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更新日:2022年9月22日

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動画とテキスト(令和4年7月14日)

動画

テキスト

冒頭発言

それでは定例記者会見を始めます。
発表の前に2点お話させていただきます。
はじめに、千葉市における新型コロナウイルスとワクチン接種の状況についてです。
新規感染者数につきましては、千葉市発表の千葉市民の昨日7月13日現在の7日間合計では2,476人となっており、前の週の928人と比較して2倍を超えて増加しています。
入院者数についても、昨日現在で46名と増加しており、千葉市の範囲になっている千葉医療圏では、病床使用率は約30%という水準まで上昇してきています。
また、最近の特徴として、高齢・障害者施設でのクラスターが複数発生している状況にあります。
今回の第7波と言われている感染拡大局面に対して、千葉県全体で病床確保のフェーズを上げて医療制度体制の整備を図っている状況です。
体調の不良時には、まず発熱外来に連絡いただくことになりますが、現在、ホームページで公表している発熱外来は、千葉市内には138あり、第6波と同様、多数の体制を継続しています。
発熱時には、かかりつけ医に相談することや、ホームページで近隣の発熱外来を探していただくこと、保健所の相談センターに電話するなどして、できるだけ早い受診をお願いしたいと考えています。
また、検査体制の強化につきましては、6月12日で休止していました検査キット配付および陽性者登録センター事業を早急に再開すべく、千葉県と船橋市、柏市、千葉市を含めた3市で現在準備中で、市民の皆様の検査需要に応じていくことにしています。この件につきましては、詳細が決まり次第、改めて報告させていただきます。
今回はそれに加えて、千葉市では、自宅療養の方に対するオンライン診療や往診の体制を強化しています。自宅療養されている方の医療提供体制を充実させた上で、クラスターとなった高齢・障害者施設への医師の派遣を行っているところです。
保健所業務を継続していく体制をつくることは極めて重要だと考えています。新規感染者の急増に対応して、市職員の動員や外部委託などによる人員増を行っています。医療提供や宿泊療養施設への手配、配食や健康観察など自宅療養者への支援を行っています。
今週末は3連休があり、本格的に夏休みシーズンを迎えます。
帰省や旅行、イベントなど楽しみにされている方も多くいらっしゃると思います。これまでの経験や知見を踏まえますと、現在では行動制限という手段ではなく、市民お一人お一人が、場面場面で、感染しない感染させないという対策が欠かせないのではないかと考えています。
熱中症にも十分注意しながらになりますが、定期的な換気を意識していただくことなど、基本的な感染症対策の確認をいま一度市民の皆様、事業者の皆様に改めてお願いをしたいと思います。
特に、高齢者や基礎疾患のある方については、いつも会う方と少人数で会っていただくなど、感染リスクを減らす行動を心がけていただきたいと思います。
また、ご家族の方につきましては、ご高齢の方に感染を広げないように、ご高齢の方と会うときや病院内ではマスクの着用をお願いしたいと考えています。
次に、ワクチン接種の状況ですが、市内の新規感染者数が増加している中で、7月からは高齢者の4回目のワクチン接種が本格的に始まっています。3回目の接種と比較して、接種を終えている方や既に接種を予約されている方など、接種券が届いて何らかのアクションを起こしていらっしゃる方は少ない状況です。
4回目の接種につきましては、感染した際の重症化予防を目的としていますので、対象となっている60歳以上の方、また、基礎疾患のある方は、現在集団接種会場の予約枠は十分に余裕がありますので、ぜひこの機会に早めの接種を検討していただきたいと考えます。
また、千葉市では、若い世代へのワクチン接種促進のため、集団接種会場の平日夜間、土日、祝日の開設に加え、一部の会場では予約なしでの接種や団体接種も行っています。
また、副反応が比較的に少ないと報告されているノババックスも接種可能となっていますので、若い世代にも積極的な接種の検討をお願いしたいと考えています。
ワクチン接種コールセンターにつきましては、土日、祝日も開設していますので、ぜひ利用いただきたいと思います。
続きまして、海浜病院での臨床工学技士による縫合事案に関してです。
6月29日に病院局において記者会見を行ったところでありますが、当該案件では、医師免許を所持しない臨床工学技士が縫合を行ったことに関しまして、市民の皆様の信頼を失うような行為が市立病院であったものであり、私からもお詫びを申し上げたいと思います。
この案件に関して、病院局で改めて調査を行いましたところ、先日の会見での説明と異なる状況が出てきたため、私から状況を説明させていただきます。
一連の取材の中で、録画記録についての質問をお受けしていましたが、7月6日に海浜病院事務局で改めて録画データを確認したところ、復元することができました。当該動画記録により、臨床工学技士が縫合を行った事実を確認できましたが、加えて、縫合については病院局から先日説明のありました1針にはとどまらない事実も判明したものです。
現在、動画記録を精査中であり、関係者への調査も改めて行った上で、病院局から皆様に説明させていただきたいと思っています。
それでは、本日の会見項目について説明させていただきます。
発表事項の1点目は、プラスちばキャンペーンで、「食べて!泊まって!楽しんで!」を開始することについてです。
市内には、本市をホームタウンとする野球、サッカー、バスケットボールなどのプロチームがあります。また、国内有数の音楽イベントなども多数開催されていますが、市内での消費に十分結びついていないということを、これまでも課題として認識していました。さらに、長引くコロナ禍によって需要が激減しており、市内の飲食店などの消費喚起などを目的として、スポーツや音楽などのイベントを活用した取り組みを、プラスちばキャンペーンとして実施することとしました。
内容につきましては、8月から11月にかけまして、市内で開催されるスポーツの試合や音楽イベントなどの参加者を対象に、市内の飲食店や宿泊施設で利用ができる3,000円分のクーポン券を500円で販売するものです。
対象のイベントは、7月13日現在になりますが、33のイベント、クーポンを利用できる飲食店などは202施設となっています。
対象とするイベントにつきましては、今後、幕張メッセで行われるイベントや秋にかけて行われるスポーツの試合なども追加し、また、飲食店などについても追加をしていく予定です。
クーポンの種類ですが、スマートフォンで購入できる電子クーポンとして、対象イベント開催日の10日前からお申し込みができ、利用期間は購入した日からイベント開催日の10日後までとなります。
購入方法と利用方法の詳細につきましては、キャンペーンサイトをご覧いただきたいと思います。
イベントと一緒に市内の魅力的な飲食店で、いつもよりも少し豪華なお食事を楽しんでいただけるのではないかと思っており、イベント前後の宿泊にもご利用できますので、ぜひ多くの皆様に千葉市の魅力を楽しんでいただきたいと思っています。
発表事項の2点目は、千葉市動物公園で混雑予測の配信や混雑状況を見える化するサービス等の実証実験を実施することについてです。
今年度から新たに創設しました、スマートシティ実証補助事業の第1弾として、千葉市動物公園においてAIやデータを活用した来園者向けのサービス向上等に資する取り組みを実施しますので、お知らせします。 今回の実証実験の内容は、千葉市動物公園内の各ゲートや混雑が予想されるエリア、また、駐車場の出入口に設置したカメラ映像からAIを活用して来園者数のカウントを行うほか、来園前に混雑予測情報をリアルタイムでホームページなどで配信するものです。
これによって、これまでは動物科学館や森のレストランの混雑状況は施設の外から確認できませんでしたが、入り口のモニターやホームページ等に表示することによって、入館や入店のタイミングの判断がしやすくなるのではないかと期待しています。
園内や駐車場の混雑状況についても来園前に確認することができるようになりますので、来園者のさらなる利便性の向上につながるものと期待しています。
今回の実証実験に取り組んでいただく事業者ですが、日本システムウエア株式会社様とインテル株式会社様の共同企業体になりまして、実施期間は7月20日から令和5年2月28日までを予定しています。
来場者向けの情報配信の開始につきましては、準備が整いまして、8月中旬頃を予定しています。
また、こういった実証実験の際には個人情報の取り扱いについてお問い合わせいただくことが多くなりますが、今回の実証実験では来園者がカメラを通過する際に、映像を保存することなく、AI機能で即時に人数をカウントすることになりますので、個人情報の収集は行いません。
今回のスマートシティ実証補助事業は、テクノロジーを十分に活用して、市民生活の質の向上を図っていきたいというもので、持続可能なまちづくりに向けて、地域課題の解決や新たな価値の創造につなげていく民間企業などが行う実証事業の実施に係る経費の補助を行うこととしています。
続きまして、お知らせ事項です。
お知らせ事項の1点目は、女性活躍推進アドバイザー派遣事業の開始と女性による女性のための相談会の開催についてです。
女性活躍推進法の改正によって、令和4年4月から各事業所の女性活躍に関する取り組みをまとめた計画である一般事業主行動計画の策定・届け出義務が、常時雇用労働者数301人以上の事業所から101人以上の事業所に拡大されています。
千葉市では、この行動計画への関心が高まるこの機会に、中小規模の企業におかれましても、男女が共に働きやすい職場環境を整備して、女性活躍を推進していくことが重要だと考えており、新たに女性活躍推進アドバイザー派遣事業を開始することとしました。
対象となる事業所は、市内に本社または主たる事務所を置き、常時雇用の労働者の数が300人以下の企業、一般社団法人、一般財団法人などとなります。
派遣するアドバイザーは、社会保険労務士の資格を持った方であり、一般事業主行動計画の策定に向けた助言と指導を行うものです。
派遣は、1社当たり最大5回としており、費用は無料です。
本日14日から募集を開始しています。女性活躍の推進を検討していただきたいと思っていますので、事業所の皆様に活用いただきたいと考えています。
次に、資料の2ページ目になりますが、新型コロナウイルス感染症の影響によって、孤独を感じ、社会的にも孤立感を深めておられる女性の方々、また、子どもや女性などが標的となる事件の発生や流動的な国際情勢などもあり、様々な困難や課題を抱えていたり、漠然とした不安を感じている女性の方々へのきめ細かい対応が必要ではないかと考えています。
今回千葉市では、そうした不安や悩みを抱えておられる女性を対象として、女性の専門家が相談に応じる女性による女性のための相談会を、ペリエ千葉7階のペリエホールにて、今月24日の日曜日から来年の2月まで、毎月1回、計8回開催することとしました。
事前のお申し込みは不要です。
職場や家族の問題、精神的に疲れているなどの悩みがありましたら、気兼ねなく会場にお越しいただいて、相談いただきたいと思っています。
お知らせ事項の2点目は、加曽利貝塚の発掘調査の開始についてです。
千葉市では、貝塚として日本初の特別史跡に指定された加曽利貝塚の本格的な発掘調査を平成29年度から継続して実施しています。令和元年度までに実施した第1期調査では、直径12メートルを超える大型の竪穴住居跡が発見されるなど、縄文時代晩期の加曽利貝塚が、房総半島で屈指の規模の拠点集落であった姿が明らかになりました。
令和2年度からは、新しく南貝塚の中央部の解明を目指す第2期調査に着手をしており、今年度は3カ年計画の最終年度に当たっています。
昨年までの調査で、南貝塚の中央窪地が、縄文人によって削られていた可能性がほぼ確実となったわけですが、今年は南貝塚がどのように利用されてきたのか、土地利用の変遷の解明を目指すことにしています。
今年の発掘調査につきましては、今月12日から開始しており、11月26日土曜日まで、約4カ月半にわたって実施します。
期間中は、加曽利貝塚博物館のホームページにおいて発掘調査の日誌を公開するとともに、学芸員による現地ガイドも開催して、発掘調査の様子をお知らせしていきたいと考えています。
また、11月26日土曜日には現地説明会を開催して、今年度の調査成果を公開する予定としています。
昨年7月には、青森県の三内丸山遺跡をはじめとした北海道・北東北の縄文遺跡群が世界文化遺産に登録されたという情報が注目を集めています。
加曽利貝塚博物館では、週末に縄文体験プログラムである発掘調査体験や縄文工作を開催しており、縄文を身近に感じる取り組みを行っています。
発掘調査の見学と併せて、ぜひ多くの皆様に足を運んでいただいて、貝塚の魅力を体感していただきたいと思っています。
私からは以上です。

質疑応答

(記者)
海浜病院の件でお尋ねします。
先日の会見の際は、1針だけということでしたが、1針にとどまらないという説明でした。具体的にどれぐらい縫っていたということでしょうか。
(市長)
病院局でビデオ画像の確認を急いでいます。関係者の聞き取りを改めて行い、情報を整理した上でお知らせしていきたいと考えています。
(記者)
会見では明確に1針で、しかも難しい縫い方だったと具体的な描写がある説明だったのですが、それは虚偽報告だったということなのでしょうか。
(市長)
現在、聞き取り調査を改めて行っており、記憶の曖昧さを説明しているという話は伺っています。改めて聞き取りを行った上で、情報をしっかりと整理して説明していきたいと考えています。
(記者)
記憶の曖昧とは違う種類のものだと思いますが、それは虚偽ではないのですか。
(市長)
本人の認識についても現在確認を行っていますので、今の段階で明確に状況の評価をすることはできないと考えています。十分な聞き取りを行った上で説明する機会を設けていきたいと思います。
(記者)
録画が再現できたということでしたが、これは意図的に消されていたのでしょうか。
(市長)
録画ビデオについては、再生ができなかったということで伺っていますが、原因についてははっきりしておりません。
こちらについても確認、聞き取り調査を行っていく必要があると考えています。
録画漏れやデータの破損等の可能性もありますので、どんな状況で録画の確認ができなかったのかなどについても関係者の聞き取りを進める必要があると考えています。
(記者)
どうやってデータを再現できたのでしょうか。業者に委託して復元できたのかなどについてはいかがでしょうか。
(市長)
私が報告を受けている範囲ですが、病院局の職員が復元ソフトを用いたところ、復元ができたと聞いています。詳細につきましては聞き取りを進めまして説明させていただきたいと考えています。
(記者)
プラスちばキャンペーンについて、今年の予算の目玉の一つとして出されたと思いますが、改めてどういうことを期待したいかお聞かせください。
(市長)
プラスちばキャンペーンですが、これまでも課題となっていましたが、千葉市内では音楽フェスやライブイベント、幕張メッセ等での見本市、数多く開催されていますが、それらを見た後、市内の消費にはつながっていないという問題意識はこれまでも持っていました。
また、コロナ禍によって需要も減少していますので、市内飲食店などに消費喚起していくことが重要であると考えており、今回のキャンペーンを始めるところです。
実際にどういったイベントに参加された方が、このキャンペーンでどこを利用されたのかというデータもそろっていくと思いますので、今後の市内経済の活性化の新しい取り組みの基礎的なデータにも使えるのではないかと考えており、多くの方にご利用をお願いしたいと思っています。
(記者)
海浜病院の件について詳細は調査中とのことですが、記事では既に1針と出てしまっているので、せめて針の数が5針以上や10針以上などのような規模感だけでも教えていただければと思います。
(市長)
何針かということにつきましても多くの質問が寄せられていることは理解していますが、全体として聞き取りをして、改めて、画像とも照らし合わせながら調査をした結果をご報告したいと思っていますので、今回は1針ではないということが確認されたことについて、お知らせさせていただきたいと思っています。
(記者)
前回の説明では、手術終盤、最後の1針だけ縫ったという説明だったのですが、例えば、序盤、中盤のところからもやっていたのかという点についてはいかがでしょうか。
(市長)
今回は、画像が復元できたということで、復元された画像の内容が聞き取りを行った内容と異なっていることが確認されましたので、その背景や実際の行為の特定、また、当事者がどういう認識の下でやっていたのかを確認する必要がありますので、全体を整理した上で報告させていただきたいと思います。
(記者)
プラスちばキャンペーンについて、この事業のきっかけについては、たくさんの方が千葉市を訪れたとしても地元にお金が落ちないというところからだと思います。また、来訪者によるごみのポイ捨てなどの問題があって迷惑ばかりがかかるというようなこともあって、地元の方で制限したいような話がありましたが、今回は市内全域になっていると思います。この違いについては、どういうところにあるのでしょうか。
(市長)
違いといいますか、市内経済の活性化のための事業だと思っています。
例えば、ZOZOマリンスタジアムは美浜区にありますが、ここで試合を見られた方が、スタジアムの近くで食事をされることはもちろんあるかと思いますが、グループによっては中央区に来られる方ももちろんいらっしゃいますので、美浜区だけに限るのではなく、市内全体を対象にして、イベントを開催することで市内の消費を拡大していくことを目的にしていますので、特定の区に限ることなく、市内全域の飲食店で参加を呼びかけているところです。
(記者)
今後市内で開催される音楽フェスについて伺います。
ロック・イン・ジャパン・フェスティバルやサマーソニックでは、マスク着用のガイドラインが発表されまして、外せるときは外そうというような呼びかけをしていますが、これに対する市長の考えをお聞かせください。
(市長)
ロック・イン・ジャパン・フェスティバルとサマーソニックの事務局からの発表について私も読ませていただいています。もちろん本市としてもどういった感染症対策が会場内で取られているのか、参加者に対して主催者からどう呼びかけられるのか確認を行っています。
マスクの着用につきましては、今回の2つのフェスで、例えば、政府が示しているマスク着用の基準がありますが、それと違ったことをするというわけではなく、時と場合によって、マスクの着用を推奨する場合、着用の必要がない場合と分けられていますが、それに沿った対応をしっかりやっていくということでありました。決して着用が推奨されるところでも着用しないということを言ったわけではなく、むしろ最近示された屋内と屋外でのそれぞれの状況に応じたマスクの着用、また、外すことに沿った対応をしていくということですので、主催者におかれては、そういった対応をしていくということを、参加者だけではなく広く説明いただいて、市内での信頼のおけるフェスの運営をお願いしていきたいと思います。
両者ともに長年実績のある事務局ですので、そういった対応についてはしっかりと取っていただけると思っていますし、市としても開催を支援する立場でもありますので、しっかりと確認しながら安心感のあるフェスの運営をお願いしていきたいと考えています。
(記者)
新型コロナウイルス感染症が非常に急拡大している中で、こういった音楽フェスが参加者だけではなく、感染拡大が起きるのではないかと思う方もいらっしゃると思います。感染防止に向けて市が主催者や参加者に対して、働きかけをする、もしくはお願いするということはありますでしょうか。
(市長)
今の感染拡大局面においても、政府としても特定の活動に対する行動制限をしていくという見解ではなく、その場その場に応じた必要な感染対策を取った上で活動は継続しましょうという状況にあると思っています。これまでのコロナ禍での経験とオミクロン株の重症化しないという特性を踏まえますと、私は妥当なものではないかと思っています。
感染拡大局面だからということで、社会に対して負荷を必要以上にかけることは避けなければいけないと思っていますので、主催者におかれては必要な対策を個別に取っていくことを参加者に対して徹底していただきたいと思いますし、我々としても、フェスの実施に当たりましては後援していくことにしていますので、後援する立場から市民の皆様にはご理解を得るようにしたいと思います。
また、他の経済活動や地域活動と違った対応をするものではなく、同じ対応をお願いしていますので、フェスの参加者だけでなく、市民の皆様の生活の1シーン1シーンごとに必要な対策をお願いしています。その徹底をしていただけるように、市としても広報に力を入れていかなければいけないと考えています。
(記者)
音楽フェスなので、興奮して大声を出したり、もしくは定員としてはクリアしていると思いますが、ふらっと前に行って密集になったりすることがあると思うのですが、どういった場合であればマスクを外していいのか、そういった基準は設けているのでしょうか。
(市長)
それは一定の間隔ということが政府の一般的な指針の中でも示されていますので、それを踏まえたガイドラインが業界でもつくられています。それに沿った対応を主催者がしていただくということを確認しています。
厳格にできているかどうかと言われても、それは様々な活動の中で一時的に間隔が近くなることはあるかもしれませんが、全体として必要な対策が取られているということを、フェスの主催者から参加者にお願いしていくと聞いていますので、そういった対策を確実に実施していただくことが重要ではないかと思っています。
(記者)
海浜病院での縫合事案について、1針にとどまらないということでしたが、手術の内容は1針、2針、3針と針数が増えていくものと認識していいですか。
(市長)
医療行為の内容については、今、聞き取りを行っていますので、繰り返しになりますが、改めて聞き取り調査を行った上で、全体として説明すべきだと思っています。
私は医療行為そのものについて、医師ではありませんので特別な知見を持っていませんが、調査結果を踏まえた上で発表させていただきたいと思います。
今日は、前回、病院局が行った記者会見とは異なる事実が、復元された動画で明らかになったので、改めて調査をしているということのお知らせですので、趣旨をご理解いただきたいと思います。
(記者)
ペースメーカーを交換した後に、皮膚を縫合する手術の中での事案ということでよろしいでしょうか。
それにつきましては、前回、病院局が説明した場面でのことだと理解しています。
(記者)
感染拡大局面に入っていますが、幕張ビーチ花火フェスタについては、中止を検討しているなど、そのあたりはいかがでしょうか。
(市長)
千葉市が中心となって開催する夏の大きな事業に幕張ビーチ花火フェスタがありますが、もともと感染症対策を十分に取った上で行うことにしており、開催については、変更なく開催していきたいと考えています。
十分な対策を取って、規模をコンパクトにして開催しますので、現在の感染状況においては開催できると考えています。
(記者)
現在の感染状況ではということですが、さらにこれが2倍、3倍となってくると、また検討の余地が出てくるということでしょうか。
(市長)
幕張ビーチ花火フェスタの開催を発表したときに、今後の感染状況を踏まえて大きな事情の変更があれば、それに基づいて開催について検討することにしていますので、今後の感染状況を踏まえて、想定している感染対策では不十分と判断した場合には、実施しないということももちろんありますが、現在におきましては、十分な間隔を取って人数を制限して行いますので、開催については、今のところは予定どおり行いたいと考えています。
(記者)
海浜病院の縫合事案について、調査の結果を整理して発表ということですが、発表時期は決まっていますでしょうか。
(市長)
病院局の説明がいつ行われるかについて明言したいところではありますが、調査内容、調査結果によります。速やかに行いたいと思いますが、今時点で明確に日取りのお知らせはできませんので、ご理解いただきたいと思います。
(記者)
海浜病院の縫合事案について、市長から説明いただきましたが、結果として市民に間違った説明をしてしまったということは事実なので、復元ソフトがあれば発表する前に確認できたのではないかという疑問があります。結果として故意なのか、過失なのかはともかくとして、間違った説明を公表したということについて、市長の所感をお願いします。
(市長)
ご指摘のとおり、結果として事実と異なる説明をしたことには間違いありません。そのことに関しましては、市民の皆様の信頼を裏切ることにもなりますので、心からお詫びを申し上げたいと思います。
こういった事実が明らかになりましたので、改めて関係者に調査を行いまして、どういった認識の下で行ったのか、十分な聞き取りを行わせていただきたいと思います。
(職員)
ほかにいかがでしょうか。
よろしければ、以上で市長定例記者会見を終了します。

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