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更新日:2015年4月24日

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指定廃棄物に関する質疑応答(平成27年4月23日)

日時平成27年4月23日(木曜日)13時30分~13時57分
場所本庁舎3階第一会議室

質疑応答

(記者)
発表とは違いますが指定廃棄物の件で伺いたいと思います。明日、県と千葉市に来るということで、千葉市が選定されたということが確定的になったと。以前と比べて一歩状況が進んだが、現在の受け止め方と今後の方針についてどうお考えかお聞かせください。

 

(市長)
正式にはまだやはり話をもらっていないので、我々としてはまずは話を聞かせていただくと。我々千葉市が何故数ある候補の中で選ばれたのか、選定の理由、経緯は、我々としてもしっかり聞かせていただく必要があると。当たり前の話ですけれども、安全性について、我々はかなり詳細に確認させていただく必要があるだろうというふうに思っています。

 

(記者)
関連で伺いたいが、報道に出た後、環境省とどのような連絡を取って、どういうやりとりがあったのか、あと、東電に対してもどのようなやりとりをしたのか伺えますでしょうか。

 

(市長)
具体的なやり取りを

 

(職員)
資源循環部の方からお答えを申し上げます。当初の報道が出た際に、事実確認ということで、環境省の方に、担当セクションの方にご連絡を取らせていただきまして、その時点で選定作業中ということでお答えをいただいたところでございます。
なお、報道の一部に東電用地ということで記載がございましたけれども、まだ私どもの方で正式にお聞きしていないということ、それから環境省においても選定途中であるという回答がございましたので、その時点では東電には接触をいたしておりません。以上でございます。

 

(記者)
環境省に対して今度どのようなことを、安全性についての話がありましたが、もうちょっと詳しくお聞かせ願えますでしょうか。住民への説明なんかも含めてお話を伺いたいと思います。

 

(市長)
明日話を聞いて、詳細な内容を確認してからになりますけれども、いずれにしても先ほど申し上げたとおり、選定経緯、理由、安全性、これについては我々もそうですし、議会、市民に対して納得のいくご説明をしていただいく必要があるというふうに思っています。
当然説明会というのも、これはもう私は、環境省も十分、当然お考えいただけるものと思っておりますけれども、そうしたことも当然、その過程の中ではやっていただくことになると思っています。

 

(記者)
国の事業であって、国と例えば民有の東電であれば、東電との間でもやり取りというものがメインになると思うんですが、そもそも市としてはどういった権限があるのか、どういう権限があると考えているのか、市長のお考えを伺いたいんですが。

 

(市長)
権限以前に、これだけの案件でありますから、千葉市の意思、考えに基づかずに意思決定をされるということはないと思っています。

 

(記者)
まず、指定廃棄物の問題なんですが、全部で5,000か所ある中で、千葉市が選ばれると、それを受けての率直な受け止めを聞きたいんですが。

 

(市長)
それは当然、千葉県中のどこの自治体でも可能性があったわけでありますので、それはもう、我々のまちが選ばれたのかというところですね。後は理由と経緯を、先ほど来、申し上げているとおり、確認をさせていただくしかないというところです。

 

(記者)
明日、副大臣からこれだけは重点的に聞きたいという問題がございましたら、教えていただけますでしょうか。

 

(市長)
これだけはというよりも、当然、明日を含めて、明日だけで終わる話ではないというふうに、全ての分野において聞かせていただくと。明日だけではなくてということですね。私からすると、当然になりますけれども、とにかく明日の段階では、我々千葉市の意思、意向を無視してこの問題が進められるということはないということを確認をしたいということですね。

 

(記者)
市議会から市長への申し入れがございました。国からも直接議会に説明をしてほしいというふうな申し入れだったんですが、それは明日市長の方から副大臣にお伝えになるんでしょうか。

 

(市長)
もちろんです。当然これは千葉市、千葉市議会ともに同じ情報、同じ説明をもって考えていく。考えなければいけない問題であると思っていますので、市議会に対しても丁寧な、真摯な説明をしていただくことは大前提だということです。

 

(記者)
わかりました。そもそもの市長のスタンスについてお聞きしたいんですが、処分場は県内のどこか1か所に作らなければならないというふうなお考えでおられるかどうか、あともう1点は、処分場が仮に千葉市だったとしても、安全性の確保などの基準がクリアされれば、それは反対するものではないと、そのようなお考えであるかどうか、その点についてお聞きしたいんですが。

 

(市長)
まず、これまで千葉県の市町村長会議において、この千葉県は1か所にて処分・管理をするという議論になってきているわけでありますから、それは十分に我々としては理解をしなければいけないと、そういうふうに思います。
次ですけれども、これはもう、選定理由、過程、安全性を確認をしていない状況ではお答えはできないというふうに思います。現時点では判断できる状況ではないということです。

 

(記者)
関連でお聞きしたいんですが、正式なお話は明日かと思うんですが、民有地の選定はほぼ可能性としては高いということなんですが、他県の例を見てみますと、公有地ということで、地元と反発があったりということがあると思うんですが、民有地ですと、行政と市民の手から少し離れたような印象になると思うんですが、その点について、改めてどういうふうにお受け止めかどうか聞きたいんですが。

 

(市長)
先ほどのご質問にもお答えをしましたけれども、これは国有地だろうと、県有地だろうと、民有地だろうと関係ないというふうに思います。これだけ市民に大きな関係のあるものでもありますので、どんな土地であろうと受け入れる可能性が少なくともある我々自治体の意向を無視して、物事が決められることはないと、あってはいけないというふうに思います。

 

(記者)
改めて今おっしゃったように、民有地だろうと市としての意思は絶対尊重するように申し入れていくという方針でしょうか。

 

(市長)
はい。

 

(記者)
関連で、他県で選定がまだ決まっていない、新しく作るところが決まってない県もあるかと思うんですが、今回、今までの例というと国有地、千葉でいうとまだ決定ではないんですが、民有地と。今後その残された県に対する影響というものも当然あるかと思うんですが、それについてはどのようにお考えでしょうか。

 

(市長)
県とは。

 

(記者)
県といいますか、例えば茨城と群馬でしたっけ、まだ決まっていないと思うんですけれども。

 

(市長)
それはわからないですね。我々が考えることではないですね。

 

(記者)
指定廃棄物の関係で引き続きですが、先ほど明日で終わる話ではないという発言もあったと思うんですが、安全性や経緯などの確認についてですね、詳細に聞かれていくとは思うんですけど、明日来られて、その段階で市の意向といいますか、そういったものがすぐに出せるとはなかなか考えづらい、まとまるには時間がかかるという認識なのでしょうか。

 

(市長)
少なくとも、これをすぐに判断できるようなものではないというふうに思っています。

 

(記者)
判断する上でですね、最後に重視していくのは、当然住民の声っていうのも出てくると思うんですけれども、そのあたりどう考えられていますか。

 

(市長)
当然住民の皆さん方がどういう思いでいらっしゃるか、さらに言えば、それにあたってのプロセスであったり、さらに言えば直近の民意の代表者である市議会のご意見、こういったものを全てしっかりとみさせていただいて勘案した上での判断が必要だと思います。

 

 
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