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更新日:2016年3月30日

平成21年第4回定例会提案理由(その2)

ただいま提案をいたしました各議案につきまして、提案の理由をご説明申し上げます。

議案第125号は、平成21年度一般会計補正予算であります。
歳入歳出予算については、国庫補助金の決定に伴い、新型インフルエンザ予防接種に係る経費などを追加するほか、受給者数の増加に伴う生活保護費などを計上するとともに、一般職及び特別職の職員の給与改定等に伴う減額などを行うもので、総額29億9,000万円を国庫支出金等を財源として追加するものです。
今回の補正によりまして、一般会計の総額は3,496億8,100万円となるものであります。
次に、繰越明許費は、税務オンラインシステム改修の完了が翌年度にわたる見込のため追加するもので、地方債の補正は、都市計画事業費について変更を行うものです。

議案第126号から議案第128号までの3議案は、一般会計と同様、いずれも職員の給与改定等に伴う特別会計の補正予算であり、議案第126号の国民健康保険事業特別会計については、3,000万円を、議案第127号の中央卸売市場事業特別会計については、2,300万円を、議案第128号の病院事業会計については、1億4,600万円をそれぞれ減額するものです。
今回の補正によりまして、特別会計の総額は、3,922億2,100万円となるものであります。

議案第129号から第132号までの4議案は、いずれも条例の制定改正についてであります。
議案第129号は、船員保険法等の一部改正に伴い、非常勤職員の公務災害補償に関する規定の整備を図るもので、議案第130号は、コミュニティセンターの浴室を廃止するもので、議案第131号は、千葉市新港清掃工場長期責任委託審査委員会を設置するため条例を制定するもので、議案第132号は、新たに千葉市中田都市農業交流センターを設置するものであります。

議案第133号は、緑区土気町及び小食土町の各一部の区域について、町の区域及び名称を変更するもので、議案第134号は、平成22年度における当せん金付証票の発売額を定めるものであります。

議案第135号から第140号までの6議案は、中央区をはじめ市内各区の小中学校等に地上デジタル放送対応テレビを設置するため、それぞれ取得するもので、議案第141号は、千葉市斎場の指定管理者を指定するものであります。

以上が、このたび提案いたしました議案の概要であります。

(予算編成の考え方)
次に、平成22年度の予算編成に当たり、私の基本的な考え方について申し上げます。
新年度の財政見通しは、歳入では自主財源の根幹をなす市税が、実体経済の急激な悪化に伴い、大幅な減収が見込まれることに加え、財政調整基金など各種基金の残高も僅かとなり、未利用地処分等の臨時的な財源も多くを望めない状況にあります。
一方、歳出では、公債費が増加するとともに、生活保護費などの扶助費をはじめ、急速に進展する少子高齢社会や現在の社会経済情勢への的確な対応などに多額の財政需要を抱えていることから、平成22年度は約270億円という過去最大の収支不足が見込まれています。
この収支不足をこれまでと同様に、市債管理基金からの借入金や退職手当債の発行で解消すれば、平成24年度に実質公債費比率が25%を超え、早期健全化団体に転落する可能性があることから、従来型の財源対策に頼ることはできず、極めて厳しい財政見通しとなっています。
この現状を克服するためには、職員全員が財政見通しについての正しい認識を共有した上で、新年度予算の編成や財政健全化プランの策定を進めることが必要であり、また、この現状認識は、新基本計画の策定に向けた市民との対話を進める上での前提ともなりますことから、先月、予算編成のスタートにあたり、市と市民が共通理解の下で、力を合わせて財政危機を脱するため、「脱・財政危機」宣言を行いました。
新年度の予算編成は、未だかつてない厳しい予算編成となりますが、同時に、危機的な財政状況の克服への第一歩でもあります。
そこで、新年度予算編成の基本的な考え方といたしまして、次の方針に基づき編成に取り組むことといたします。

第1は、「財政健全化、行政改革に向けた取組の強化」であります。
市税等徴収率の向上や受益者負担の適正化などのあらゆる歳入の確保を図るとともに、既存の事務事業については、聖域なく、既成概念にとらわれない大胆な事業の廃止や縮小など、事務事業評価における外部評価や議会のご意見も参考にしながら、さらに徹底した見直しを図ってまいります。

第2は、「マニフェストに関する取組み事業の推進及び第2次5か年計画への対応」であり、保健医療、福祉、教育など、真に市民が必要とする分野に予算を集中的に配分する観点から、事業費の精査を行った上で、事業の推進を図ってまいります。

これらの基本的な方針を踏まえ、平成22年度の予算編成に取り組んでまいります。

以上、このたび提案いたしました議案の概要及び平成22年度の予算編成に当たっての基本的な考え方について、ご説明いたしました。
よろしくご審議いただくとともに、議員皆様には、本市発展のために、一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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