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更新日:2020年11月26日

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令和2年第4回定例会提案理由(その2)

ただいま提案をいたしました各議案につきまして、提案の理由をご説明申し上げます。

議案第147号は、令和2年度一般会計補正予算であります。
歳入歳出予算については、国庫補助金の決定に伴い、学校施設の環境整備に係る経費など、総額42億7,400万円を追加するもので、今回の補正により、一般会計の総額は、5,880億7,200万円となるものであります。
次に、継続費については、小学校の大規模改造事業について、事業の進捗状況を踏まえ変更するもので、繰越明許費については、南町宮崎町線事業ほか11事業の完了が翌年度にわたることから追加・変更するものであります。
また、債務負担行為については、指定管理者の指定に伴う経費や、公共工事の施工時期の平準化を図るための経費など33件を追加するもので、地方債については、小学校建設事業費ほか2事業を追加するものであります。

議案第148号から第151号までの4議案は、いずれも令和2年度特別会計補正予算で、総額5億600万円を追加するものであります。
今回の補正によりまして、特別会計の総額は、4,129億6,400万円となるものであります。

議案第148号の国民健康保険事業特別会計は、国民健康保険システムの改修に係る経費について、債務負担行為を追加するもので、議案第149号の後期高齢者医療事業特別会計は、福祉システムの改修に係る経費を追加するもので、議案第150号の病院事業会計は、新型コロナウイルス感染症の影響による医業収益の減少に伴い、一般会計繰入金等を増額するほか、青葉病院の薬品費を追加するもので、議案第151号の下水道事業会計は、公共工事の施工時期の平準化を図るための下水道整備に係る経費について、債務負担行為を追加するものであります。

議案第152号及び第153号は、条例の制定改正であります。

議案第152号は、新型コロナウイルス感染症のまん延を防止するため、市、市民及び事業者の責務を定めるとともに、感染者及び医療関係者等への配慮に関し必要な事項を定めるもので、議案第153号は、自転車利用者等の自転車保険等への加入を義務化するほか、所要の改正を行うものであります。

議案第154号は、令和3年度における当せん金付証票の発売額を定めるもので、議案第155号から第158号までの4議案は、仮称千葉公園体育館の工事請負契約に関するものであります。
議案第155号は、建築工事について、議案第156号は、電気設備工事について、議案第157号は、空調設備工事について、議案第158号は、給排水設備工事について、それぞれ工事請負契約を締結するものであります。

議案第159号から第187号までの29議案は、いずれも指定管理者の指定に関するものであります。
議案第159号は、休日救急診療所について、議案第160号は、中央いきいきプラザほか14施設について、議案第161号は、大宮学園について、議案第162号は、桜木園について、議案第163号は、療育センターについて、それぞれ指定するものであります。

議案第164号は、中央コミュニティセンターについて、議案第165号は、蘇我コミュニティセンターについて、議案第166号は、畑コミュニティセンターについて、議案第167号は、幕張コミュニティセンターについて、議案第168号は、穴川コミュニティセンターについて、それぞれ指定するものであります。

議案第169号は、長沼コミュニティセンターについて、議案第170号は、都賀コミュニティセンターについて、議案第171号は、鎌取コミュニティセンターについて、議案第172号は、高洲コミュニティセンターについて、議案第173号は、真砂コミュニティセンターについて、それぞれ指定するものであります。

議案第174号は、土気あすみが丘プラザについて、議案第175号は、栄町立体駐車場について、議案第176号は、市民会館及び文化センターについて、議案第177号は、若葉文化ホールほか2施設について、議案第178号は、大宮スポーツ広場について、それぞれ指定するものであります。

議案第179号は、宮崎スポーツ広場について、議案第180号は、ポートアリーナについて、議案第181号は、こてはし温水プールについて、議案第182号は、高洲スポーツセンターほか34施設について、議案第183号は、長沼原勤労市民プラザ及び幕張勤労市民プラザについて、それぞれ指定するものであります。

議案第184号は、ポートタワーについて、議案第185号は、生涯学習センターについて、議案第186号は、亥鼻公園集会所について、議案第187号は、マリンスタジアムについて、それぞれ指定するものであります。

議案第188号は、旧千葉市文化交流プラザの土地及び建物等の売却条件の一部を変更するものであります。

(予算編成の考え方)
次に、令和3年度の予算編成に当たり、私の基本的な考え方について申し上げます。

去る11月2日に表明しているとおり、私自身が、来年4月の任期満了に伴う千葉県知事選挙に立候補させていただくことから、新年度予算は、新市長の政策を実現できる余地を残して、骨格予算を基本としつつ、新型コロナウイルス感染症対策など、継続的に行うべき内容は盛り込む、いわば「準骨格予算」を編成して参る考えであります。
このような形で編成を進めるに当たり、まず、本市を取り巻く現状についてですが、新型コロナウイルス感染症の拡大が、市民生活や経済に甚大な影響を及ぼしており、収束するまでは予断を許さない状況である中、市民の健康、生活や経済活動を守るため、これまでに7度にわたる補正予算の編成等により、迅速に対策を講じて参りましたが、引き続き、感染症対策や「新しい生活様式」に適合した市民生活及び地域経済の回復に取り組んでいく必要があります。

次に、本市の新年度の財政見通しについては、歳入では、自主財源の根幹をなす市税が、新型コロナウイルス感染症の影響による個人所得や企業収益の落ち込みから大幅な減少が避けられず、リーマンショック時を超える減収も懸念されることに加え、依存財源の国庫補助負担金や地方交付税等については、国の予算編成の動向を見極める必要があります。
また、歳出では、新型コロナウイルス感染症へ対応するための新たな財政需要とともに、少子・超高齢社会の到来や保育・子育て環境の向上に伴う社会保障関係経費の増加が見込まれ、極めて厳しい収支状況になると見込まれております。

そこで、これらの諸課題に対応しつつ、本市がさらに発展していくため、新年度予算編成は、次の方針に基づき編成に取り組むことといたします。
第1は、「財政健全化に向けた取組み及び行政改革の推進」であります。
財政健全化プランと行政改革の取組みを着実に推進するとともに、既存の事務事業については、事業効果や必要性について検証し、議会のご意見などを伺いながら、適宜、見直しを行って参ります。
第2は、「重点施策の推進」であります。
「準骨格予算」を編成していく中で、従来から重点的に取り組んでいる医療、介護、子育て、教育、防災、都市づくりなどを中心に、市民生活の向上や本市の発展につながる施策について、事業費の精査を行ったうえで、事業の着実な推進を図って参ります。
また、新型コロナウイルス感染症への対応として、感染拡大防止対策を徹底し、市民の健康と暮らしを守るとともに、ポストコロナ時代の新しい未来を見据えた社会変革にも的確に対応しつつ、地域経済の回復を図るための取組みを推進して参ります。
さらに、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会と、大会を契機とした社会変容を見据え、地方創生など本市のさらなる発展に向けた取組みを推進して参ります。
これらの基本的な方針を踏まえ、令和3年度の予算編成に取り組んで参ります。

以上、このたび提案いたしました議案の概要及び令和3年度の予算編成に当たっての基本的な考え方について、ご説明いたしました。
よろしくご審議いただくとともに、議員の皆様には、本市発展のために、一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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