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更新日:2021年11月12日

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動画とテキスト(令和3年10月28日)

動画

テキスト

冒頭発言

それでは定例記者会見を始めさせていただきます。
発表の前に私からお伝えしたいことがあります。
新型コロナウイルスの陽性者数ですが、1日当たりの新規感染者数の直近7日間の平均につきましては、1.9人で大幅に減少してきています。
これまで基本的な感染症対策を続けていただいた市民の皆様、事業者の皆様のご理解とご協力によるものであり、改めて皆様に感謝を申し上げたいと思います。
千葉市民の方のワクチン接種の状況につきまして、接種対象となっている12歳以上の方については、7割を超える約77%の方が2回目の接種を終えています。
また、1回目接種も8割を超える約83%の方が接種を受けられています。
ワクチン接種が進んできた背景には、市民の皆様のワクチン接種に対するご理解とともに、長期にわたり、通常診療を継続しながらワクチン接種にご協力いただいています医療機関の皆様、そしてワクチン接種業務に携わっていただいている全ての皆様のご尽力の賜物であり、心から感謝を申し上げます。
市民の皆様への1回目、2回目の接種につきましては、接種を希望する方に接種を受けていただく最終段階に入っていますが、接種を受けるか悩まれている方や、接種を受けようと検討されている方もいらっしゃいます。接種を希望する方が必ず接種できるよう接種体制を維持してまいります。
3回目の追加接種については、2回目の接種から8カ月後に接種を行うことになりますが、今後、医療従事者の方から順に接種券を発送する予定で準備を始めているところです。また、1回目、2回目の接種の状況を検証しまして、予約方法の見直しについても検討しているところです。
皆様に対応していただいている感染予防対策によって新規感染者数が減少していますが、今週月曜日からは、飲食店においては営業時間の制限や酒類の提供制限がなくなります。経済社会活動を元に戻す段階に入っていますが、これからの季節は空気が乾燥し、換気が不十分になりがちです。年末年始のイベントが多くなり、普段は会わない人同士の接触が増える時期にもなります。
感染防止対策と経済社会活動を元に戻していくことを両立するためにも、マスクの着用、手洗い・消毒の徹底、換気の徹底、密の回避等を実施するなど、市民の皆様には、いま一度、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
それでは、発表事項について説明します。
「市制100周年を記念した「宝探し」などの開催」についてです。
市制100周年記念の最後を飾るイベントとして、市民の皆様が本市のあゆみを振り返りながら、本市の未来について考えていただくきっかけとするための企画です。
「千葉市を旅する砂時計」と題しまして、宝探しを実施します。
街歩きをしながら市内に点在する市制100周年に関連する歴史・文化・自然資源や観光資源など、市内の魅力あるスポットを、ゲーム感覚で謎解きをしながら巡っていただく体験型イベントとなっています。クリアすると抽選で素敵なプレゼントも当たりますので、多くの皆様にぜひご参加いただきたいと思います。
実施期間は、11月1日から12月26日までとしています。
市内の3エリア、現代編として千葉エリア、過去編として稲毛エリア、未来編として海浜幕張エリアを用意しました。参加方法は記載のとおりです。
千葉市のあゆみと未来について考える機会としていただければと思います。
市内の小中学生を対象に開催した「小・中学生絵画コンクール」についてです。
「わたしが住みたい未来の千葉市」をテーマに作品を募集しまして、2000点を超える応募の中から、22点の受賞作品が決定しましたのでご紹介します。
市長賞は、都賀の台小学校6年生の作品です。
タイトルは「1000年先までつづいてゆけ!輝く千葉市」でありまして、
未来の千葉市をイメージしていただいた作品で、色使いも素晴らしく、千葉市を地球に見立てスケールの大きさを感じます。
教育長賞は、緑町小学校の1年生の作品です。
タイトルは「みんながそらをとべるまち」です。近未来の千葉市をイメージして、ダイナミックな図柄でありながら、描かれている人物の表情がとても魅力的で、幸せな雰囲気が伝わってくる作品となっています。
そのほか、優秀賞をはじめ、多くの素晴らしい作品をご応募いただきました。ありがとうございました。
本日から市制100周年記念サイトに掲載するとともに、12月7日から12日まで、千葉市美術館のさや堂ホールにて展示を行いまので、ぜひご覧いただければと思います。
次に「100年後に残したい千葉市」をテーマに実施しました、第2回市制100周年記念フォトコンテストです。
3800点を超える写真を投稿いただきました。こちらも、多くの作品をありがとうございました。
最優秀賞の、千葉市の海辺をご家族で歩く写真や、優秀賞となった、千葉城と星々や夜の千葉公園の写真など素晴らしい作品がそろっています。入選された作品も、千葉市を象徴する素敵なものばかりだったと感じています。
こちらの12点の受賞作品も、本日から市制100周年記念サイトで公開するほか、市のWEBサイトや印刷物等で活用していきたいと考えています。
次に、千葉テレビにご協力いただきまして、バラエティ番組「白黒アンジャッシュ」の番組内で、市制100周年記念コーナー「3分で分かる千葉市レジェンド」を放送いただけることになりました。
放送日時は、11月9日から30日までの毎週火曜日、午後10時から30分間の番組の中で放送していただきます。
内容は、加曽利貝塚、オオガハス、幕張メッセ、鉄をテーマに、人気のお笑い芸人の方々が、これまでのあゆみを振り返りながら魅力を紹介する内容となっていますので、ぜひ多くの皆さんにご覧いただきたいと思います。
発表事項は以上ですが、お知らせが1点あります。
オレンジリボンキャンペーンの実施についてです。
11月1日から「児童虐待防止推進月間」が始まりますので、こちらにあわせて児童虐待防止のシンボルであるオレンジリボンを用いた「オレンジリボンキャンペーン」を実施します。
昨年度の児童虐待の対応件数は、全国で20万件を超えており、千葉市でも6年続けて1千件を超える大変厳しい状況となっており、児童虐待を防止するためには、社会全体で連携して取り組んでいく必要があります。
今回の啓発活動では、キャンペーン初日の1日に、中央公園前のセントラルアーチをオレンジ色でライトアップします。また、7日には千葉県児童福祉施設協議会と一般社団法人Peacemakerの主催で、オレンジ色のベストを着たライダーが乗車するバイクが県内を走行し、
各地にオレンジリボンを届ける「オレンジバイク」運動が行われます。また、千葉市職員のオレンジリボン着用など、各種のPRを積極的に行います。
各種啓発の取り組みを取材いただき、児童虐待防止推進のためのPRにご協力をお願いできればと思います。
私からは以上です。

質疑応答

(記者)
新型コロナウイルス感染症に関して、飲食店では感染防止のための営業時間短縮などの制限が解除されましたが、人流などは解除によって変化はありましたでしょうか。
(市長)
人流については、データを確認していますが、制限解除後のデータはまだ手元にありませんので、数字で説明することはできませんが、もちろん変化はあると思います。
比較的、席が埋まっているお店もあれば、予約が慎重な状況で今後の事業展開を検討されているお店もあるかと思いますので、今後の動向については、慎重に注視していきたいと思っています。
(記者)
制限解除後、初めての週末を迎えます。改めて市民への注意喚起をお願いします。
(市長)
全ての制限がなくなったわけではなく、飲食店自体は営業時間や酒類提供の制限がなくなりますが、基本的な感染症対策はぜひ徹底していただきたい期間だと考えています。基本的な感染症対策を徹底していただくことと、経済社会環境を少しずつ元に戻していく期間だと思っています。
これまで、市民の皆様や事業者の皆様に感染症対策をしていただいて、ようやく新規陽性者が抑制される状態になっています。これを何としても続けて収束に向けていかなければなりませんので、経済社会活動を元に戻していきながら、徹底した感染症対策は継続していただくことを強くお願いしたいと思っています。
(記者)
千葉県飲食店感染防止対策認証店の3店に対して、ワクチン検査パッケージの実証実験を始められています。まだ始まってから日は浅いですが、現段階での効果や今後期待されることをお聞かせください。
(市長)
この実証実験はまだ始まって間もないと思いますので、個別のお店からこういった課題や支障があるなど状況を伺っていません。ただ、営業に関して大きな支障とも伺っていませんので、今後の状況を確認させていただいて、どういった形で今回の実証実験の検証をしていくのか、検討していきたいと思っています。
(記者)
飲食店に対しては基本的な感染症対策の継続をというお話でしたが、市の職員の方などで見回りをされるなど、市として感染症対策をすることは考えていらっしゃるのでしょうか。
(市長)
市の担当部署の職員などが改めて見回りをすることは、今のところ考えていません。
新規陽性者数が大きく低減する中で、今の状況を何としてでも継続していくために感染症対策の徹底を、力を入れてメッセージとして出しているところです。
各飲食店でそれぞれの対策を継続していただき、利用する市民の方にも感染対策をぜひあわせて実行していただいて、経済活動を元に戻しながら収束させていきたいと考えています。
(記者)
ワクチンの集団接種についてですが、集団接種会場を閉鎖していくお考えはありますでしょうか。
(市長)
現在のワクチン接種1回目、2回目の体制作りですが、集団接種会場に集約している体制にしています。
件数は減っていますが、まだ新規予約をいただいている状況です。個別の医療機関だと接種を受けられるところを探すことが難しくなると思っていますし、医療機関によっては接種が終了しているところも出てきています。
今後については、集団接種会場に集約してご案内していく方針です。集団接種会場については、予約の入り方を見ながら新たな予約枠を作ったり、個別の状況を伺って集団接種会場にお越しいただける案内を強化していきたいと思っていますので、集団接種会場を閉鎖することは考えていません。
(記者)
千葉市制100周年記念宝探しについて、こういったイベント形式にされた理由をお聞かせください。
(市長)
一つは実際に街を歩いていただきたいと思っています。もともとウォーカブルな街中を作っていきたいということで、中心市街地の活性化を進めていますが、今回ヒントがお店に隠されているということになっていますので、そちらを巡っていただいて、街中で新たな発見をしていただきながら、千葉市のまちの歴史や将来について思いをはせていただきたいということで、体験型のウォーカブルなイベントとしています。
(記者)
先日、市内の中小企業経営者の方との意見交換の場があったと思いますが、どのような気づきがあったかお伺いできますでしょうか。
(市長)
千葉市産業振興財団の企画に参加させていただきました。市内の中小企業の経営者の方が集まる会で、グループ形式で意見交換をしました。千葉市の基本計画や、最近の会社の経営状況のほか、将来の千葉市の経済対策のあり方を様々な観点からご意見いただきました。
その中で新型コロナウイルス感染症の影響については、各社様々ありまして、非常に厳しい状況の会社もあれば、新しい顧客サービスを見出されて業績が比較的好調だという企業もありました。
将来の千葉市の経済対策の中では、市内に用地が確保しにくいというお話がありました。緑区誉田町に産業用地を官民連携で整備しましたが、早々に完売していることから、千葉市の中に
産業用地を求める需要はかなりあると思いました。また、そこまで大きくなくても、流通の拠点として千葉市内が見直されていて価値が上がってきているというお話をいただきました。一定の倉庫や流通拠点を置くにしても、なかなか用地が見つからないという話もありました。
一方で民有地の中で空いている土地をみつけて、買い手を探しているところもありますので、間に入って結びつけていくようなことをしなければいけませんし、市内の土地利用のあり方についても改めて検討する必要があるのではないかと感じたところです。
(記者)
聞く力ということは、神谷市長の強みでもあるのでしょうか。
(市長)
それは私が自分で評価することは難しいですが、様々な事業を一通りにまとめてやっているわけではありませんので、それぞれの立場で事業をされている方からお話を聞くということは、非常に意義があると思っています。
事業活動されている経営者の方との意見交換は、今後、非常に大切にしていきたいと思いますし、また参加させていただきたいと思っています。
(記者)
衆議院議員総選挙について、熊谷知事がマイクを持つ可能性を示唆しているようですが、市長としては、今回の選挙に関わるご予定はありますでしょうか。
(市長)
私が市長選挙で広く党派を超えてご支援いただきまして、また、その後の市政運営の中で各候補者にご協力いただいている状況です。
今回の衆議院議員総選挙について、候補者から要請があれば、街頭に立つことはありませんが、個人演説会については要請があれば、参加することとしています。
今週末につきましては、公務が入っていますので、今のところ、選挙関連の予定はありません。
(記者)
10月31日はもうひとつの成人式が開催されます。新型コロナウイルス感染者も落ち着いていて、いい時期だと思いますが、開催にあたって一言お願いします。
(市長)
成人式の代替企画については市長選挙のときに、ぜひやりたいということで公約の一つに掲げていました。人生の節目の一つとして地元で開催する門出の時だと思います。成人式が開催できず参加できなかった方に対して、改めて成人を迎えることのお祝いの言葉を贈りたいと思っています。
また、衆議院議員総選挙の投開票日にあたっていますので、参加する方には、政治に参加するということを意識していただける機会にもなるかと思っています。
(職員)
ほかにご質問はいかがでしょうか。
それでは、以上をもちまして、定例記者会見を終了します。

このページの情報発信元

総合政策局市長公室秘書課報道室

千葉市中央区千葉港1番1号

ファックス:043-245-5598

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