更新日:2018年11月28日

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平成30年度外国人市民懇談会を開催(11月18日)

1.外国人市民懇談会とは

懇談会の様子1 懇談会の様子2

平成30年(2018年)11月18日、千葉市国際交流プラザにおいて、平成30年度外国人市民懇談会を開催しました。
この懇談会は、外国人市民の地域社会への積極的な参加を促進し、外国人の視点による意見を市政に生かしていくことを目的に毎年開催しています。
今年度は、「オリンピック・パラリンピックでの外国人観光客へのおもてなし-どのようなおもてなしをされるとうれしいですか?-」をテーマに、外国人市民の皆さんからご意見やアイディアをいただきました。

2.ボッチャ体験

懇談会では、2020年東京パラリンピック競技大会の公式種目である「ボッチャ」の体験が行われました。

ボッチャは、最初に投げた白いボール(ジャックボール:目標玉)に、赤又は青のボールを投げて、どれだけ近づけられるかを競う競技で、氷上で行われるカーリングに似ています。

体験では、4つのチームに分かれ、各チームとの対戦を行いました。
全球投げ終わった後には、ジャックボールの周りに皆で集まって、各チームのボールとの距離を測り、その結果に盛り上がるなど、ボッチャの楽しさを実感していました。

懇談会の様子3 懇談会の様子4

3.グループワークと結果発表

最後に、テーマに関するグループワークを行い、各グループで出された意見や提案をまとめ、その結果を発表していただきました。
今回は、あると良いおもてなしから3つにしぼってもらい、発表していただきました。

懇談会の様子5 懇談会の様子6

【Aグループ】

①障害がある人をサポートするボランティアの配置
・知識がないとケガさせる心配がある
・支援の要否は本人が決めるので、決まった場所で待つことが大切

②駅・電車での多言語対応
・会場付近だけでは不十分。会場に行くまでも必要
・地図は、日本語と英語のものは多いが、多言語のものもあると良い
・ロンドンでは、ボランティアはトップハットをかぶっており、対応可能な言語の国旗をつけていた。

③食事への対応(ムスリム、ベジタリアン)
・ハラルフードのステッカー表示
・コンビニにムスリムコーナーがあると良い
・ハラル対応の日本食があると良い

【Bグループ】

①SNSなどでの情報発信
・アプリやイラストの活用が有効(中国ではWeChatが良く使われている)
・ゴミのポイ捨てについての情報発信が必要
・ゲームルールの多言語化(会場アナウンスでなど)

②地震対策、熱中症対策
・パンフレットに情報を記載して配付すると良い

③ムスリムの方への配慮
・食事の原材料の明示など

【Cグループ】

①Wi-Fiの利便性の向上
・中国、台湾では、公共Wi-Fiを利用する際には、登録もパスワードも必要ない。
・利用案内を多言語化してほしい。

②電子マネー、両替の利便性の向上
・中国ではWeChatが良く使われているので、利用できる店舗を増やしてほしい。
・日本は両替できる場所が少ない。

③駅の標識など
・Uターンの表示やトイレのマークが分かりづらい。
・電車の人身事故のアナウンスが早口。ゆっくり、はっきりと話すことが、外国人に対しての「おもてなし」だと思う。            

 

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