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更新日:2019年11月11日

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千葉市国際交流協会で英語サロン・異文化講座を開催(7月7日)

こんにちは、千葉市役所国際交流課国際交流員のプロクター・トリです。平成29(2017)年7月7日、千葉市国際交流会で行われた「英語サロン~世界を学ぼう~」に、講師として参加してまいりました。

この講座は、英語の学習というよりも、英語を使いながらいろいろな国の文化に触れ合ったり、外国人市民の日本での経験・生活等を聞いたりする機会として実施されたものです。アメリカ以外にも受講者はフィリピン、オランダ、モロッコについて、外国人市民の講師による発表を楽しく聞いていました。

私は、場を盛り上げるために、最初にアメリカの道路標識を見せ、「どんな意味だと思う?」とクイズを行い、交通ルールに関する常識の違いに気付くきっかけとなり、とても面白そうな様子でした。

次に、アメリカ文化の中で最も重要な行事でもある「サンクスギビング」について説明を行いました。17世紀のイギリス人と北米の先住民族で開かれた会食の有名な言い伝えと、アメリカの南北戦争(1861年~1865年)の後で国が一つになれるように「サンクスギビング」が祝日として認定された歴史を解説しました。大統領による「シチメンチョウの恩赦」のような近代の習慣についても発表しました。

サンクスギビングは家族又は仲間と一緒にたくさん食べたり、楽しく遊んだり、のんびりしたりして過ごす一日なので、「GO FISH!(釣りに行け!)」というカードゲームを教えてからグループに分けてやってみました。サンクスギビングのごちそうの場面で、集まった人々は一人ひとりに何のために感謝を感じるのかを伝える習慣もあるので、講座の最後に「THANKFUL(ありがたい)」という言葉を使い、皆さんに簡単な英語の言葉遊びの作文にも挑戦してもらいました。

受講者からは、「実際の歴史の話も入れてくれてありがとう」、「先住民族の現状について教えてほしい」というような声がありました。私は、大人であるか小学生であるかに関わらず、アメリカ文化・社会について教える際、話しづらいところを避けないで、バランスを守るように務めております。

このような事業を通じて、海外の状況だけではなく、日本又は千葉市でともに暮らしている様々な文化にルーツをもつ市民同士について考えることができると思います。

今後とも異文化理解・体験の活動を楽しくしていきたいと思っております。

【報告者:国際交流員 プロクター・トリ】


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