様のお声だと受け止めているところでございます。
今後、市政をどう進めていくかにつきましては、選挙期間中も訴えてまいりましたが、まずは、新型コロナウイルス対策にしっかりと取り組んでいくということになります。
一つは、ワクチン接種の体制をしっかりと築き上げまして、市民の皆様の身近な医療機関で、確実に、迅速に接種できる体制をつくっていきたいと考えています。
また、リバウンド対策といいますか、感染拡大の防止対策も重要だと思っています。PCR検査について、クラスターの恐れがある部分には千葉市も補助をしていますが、感染拡大についてもしっかりと取り組むため、今日の新型コロナウイルス感染症対策本部会議で具体的な検討を指示したところです。
次に、災害に強い都市づくりについて、消防防災ヘリコプターの更新をしていかなければいけないと思っていますが、千葉県との共同運行方式について、検討していくように千葉県に提案していきたいと思います。
また、消防団の加入促進や、地域の防災ネットを高める取り組みをしていきたいと思っています。避難所についても、女性への配慮やペットと同行の避難などの視点に合わせた運営を、これから進めていくべきだと考えています。
政策のビジョン2で示した子育て・教育については、これまでの取り組みをベースにして、未だ道半ばとなっている分野に力を入れていきます。保育園の待機児童ゼロについてはもちろん継続していきますが、放課後子どもルームについては、まだ待機児童がいらっしゃいますので、いち早くゼロにしていきたいと思っています。仕事と子育てが両立できる千葉市を目指していきたいと考えています。
学校の環境についても、普通教室へのエアコン設置が終わっていますので、今後は洋式トイレの改修を次の4年間で全ての小・中学校で行って、快適で使いやすい学校の環境をつくっていきたいと考えています。
また、厳しい状況にある子どもたちの将来の支援が大事だと考えています。こちらについては、政策を改定したときに加えたのですが、対話会などで様々なご意見をいただきました。私は、対話と現場主義を掲げていますので、そういったことを準備期間中もさせていただいたのですが、児童相談所の増設で、児童虐待の事案に対してきめ細かく対応してきたいと思っています。発達障害の兆しのあるお子さんについても、相談窓口が極めて分かりにくいというご指摘を伺っていますので、成長にあわせた切れ目のない支援策がお届けできる体制に組み替えていきたいと考えています。
また、不登校の児童・生徒の方がかなり増えてきていると伺っていますが、私は無理に学校に行くことはないと考えていまして、一旦、環境を変えてみるということが重要だと思っています。学校とフリースクールの連係を強化して、フリースクールについて、保護者の方にしっかりと情報提供をして、学校に代わる学習機会の場として、フリースクールと学校の連携を強化して、それぞれのお子さんにあった学習機会の提供を実現していきたいと考えています。
このような千葉市独自の福祉施策を支えていくためには、独自の財源が必要になってまいりますので、それを支えるものとして、市内の雇用を生み出すということと、企業立地を引き続き推進していきたいと思っています。
コロナ禍で市内企業は非常に厳しい状況ですが、事業継続していただくための支援策についても具体化を急ぎたいと考えています。
企業立地については、私が経済農政局長のときにも進めてまいりましたが、さらなる産業用地の確保や、市内で投資を予定されている企業の方に対する支援策を引き続き行いまして、千葉市内への企業立地、それに伴う雇用の創出を念頭に経済の活性化を進めていきたいと考えています。
また、都市基盤の面では、幕張新都心のまちづくりの将来構想を改めて検討しなければいけないと思っています。特に千葉マリンスタジアムの将来像について、4年間で市民の皆様が納得できるものをしっかりと整理して決めていきたいと考えています。
対話と現場主義を選挙期間中、何度も訴えさせていただきました。市長が市役所の中にいるだけでは、地域でどんなことが起きているのか、肌身で感じることができないと考えています。6区全てに足を運ばせていただいて、市長と語ろう会を何回も開催させていただきたいと思っていますし、ランチミーティングやオンライン会議など、様々な手法を使わせていただいて、市民の方から向き合っておられる地域課題や行政課題を、スピード感をもって市政に反映していく、市政に参画できる、そういったことを感じてもらえる千葉市政にしていきたいと考えています。
それから、県市間の連携の強化ですが、今回の選挙戦の一つの争点であったかと考えています。千葉市は政令指定都市で、千葉県の関与が比較的大きい市だと考えています。先ほど少し申し上げましたが、消防防災ヘリコプターは千葉市が全県をカバーする形になっていて、必要な経費はほとんど千葉市が負担しています。また、県水道と市水道が供給しているエリアが二つまたがっているということもあります。その経営を一体化することで、非効率や経営の無駄を解消していけるのではないかと思っていますので、市水道の経営の安定化について、県とも話し合いをしていきたいと考えているところです。
今日、幹部会議を開催しまして、私から何点か職員の方に協力を求めました。今、コロナ禍で非常に厳しい状況でございます。この難局を乗り越えるため、職員の皆様の一層の奮闘をお願いするとともに、刻々と状況が変化しますので1人で抱え込まないでほしいということをお話させていただきました。短い時間で結論を出していかなければいけない問題ですので、副市長、市長まで入れて、話し合って結論を決めて、市民の皆様が納得できる方策を打ち出していこうという話をしました。
また、災害時の職員の事務フローや役割の再確認をお願いしました。災害が発生してから自分がどう動いていいのかを確認していては間に合いません。ここ2年間、毎年のように自然災害で被害に見舞われていますので、そのときの反省点も踏まえながら、それぞれの部署で、自分が災害時どう動くべきなのかを改めて確認するように指示しました。
それから、市役所の強みは市民の一番近いところで市民と向き合っていることだと考えています。担当者が市民の方と対話する中で感じた点、制度の不備、そういったものを新しい事業や制度改正、それは国と県に対しての制度改正も含めて、疑問に思った点等をしっかりと今後どうつなげていくかについて、市民の皆様からいただいた意見を大切にしてほしいということを申し上げました。
今の話の関連ですが、千葉市からのチャレンジで、国や県のこれまでの制度を必要があれば変えていく働きかけをすべきではないかとお話させていただきました。私が経済農政局であったときもそうですが、今まで規制があってできなかったイベント等がありますが、それを千葉市にとってどうしても必要なものや、市民サービスの向上につながるものである場合には、国や県に対して、規制やルールの改正を求めていって、千葉市の活性化、市民の安心・安全につなげていくべきだと考えています。現場で感じた疑問、制度のおかしな点については、国や県に対して、積極的に提案して、規制緩和などを行い市民サービスに還元していこうということをお話させていただきました。
最後は繰り返しになりますが、県市間の連携です。
これまでもそうですが、長年、解決できない問題があります。また、選挙戦の中では、防災ヘリコプターの関係、水道の関係、県立公園など具体的な分野として掲げましたが、私がまだ把握していない各部が抱えている県との間にまたがっている問題があると思いますので、改めてリストアップして、どういった点が改善すれば、県民、市民の皆様に効率的で、質の高いサービスが提供できるのか、改めて整理するように指示をしたところです。
選挙翌日からの公務初日でありますが、一刻の猶予もありませんので、今日から精いっぱい、市民生活向上のために取り組ませていただきたいということで、職員の方には協力を求めまして、自分自身も気を引き締めているところです。
私からは一旦、話は締めさせていただきたいと思います。ご質問がありましたら、ぜひお願いします。

質疑応答

(記者)
市長選の開票の結果についてお伺いしますが、ご自身の得票が20万票を超えて、史上最多の得票となりました。その20万票を超えたという点について、市長ご自身で、どういう評価をされていますでしょうか。
(市長)
私も20万票を超えたということは、支援している方からの連絡を受けて夜中に知ったわけで、少し驚きました。ただ一方で、投票率が伸びていることのほうが、意味があると私は思っています。これまで熊谷市政12年間、その後の千葉市政をどうしていくべきなのか、選挙戦の争点の一つとして県市間の関係をどのように構築していくのかということについて、有権者の皆様の間で関心が高まった結果ではないかと捉えています。
(記者)
知事選に当選された熊谷さんとは、昨日の夜から今朝にかけて時間があったと思いますが、何か連絡を取り合ったりされたのでしょうか。どういうお話をされたのか、お聞かせください。
(市長)
地元テレビ局の番組の収録でご一緒させていただきまして、少し言葉を交わしました。
話につきましては、やはり県と市の間の連携をどう強化してくのかについて、改めて認識や思いを確認できたということです。時間も限られていましたので、具体的にどう進めていくかにつきましては、改めて相談させていただきたいということでした。
(記者)
今日の午前中、新型コロナウイルス感染症対策本部会議がありましたが、具体的に指示されたことについて改めて教えてください。
(市長)
冒頭でも申し上げましたが、ワクチン接種の体制を整え、国からのワクチンが到着次第、身近な医療機関で接種できるように準備を急いでいただきたいということと、感染拡大防止のためのいわゆる戦略的なPCR検査として、その対象の拡大を検討していただきたいということを指示しました。
緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ対策は進めていかなければなりませんので、リバウンド対策の一環として、千葉市独自の取り組みとして、今、進めていることについての対象を拡大できないか、検討を指示しています。
(記者)
戦略的なPCR検査とは、具体的に重点的に置くところがあるということでしょうか。
(市長)
市民の方、どなたにとっても無料でというわけにはいかないと考えていますが、感染の拡大を防止するためには、クラスターが起こり得る区分ということで、これまでもいわゆる夜の街の検査を行っていますが、そういったクラスターが起きやすい分野や予防効果の高い分野が他にないのか、また分量的にはどうなのかということについて、検討を指示しています。
(記者)
選挙から一夜明けまして、今の体調のほうはいかがでしょうか。またご家族とのやり取りは昨日ありましたでしょうか。
(市長)
開票結果を受けまして、支援者の方が集まって、21時ぐらいに解散しましたが、その後、家族で集まりまして、妻と子どもにもいろいろと負担をかけましたので、お互いの労をねぎらうといいますか、お互いほっとしたというところが正直なところです。
(記者)
先ほどの質問にもありましたが、今後、熊谷次期知事との距離間や関係というのは、どうやっていくのかお考えはありますでしょうか。
(市長)
県と市、それぞれ別の自治体ですので、市として必要なことについては積極的に県に提案をしますし、県に対して強く求めるべきところについては強く求めていく。それぞれ独立した自治体としての関係性をつくっていくことだと考えています。
ただ、長年解決できなった問題があります。消防防災ヘリコプターの共同運行や、県水道、市水道の供給地域が違うことでの非効率については、千葉市として改善提案を既に県にしています。そうした提案内容については、熊谷新知事も承知していますので、新しく知事になられて、その立場によって新たに判断されると思いますが、改めて提案をさせていただいて、県の観点、市の観点から議論を闘わせて、一定の期間内に一定の結論を見いだしていきたいと考えています。
(記者)
タイムスケジュール的に、市長としては、いつ頃までに結果をという目途はたっているのでしょうか。
(市長)
水道の問題については、水利権の問題などがありますので、様々な問題によって結論が出るまでに必要な議論の時間はそれぞれ違うと思っています。まずやらなければいけないのは、協議の場をつくって、どんなことについて話し合うかということを早く決めるべきだと考えています。熊谷新知事が就任された後、できるだけ早く、どんな課題について具体的に検討していくのか、共通認識を決めていきたいと考えています。
(記者)
熊谷前市長はリーダーシップを発揮して、トップダウン型の市政運営をされてきた方だと思いますが、神谷市長としては、対職員ということでいうと、どういう自分なりのスタイルでやっていきたいというお考えはありますでしょうか。
(市長)
市長として、ビジョンを示すという意味においてトップダウンは必要と考えています。一方で、先ほど申し上げたが、担当職員が一番、市民の方と向き合っていますので、地域で起きている課題について最も把握しているのは、職員ではないかと考えています。職員の方が感じた制度の矛盾や、市民の皆様が感じておられる問題点については、それを大切にして、新しい制度、新しい事業、国や県に関する制度改正などに、担当職員が感じているものの事業化や、制度改正につなげていくという、ある意味ボトムアップ的な手法についても組み合わせてやっていくべきだと考えています。
今までもやってきてはいると思いますが、改めて今日、市民の方と向き合っておられる職員が一番、制度の課題、矛盾等を分かっているはずなので、そういったところを大事にして事業を進めていこうという話をさせていただいたところです。
(記者)
先ほどのお話の中でも災害に強いまちづくりや学校の環境整備、幕張新都心のまちづくりなどのお話がありましたが、そういった事業をされる地域の建設業者に対して、思いや期待があれば教えていただければと思います。
(市長)
地域の建設業の方々については、特に災害時に一緒になってまちを救うという意味で、災害対応していくパートナーだと考えていますので、これからも今まで以上の連携を図っていきたいと考えています。
(記者)
神谷市長は3年ぶりに市役所に登庁されると思いますが、率直にどう感じたかお聞かせください。
(市長)
当時、一緒に仕事をした同僚の職員の方とまた再び千葉市を前に進めていくために仕事ができるということについて、非常にわくわくした気持ちといいますか、胸の高まりを感じたところです。
(記者)
熊谷前市長がいた市長室は、副市長のときには何度も相談されに入ったと思いますが、今回は市長としてそこに座られた印象や感想があれば教えてください。
(市長)
副市長は市政をどう進めていくかというときに市長と相談する立場で、市長と向かい合いながら様々な選択を考えて、最終的に市長に決めていただく立場でしたが、市長は最終的に決める立場なので、その重責をひしひしと感じました。市長室の椅子に初めて座りましたが、今までとは違う責任の重さを非常に感じたということが率直な気持ちです。
後がないといいますか、私が判断すれば、それで物事が動いていく、判断に責任を持って進めていかなければいけないという重責を感じたところです。
(記者)
お話しいただける範囲で結構ですが、お住まいは今後どうされていくのでしょうか。選挙期間中はご家族とも離れておられたと認識していますが。
(市長)
家族のことについてこの場で話すのはどうかと思っていますが、子どもの学校の関係がありますので、完全に家族で千葉市に来るということは難しいと思っています。妻については、相当程度こちらで生活する形になると考えています。
(記者)
選挙のことですが、熊谷さんとのダブル選挙ということで、投票率も平成に入ってから一番高いというデータになっていたと思いますが、熊谷さんと連携しながら選挙戦を戦ってきたわけですが、相乗効果についてお感じになられたことを教えてください。
(市長)
様々な政策を街頭で訴えたわけですが、一番反応が大きかったことが災害対応と、県と市の間の関係の再構築についてでした。具体的に県と市の間でまだ解決できない問題があって、千葉市が財政負担していることを適切な関係にしていくことに対して、市民の皆様方の期待感が大きかったと考えています。トップ同士が同じ方向を向いて課題を解決していける体制や県と市の関係の構築についての期待感は、非常に大きなものを感じました。
熊谷さんと私で、何度か駅頭演説をさせていただきましたが、そういった話を熊谷さんと、私で併せてすることで、非常に具体的に物事が進んでいくのではないかという期待感を有権者の方に持っていただけたのではないかと考えています。
(記者)
選挙戦について、候補の一人であった方は元千葉市議会議員で自民党の会派だと思いますが、その中で一部の方々は反対側に立っていらっしゃったと思います。今後、自民党の会派は分裂するかもしれませんが、議会運営をどうされていくのかお考えはありますか。
(市長)
今回、自民党市議団は応援する候補が分かれた状況になっていまして、今後、自民党会派をどのように運営されていくかについては、私が何か申し上げる立場にはありません。そこは自民党市議団の中で、今後どうしていくかということの話し合いがあるのだろうと思っています。
小川候補を応援された市議会議員の方もいらっしゃいますが、小川候補の施策の中で私と非常に重なっている点もありましたし、小川候補の施策の中でも、私としては素晴らしいと思うものありましたので、そういったものも取り入れながら、私が進めていきたい市政について、小川候補を応援された自民党市議団の方にも理解を求めていくことをしていきたいと思っています。
(記者)
今まで公務員として働いてこられた中で、これからは立場ががらっと変わると思います。新しく必要とされているご自分の能力や仕事に向かう姿勢など、感じているものはありますでしょうか。
(市長)
私も頑張ってきたつもりではありますが、将来の大きなビジョンをその時々の世の中の流れを踏まえて、きちんと磨いていくことではないかと考えています。
公務員は既存の制度を組み合わせて、何が最善かを検討することに重きを置く部分があると思いますが、市長や政治家は今の既存制度ではなくて、何が一番将来にとって必要なのかを打ち出していくことが仕事の大きな部分だと思います。
世の中は最近、動きが激しくなっていますが、その時々の状況に応じて、千葉市として何が一番最善なのかを磨いていくということが大事ではないかと考えています。
(記者)
今回、令和3年度予算は準骨格予算編成で、前市長の政策が盛り込まれていましたが、6月補正予算として、早速、新市長の政策的経費を盛り込む事業があればお伺いします。
また、公約にある新市民会館、新加曽利貝塚博物館などの新たに建てる施設についてのお考えをお伺いします。
(市長)
選挙戦を通じて約束したことで、すぐに実行できるものについては、財源との見合いもありますが極力盛り込んでいきたいと考えています。特に新型コロナウイルス感染症関連対策として盛り込んでいる事業がいくつかあります。
収束の状況を踏まえてという事業もありますので、6月がその段階かということは、感染の拡大状況や収まり具合で検討しなければいけませんが、仮に収束の兆しがもしあるのであれば、例えば、学びの機会や健康づくりで外出を支援するような習い事応援キャンペーンを改めて新年度に実施することや、中止になった成人式をぜひもう一度、開催したいと考えていますので、開催の経費について盛り込んでいきたいと思っています。
ワクチン接種に必要な費用など新型コロナウイルス関係の事業が必要になってくると考えていますので、そういったものをしっかりと盛り込んでいく予算を提出していきたいと考えています。
新市民会館ですとか新加曽利貝塚博物館については、いずれも、これまで市役所の中で検討を進められているものですが、私も2年数か月間、ブランクがありますので、早速、担当課と協議を始めて、改めてスケジュール感や内容の確認をして、整理の方向性について共通認識を得て、進めるべきものは進めますし、直してほしいというところがあれば担当課と議論していきたいと考えています。
(記者)
今日のネクタイや、スーツなど初登庁に向けて意識されたものはあるのでしょうか。
(市長)
ネクタイは緑色にしました。スーツはクリーニングの順番です。
(記者)
選挙について、選挙の投票結果の発表が1時間ぐらい遅れるなど混乱が見られましたが、選挙事務は、市長が選ばれるなど民主主義の根幹だと思いますので、しっかりされるべきだと思います。これについて、原因究明や今後の選挙事務のあり方など、どう考えておられるか、市長のお言葉を聞きたいと思います。
(市長)
ご指摘のように、選挙事務は民主主義の根幹ですので、間違いないように行われることは基本です。今回、何件かミスがあったと報告を受けていますので、担当には、どうしてこういうことが起きてしまったのか、原因究明を指示しました。
また、同じようなことが次の選挙事務で起きないように、対応は徹底していきたいと考えています。
(職員)
ほかにご質問はいかがでしょうか。
それでは質問がないようなので、以上をもちまして記者会見を終了します。
(市長)
ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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