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更新日:2021年9月7日

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動画とテキスト(令和3年7月21日)

動画

テキスト

冒頭発言

発表事項の前に、東京2020オリンピック競技大会の開催に関して、お話しさせていただきます。
7月23日からオリンピックスタジアムで開会式が行われまして、史上最多の33競技、339種目が、42の競技会場で実施されます。幕張メッセもその一つになっており、千葉市では、都内の会場を除きますと、一つの都市としては最多である、オリンピックとパラリンピック合わせて7競技が開催されます。
オリンピック競技大会に関して、幕張メッセの会場では今週土曜日の7月24日からフェンシング、テコンドー、8月1日からはレスリングが開催されます。
千葉市ゆかりの選手としては、自転車競技トラックの中村妃智選手や、富士通陸上部マラソンの中村匠吾選手など、20日現在で18名のアスリートの方々が10競技に出場されます。オリンピック競技大会での活躍を大いに期待しております。
東京2020パラリンピック競技大会につきましては、少し先になりますが、8月24日の開会式の翌日から9月5日の閉会まで12日間にわたり、21会場で539種目が実施されます。
幕張メッセも会場の一つで、8月25日からゴールボール、車いすフェンシング、8月27日からはシッティングバレー、9月4日からはテコンドーが開催されます。パラリンピアンの活躍する姿を私も楽しみにしております。
パラリンピック競技大会での千葉市ゆかりの選手は、車いすラグビーの羽賀理之選手、車いすバスケットボールの千葉ホークスの川原凜選手など、20日現在で14名のアスリートの方々が9競技に出場されますので、パラリンピック競技大会での活躍を大いに期待しています。
オリンピック競技大会では多くの会場で無観客となりましたが、市民の皆様には、世界から集まりますオリンピアンの活躍をご家族など普段一緒にいる方々とテレビなどを通じて声援を送っていただきたいと思います。
それでは、発表事項についてご説明します。
本日は発表事項が1件、お知らせ事項が4件です。
発表事項は、千葉市習いごと応援キャンペーンに参加する習いごと主催者の募集を開始することについてです。
今年の秋頃から、講座の利用料金が50%割引となるキャンペーンを実施するにあたって、サービス提供者の募集を始めるものです。
新型コロナウイルス感染症の収束状況を見極めながらですが、文化・教養・生涯学習や資格取得のほか、子どもの学び・体験、健康づくりの講座やサービスの利用を促進するためのキャンペーンです。開始時期は確定していませんが、10月以降に5割引きとなるサービスの開始を予定しています。
市民の健康づくりや、文化活動につきましては、新型コロナウイルスの感染防止対策の中で停滞気味となっていますので、サービス事業者の事業継続支援の趣旨もあって、今回、習いごと応援キャンペーンを改めて実施するものです。
キャンペーンの内容につきましては、講座の利用料金50%割引というもので、50%分については市費で支援するというものです。
期間につきましては、10月以降からサービスの利用申込みを年度末までとしていますが、キャンペーンの開始につきましては、ワクチン接種の進捗や新型コロナウイルス感染症の収束状況を見まして、弾力的に対応する可能性があります。
習いごと主催者の募集についてですが、主な参加要件としては、市内で講座を開設されてサービスを提供する者としています。オンライン講座、通信講座ももちろん対象ですが、その場合は市内に事業所を構えている方とさせていただきます。
また、千葉市が示している感染症対策取組宣言の店の主な取組項目を満たす対策をしていただきたいと考えています。
キャンペーンの対象となる講座とサービスにつきましては、先ほど申し上げたとおりですが、具体的には、資料に例を記載しています。文化、教養、生涯学習、学び・体験、健康づくりなど、分野的には多岐にわたるものとなっています。
対象とする講座の割引前の価格は、上限10万円とします。
サービスが利用できる方については、千葉市在住者の方はもちろんですが、在勤、在学の方も対象とします。
今回の習いごと主催者、サービス提供事業者につきましては、募集期間を2段階に分けて行いまして、8月10日までを第一次募集とさせていただきたいと思っています。8月10日までに応募していただいたサービス提供事業者並びに主催者の方々は、キャンペーンスタート時点でWEBカタログと紙のカタログの双方に掲載をさせていただきます。
第二次募集につきましては、11月30日までと考えていますが、第二次募集していただいた主催者の方は、キャンペーンの開始後、WEBに掲載させていただきたいと考えています。
参加方法につきましては、専用のホームページを作成していますので、原則オンラインで申込みをしていただきたいと思っています。
スケジュールにつきましては、第一次募集締切り、第二次募集締切りを先ほど申し上げた時期に設定していますが、秋以降、サービスの回数を含めて、年度末までに市民の方に利用申込みしていただくスケジュールを考えています。
昨年のキャンペーンの実施状況につきましては資料に記載のとおりですが、約7,000講座につきまして、9万件以上のご利用をいただいており、総じて好評と考えています。
発表事項は以上ですが、私からお知らせが4件ありますので、順次、発表します。
お知らせの1点目は、加曽利貝塚の発掘調査開始についてです。
貝塚として、日本初の特別史跡に指定された加曽利貝塚ですが、本格的な発掘調査を半世紀ぶりに平成29年度から開始しています。令和元年度まで実施した第1期調査では、直径12mを超える大型の竪穴住居跡が発見され、縄文時代晩期の加曽利貝塚が、房総半島屈指の大きな集落であったことが明らかになりました。
昨年度からは、新たに南貝塚と中央部の解明を目指しており、第2期調査に当たるわけですが、今年はその3カ年計画の2年目に当たります。貝塚の中央部がなぜ大きくへこんでいるのか、また、貝が積み重っていない空白部は何に使われていたのか、その解明に向けて半世紀ぶりに挑みます。
実施概要の調査期間ですが、今年の調査は8月3日から11月27日までの約4カ月間を目標としています。
調査場所につきましては、資料に記載のとおりです。
発掘の期間中は、加曽利貝塚博物館のホームページにおいて発掘調査日誌を公開します。また、学芸員による現地ガイドを開催して、発掘調査の様子を発信します。
現地説明会は11月27日に開催して、今年度の調査の成果を公表します。
現在、北海道・北東北の縄文遺跡群の世界文化遺産の登録決定が間近に迫られてきておりまして、縄文が改めて注目されていると考えています。
加曽利貝塚博物館でも、週末には体験プログラムであります発掘調査体験と縄文工作教室も開催しており、縄文を身近に感じることができます。発掘調査の見学と合わせて、多くの皆様に足を運んでいただいて、貝塚の魅力を感じていただければと思っています。
報道機関の皆様向けには、11月上旬に説明会を予定していますので、決定次第、お知らせします。
続きまして、お知らせの2点目です。
郷土博物館で行われる特別展、企画展、関連イベントについてです。
郷土博物館の特別展ですが、8月3日から10月17日まで「高度成長期の千葉-子どもたちが見たまちとくらしの変貌-」を開催します。
千葉市は、高度経済成長期に海岸の埋立て、工業化の進展、大規模な団地の造成など、街並みが大きく変貌しました。また、家電の普及やレジャーの多様化もあり、市民生活も大きく変わりました。
今回の特別展については、当時の子どもたちがこの時期をどのように見ていたのか、彼らが記した作文や詩を手がかりにして、高度経済成長期の千葉市を振り返ってみようというものです。
この時期を過ごされてきた方はもちろんですが、その世代でない方も含めて、現在の千葉市に至る大きな変化の様子を知ることができる貴重な機会だと思いますので、ぜひご覧いただきたいと思います。
次に特別展の関連イベントですが、千葉経済大学を会場に10月2日、16日、11月20日の3日間、歴史講座として、「高度経済成長期の千葉を伝える」を開催します。
こちらの講座では、当時の作文教育や、臨海開発、自然環境につきまして、この時期の千葉市を見つめ直すものです。こちらは事前の申込み制としています。
次に10月19日から12月12日までの企画展ですが、「千葉市誕生-百年前の世相からみる街と人びと-」を開催します。
千葉市となり、100年前の市制施行とその時代の世相を、経済、文化、教育の視点など多様な観点から紹介するものです。千葉市が誕生した頃の雰囲気に触れることができる貴重な機会だと考えていますので、こちらもぜひご覧いただきたいと思います。
続きまして、お知らせの3点目です。
図書館の電子書籍サービスの開始についてです。
図書館サービスのさらなる利便性の向上と、コロナ禍での新たな生活様式にも対応する意味も持たせ、図書館に来館せずに本が借りられて、スマートフォンやパソコンなどで読書が楽しめる電子書籍のサービスを開始します。
日中働いていて来館が難しい方や、子育て、介護をされている方など図書館に足を運ぶことが難しい方がいらっしゃいますが、いつでも、どこでも、ネットを通じて、電子書籍を検索して借りることができるサービスとなります。
文字の拡大や読み上げ機能もあり、電子書籍特有の機能によるサービスも併せて実装します。
サービスの開始ですが、来週30日金曜日の午後1時からとします。すでに図書館の利用カードをお持ちの方は、すぐに利用することができます。利用カードに記載されている番号をIDとして、初期設定のパスワードにつきましては、西暦の生年月日の8桁を仮に設定していますので、サービス開始と同時にご利用いただけます。
貸出点数と貸出期間につきましては、貸出はお一人2点まで、貸出期間は14日以内とさせていただいており、期間が終了すると自動的に返却される仕組みとしています。
電子書籍のサービス開始時の冊数ですが、児童書・絵本を約200冊、小説・エッセイのほか、働いている方向けの短時間で読み切れる書籍や、健康や料理の実用書を約2,400冊、青空文庫の約5,000冊を加えまして、約7,600冊でサービスの提供を始めさせていただきます。
また、学校で貸出ししているタブレットを利用して、児童・生徒の方々に電子書籍の貸出しができるように利用カードの取得促進を図っていきたいと考えています。
「ちばしチェンジ宣言!」では窓口まで行かなくていいということを取り組みの一つとしていますが、市民の皆様に時間をお返ししていきたいと考えています。
続きまして、お知らせの4点目です。
新型コロナウイルス感染症予防接種証明書、いわゆるワクチンパスポートの申請受付の開始についてです。
ワクチンパスポートの申請受付につきましては、千葉市でも7月26日月曜日から開始します。対象者の考え方ですが、現に海外渡航の予定がある方のみを対象とします。
申請方法につきましては、原則、郵送での申請をお願いしたいと思っています。速やかな交付が必要な場合は、コールセンターにご連絡いただいて、ご相談いただくという対応をさせていただきます。
交付申請書については、様式を市のホームページからダウンロードできるようにするとともに、各区役所にも配架させていただく予定です。
手数料は無料で、申請いただいた後に、必要書類が全て確認できた場合は、約1週間程度でお届けする予定としています。
次に、相談窓口の設置期間の延長です。
現在、ワクチンの供給状況に合わせて、新規の予約受付を停止しており、市民の皆様にはご迷惑をおかけしています。
先日お伝えしていますように来週26日月曜日から、基礎疾患をお持ちの方など、優先接種の対象者の方から接種予約を再開します。再開に伴いまして、予約方法に関する対面による相談窓口を区役所に設置していましたが、その設置期間を8月31日の火曜日まで延長することとしましたので、お知らせします。設置場所や時間については以前と同様です。
ワクチン接種につきましては、対象者の皆様に接種券をお届けしたところです。
現状では、ワクチン接種が感染を予防して収束に向かわせる最も有効な手段であると考えています。また、ご自身のためだけでなく、ご家族や同僚、友人など生活に関わる方々のためにも正しい情報のもとにご判断いただいた上で、ワクチン接種を受けていただきたいと考えています。
現在、千葉市におきましても、一都三県の動きと同様に感染者が増加しています。明日から4連休となりますが、不要不急の外出自粛については改めてお願いしまして、都道府県間の移動は極力控えていただくようにお願いしたいと思っています。
東京2020大会の応援につきましては、ご家族など、普段から一緒に生活されている方とテレビ等で自宅での観戦をぜひお願いしたいと思っています。
私からは以上です。

質疑応答

(記者)
ワクチン関連で、何か進展や変化など新しい情報がありますでしょうか。
(市長)
ワクチンにつきましては、供給量に合わせて、現在、新規の予約を停止しており、市民の皆様にはご迷惑おかけしていますが、ワクチンの供給量につきましては、8月分まで確定をしていますので、これまで発表していたとおりのスケジュールで進めさせていただければと思っています。
市内で1日に接種できる回数が拡大してきた中で、供給量が少なくなっている状況は、歯がゆい思いをしていますが、ぜひご理解賜りまして、予約受付の一次停止と再開について、ご理解をいただきたいと思っています。
(記者)
ワクチン接種に関しては、前回までと変わらないということでしょうか。
(市長)
大きな変更は今のところございません。
(記者)
全体的に感染状況が拡大していますが、感染拡大防止対策の強化については、いかがでしょうか。
(市長)
市内の感染状況につきましては、日によって多少の上下がありますが、連日、40人を超える新規感染者が確認される日もあり、1、2カ月前までは、1日当たり10人程度だったものが、急速に拡大している状況です。まだ高止まりや、減少局面に入るというような状況にはなく、これから始まる4連休や、東京2020大会の期間中の状況について、大変懸念しています。
対策につきましては、新しい対策が何かあって、これさえしておけば大丈夫というものはなく、基本的な感染対策をしっかりと取っていただきたいと思っています。
65歳以上の方の新しい感染者につきましては、大きく減っており、感染者の中心は20代の方で、また、40代、50代の方で重症になる方が増えてきている状況でありますので、自分の健康を過信せずに、基本的な対策については、ぜひ徹底していただきたいと思っています。
(記者)
飲食店感染防止対策認証モデル事業について、千葉市内での進捗状況はいかがでしょうか。(職員)
現在、認証件数は26件で、申請件数は7月19日時点で、93件(記者会見終了後、170件に訂正)です。
(記者)
申請が93件(170件に訂正)あって、そのうち26件がすでに認証されたということでしょうか。
(市長)
そういうことです。
(記者)
東京2020パラリンピック競技大会の会場の感染防止対策についてご心配されていましたが、組織委員会からは何か話はありましたでしょうか。
(市長)
会場における感染症の予防対策ですが、こちらについては、まだ取り扱いについて決まっておりません。オリンピックが終わった後に五者協議で決めるということが決まっている状況です。
千葉市としては、学校の観戦プログラムも、実施するかしないか最終決定していませんので、会場でどのような対策が取られるのか確認しています。
組織委員会から、個別の時間や、日程ごとにどれぐらいの観客が入る予定なのか、まだ情報をいただいていませんが、千葉市としては、一般の観戦者のほかに学校の観戦プログラムによる児童・生徒を含めて、観客数の上限を超えないようにしていただきたいということは、改めて、組織委員会にお伝えしております。仮に有観客で開催する場合につきましては、座席の配置について、着席時にしっかり間隔を空けることの確認を求めています。
現在、東京2020オリンピック競技大会の対応で、パラリンピック競技大会の状況について説明の時間をいただけていませんが、有観客にする場合に必要な対策だと思っていますので、早めに提供いただけるよう要請しています。
(記者)
習いごと応援キャンペーンでお伺いします。
継続的に利用する者に提供する場合は対象外とありますが、新規の申し込みの方が対象になるということでしょうか。
(市長)
事業継続の支援として、経済対策の側面もありますので、これまでずっと継続していて引き続き受講することが決まっているものではなく、改めて、新規に申し込んでいただく方を主に考えていますので、そういった取り扱いにさせていただいています。
(記者)
キャンペーンでの割引は、1回の講座のみということになるのでしょうか。
(市長)
お一人の方が、例えばスポーツジムと料理教室など、複数の口座を申し込むことについては、可能です。
(記者)
例えばフィットネスジムに入られた場合、月額だと思いますが、それが半額になるということでしょうか。
(市長)
例えばスポーツジムに申し込んで、様々な申し込みの仕方やプランについては事業者の方に検討していただいて魅力的なものをつくっていただきたいと思っていますが、その期間の受講料が半額になりまして、値引き分については、市が負担するというものです。
(記者)
昨年度も実施されていますが、今年度は何か違いがあれば教えていただけますでしょうか
(市長)
昨年度の事業検証ですが、ある特定の事業者のプランに申し込みが集まったという指摘もありますので、事業者ごとに割引額の上限、いわゆる、市からの助成額の上限を設けています。それによって幅広いサービスを市民の方に選んでいただけるようにしていきたいと思っています。
これまでの事業の課題を解消して、広く利用を可能にする改善をしています。
(記者)
東京2020オリンピック競技大会では、選手村での感染が確認されるような事例が出てきていますが、千葉市内で大会関係者の方が利用する会場もしくはホテルで感染が確認された場合の保健所の対応について、決まっていることがありましたら教えていただけますか。
(市長)
千葉市内で医師の検査を受けられた方や市内で感染の疑いがある方につきましては、市民の感染の疑いがある場合と同様に、一時的には市の保健所で対応させていただきます。
(記者)
感染者は市の保健所から発表していただくということでしょうか。
(市長)
そうですね。現在行っている感染者数のカウントのルールと同様です。
(記者)
先ほどの東京2020パラリンピック競技大会の学校連携観戦プログラムについて、有観客だった場合、引き続き千葉市としては、実施する方向で検討されているのでしょうか。
(市長)
有観客となることが決まった場合でも、観客上限である50%の考え方については、千葉市として確認したいと思っています。学校の観戦プログラムを実施する日のセッションごとに観客席がどれぐらい埋まるのか、東京2020オリンピック競技大会の場合ですと、50%の考え方がチケットを買った方全体の50%という説明が一時ありました。学校の観戦プログラムを入れて、例えば7割、8割になっていたのでは、通常の民間イベントに比べて緩和された基準だと言わざるを得ませんので、観客席がどれぐらい埋まる予定なのかを確認した上で、実施する、しないの判断をしたいと思っています。
したがって、有観客となれば必ず実施ではなく、千葉市としてもきちんとした感染対策が取られているかを確認して、最終決定したいと思っています。市が実施すると仮に決めた場合でも、保護者の方のご判断で参加しないということも、もちろん可能です。
(記者)
上限50%は、東京2020オリンピック競技大会のときから求めていらっしゃることですが、このことが約束されるのであれば、実施したい方向で考えていらっしゃるということでしょうか。
(市長)
オリパラ教育は競技開催都市に決まってから、市内の小・中学校で展開してまいりまして、共生社会の実現に向けて、様々な体験なども学校で行ってきました。東京2020パラリンピック競技大会の実際の観戦は、共生社会を理解していく上で極めて教育効果の高いものだと思っていますので、可能であれば実施したいと思っていますが、感染対策が十分に取られているかが大前提でありますので、そこがしっかりされているのかどうか、千葉市として確認をした上で、最終判断をするということにしています。
(記者)
東京2020オリンピック競技大会は無観客となったことで、市内のホテルは、引き続き経済的な影響も受けていますが、どのように受け止めていますか。
(市長)
宿泊していただくことで大きな経済効果が生まれるということもあり、市内のホテルでは様々な準備をされてきたと思います。
今回、無観客になったことでキャンセルが出ていますが、市としては、すでに行っておりますテレワークの割引プランへの助成も踏まえて、需要の落ち込みについては、ある程度支援する形で、ホテル業界の状況もよく見ながら対策を打ちたいと思います。
(記者)
引き続き何か支援策など、具体的に言えることはありますでしょうか。
(市長)
ホテル業界の方とは意見交換をさせていただいており、テレワークの割引プランについては、一定程度、評価をいただいていますので、それを継続する必要があるのかについては、ホテル業界の方、観光の関係者のご意見も踏まえて、今後も必要があれば実施してきたいと思っています。
(記者)
ワクチン接種についてですが、国が高齢者の接種の目安としていた7月末が迫っていて、千葉市の現在の接種状況は、1回目が83%、2回目が64%のようですが、この数字の受け止めをお聞かせください。
(市長)
接種を希望される65歳以上の人については、7月末までに一通り接種が完了するという目安が示されており、千葉市も達成するために必要な対策を行ってまいりました。
現在、1回目が終わった方は記者がおっしゃったように83%、2回目の接種率につきましては、私の手元では66%ですが、7月末まで予約が入っている分を踏まえますと、当初目標としておりました7割については、7割を超える接種率の実現が可能だと思っています。8割に近づく形での接種が完了する見込みです。
(記者)
数字としては、市長としては満足いく数字とお考えでしょうか。
(市長)
市内の65歳以上の方からは、できれば早く接種したいという声が寄せられており、当初は予約を取りづらい時期もあって、ご迷惑をおかけした時期もあります。
現在は1回目については8割以上の方が接種を完了しており、希望される市民の方については、接種ができる体制を整えることができたのではないかと考えています。
(記者)
ワクチンパスポートの件でお尋ねします。
現在、対象者については、海外渡航の予定がある方のみとなっていますが、今後、ワクチン接種が進んできた際に、対象を広げて、市で別の用途での活用を検討するなどのお考えはありますでしょうか。
(市長)
今のところは、海外で提示を求められる場合があるということを前提にして発行をしていますので、千葉市内で使うことを前提に、市がその提示を求めるということは考えていません。
(職員)
ほかに質問はいかがでしょうか。
それでは、以上をもちまして定例記者会見を終了します。

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