ホーム > 市政全般 > 選挙・議会 > 議会 > 定例会 > 平成25年定例会 > 平成25年第3回定例会提案理由

更新日:2021年3月29日

ここから本文です。

平成25年第3回定例会提案理由

本日ここに、平成25年第3回定例会を招集し、条例案などのご審議をお願いいたすものであります。

ただ今提案をいたしました各議案につきまして、提案の理由をご説明申し上げます。

議案第87号は、平成25年度一般会計補正予算であります。
歳入歳出予算については、国の待機児童解消加速化プランに位置づけられた認可外保育施設への運営費助成や、保育士等の処遇改善に係る経費のほか、生活困窮者対策や住宅用省エネルギー設備等の設置助成に係る経費など、総額3億1,800万円を追加するものであります。
今回の補正によりまして、一般会計の総額は、3,605億1,300万円となります。
次に、債務負担行為は、子ども・子育て支援新制度への移行に伴い、保育システムの改修に着手するものであります。

議案第88号から第90号までの3議案は、いずれも平成25年度特別会計の補正予算で、総額3億2,800万円を追加するものであります。

議案第88号の国民健康保険事業特別会計は、前期高齢者納付金等を追加するもので、議案第89号の介護保険事業特別会計は、前年度剰余金を介護給付準備基金へ積み立てるとともに、国庫支出金等の超過交付分の償還金を追加するもので、議案第90号の下水道事業会計は、債務負担行為で、中央及び南部浄化センター等の包括的維持管理を追加するものであります。
今回の補正によりまして、特別会計の総額は、4,079億9,100万円となります。

議案第91号から第96号までの6議案は、いずれも条例の制定改廃についてであります。

議案第91号は、国民健康保険の保険料率の規定を、その算定方法を定める、いわゆる告示方式に改めるもので、議案第92号は、市民公益活動の促進を図るため、市民活動支援センターを設置するもので、議案第93号は、印鑑登録証明書の交付を受ける際の手続の特例を定めるものであります。

議案第94号は、ユース・ホステルを廃止するもので、議案第95号は、寒川保育所の位置を変更し、その後に廃止するもので、議案第96号は、居待谷団地を廃止するものであります。

議案第97号は、磯辺中学校大規模改造工事について、議案第98号は、宮野木町第1団地第二期建替事業建築主体工事について、それぞれ工事請負契約を締結するもので、議案第99号は、千葉アイススケート場の指定管理者を指定するものであります。

議案第100号は、市道路線を認定するもので、議案第101号は、平成24年度下水道事業会計の未処分利益剰余金を減債積立金に積み立てるものであります。

議案第102号から第119号までの18議案は、いずれも平成24年度決算の認定についてであります。

平成24年度決算は、生活保護費等の扶助費が増加したことなどから、歳出決算総額は、平成22年度に次いで過去2番目の規模となりました。
なお、実質収支は、12億1,200万円を確保したものの、市税や地方交付税が減収となったことから、市債管理基金への償還を一部取りやめるなど、大変厳しい収支状況となったところであります。

それでは、平成24年度の市政運営の内容と決算の概要についてご説明申し上げます。
平成24年度の市政運営は、固定資産税の評価替えなどに伴う市税収入の減収など、厳しい収支見通しの中で、財政再建を最重要課題とし、財政健全化に向けた取組みの強化、第1次実施計画事業の推進、緊急的な防災対策及び国の補正予算への的確な対応の三つの方針を基本に、予算を執行して参りました。

初めに、財政健全化に向けた取組みの強化では、あらゆる歳入の確保策として、市税等の徴収対策の強化に取り組み、市税徴収率が、93.6%と前年度から0.4ポイント上昇したほか、既存事務事業については、市民生活に配慮しつつ、さらに徹底した整理・合理化を図りました。

次に、第1次実施計画の推進では、優先順位や緊急性を十分に勘案し、事業費の精査を行った上で着実な推進を図ったところであります。
まちづくりの方向性ごとに主な事業内容を申し上げますと、まず、まちづくりの方向性1「豊かな緑と水辺を活かした、自然とともに生きるまちへ」では、海を活かした千葉中央港地区のまちづくりを推進するとともに、地域のニーズに適した公園の維持管理や、利活用の促進を図るため、市民との協働による公園管理を推進したほか、太陽光発電設備の設置助成を拡充するなど、再生可能エネルギーの導入を支援し、環境にやさしいまちづくりを推進しました。
まちづくりの方向性2「支えあいがやすらぎをうむ、あたたかなまちへ」では、待機児童を解消するため、保育所の整備を推進するとともに、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせる地域包括ケアの実現を目指すため、あんしんケアセンターを12か所増設しました。
まちづくりの方向性3「豊かな心が育ち、新たな価値が生まれるまちへ」では、よりよい教育環境を整備し、教育の質を充実するため、学校適正配置を推進し、統合校となる校舎の改修を行うとともに、養護学校高等部の生徒数の増加に対応するため、高等特別支援学校の整備を推進したほか、子どもの自立と自覚を促し、社会への参画を促進するため、「こども・若者の力フォーラム」を引き続き開催するなど、こどもの参画を推進しました。
まちづくりの方向性4「ひと・モノ・情報がつながる、生活基盤の充実した安全で快適なまちへ」では、市民の安全・安心を守る防災・減災対策を推進するため、橋梁や下水道施設の耐震化を推進するとともに、地域の防災力向上を図るため、自主防災組織の結成や市民が主体となった避難所運営委員会の設置を促進しました。
まちづくりの方向性5「ひとが集い働く、魅力と活力にあふれるまちへ」では、都心の魅力向上と利便性の向上を図るため、建替えを行うJR千葉駅とモノレールとの連絡通路の実施設計を行うとともに、地域経済の活性化や市民の雇用創出を図るため、企業立地促進補助制度について、補助要件の緩和、対象の拡大や雇用奨励助成を追加するなど、拡充を行いました。

次に、緊急的な防災対策及び国の補正予算への的確な対応については、学校校舎・屋内運動場の耐震補強を平成23年度補正予算で計上し、24年度にかけて継続して実施したほか、ちば
消防共同指令センターの整備などを推進したところであります。

この結果、平成24年度の一般会計決算額は、歳入3,691億4,900万円、歳出3,673億6,600万円となり、実質収支は12億1,200万円となったところであります。
また、特別会計14会計の決算額は、歳入3,136億1,900万円、歳出3,241億3,300万円となっており、国民健康保険事業特別会計の収支不足については、翌年度予算の繰上充用で対応いたしました。
さらに、企業会計3会計の決算額は、歳入599億円、歳出710億300万円となり、資本的収支の不足分については、損益勘定留保資金等で対応いたしました。

以上が、このたび提案いたしました議案の概要であります。
よろしくご審議いただきますよう、お願い申しあげます。

このページの情報発信元

総務局総務部総務課

千葉市中央区千葉港1番1号

ファックス:043-245-5555

somu.GEG@city.chiba.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを編集して、改善提案する改善提案とは?