更新日:2018年8月3日

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こうえんブログ~公園歳時記2013年6月

5月≪ 2013年6月 日々の公園の様子をお届けします。

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2013年6月26日 クレオメが5分咲き

3週間前に植えたクレオメが5分咲きとなり見ごろを迎えました。来週には満開となりそうです。場所は、南門周辺と機関車前の花壇。花は夕方頃から咲き始め、昼過ぎにしぼむので、鑑賞するなら夕方か午前中がおすすめです。

【クレオメの特徴】

  • 学名 Cleome hassleriana、和名 西洋風蝶草(ふうちょうそう)、英名 spider flower。フウチョウソウ科、熱帯アメリカ原産の一年草。
  • 風蝶草の名のごとく、たくさんの蝶が舞うように花が咲きます。また、英名のように蜘蛛の脚のごとく雄しべが長く広がります。
  • クレオメの葉には、アブラナ科の植物と同じカラシ油の成分を含むので、アブラナ科を食草とするモンシロチョウ(紋白蝶)が産卵にやってきます。

機関車前のクレオメ花壇

クレオメ(西洋風蝶草)

2013年6月24日 アジサイ

「今年はアジサイの花がとてもきれいに咲いているね…」と常連さんからほめられました。昨年は花付きがとても悪かったので、花後の剪定を9月上旬までに行ったのが良かったようです。アジサイは、翌年咲く花芽が10月頃には完成しているので、剪定の時期を間違えると極端に花付きが悪くなります。剪定する場合は遅くとも9月上旬までに行いましょう。株の大きさを気にしないのであれば、剪定しないのが一番ですが。


手毬咲きのアジサイ

ガクアジサイ

2013年6月21日 大賀ハス、花の奇形

何百というハスの花の中に、花弁に切り込みが入ったものを稀に見ます。本日の開花数420本のうち2本の奇形を確認しました。その割合は約0.5%です。このような花弁がある花は、交配には用いません。また、こうした花からできた種子は、実生栽培には向きません。


花弁が奇形の花

健全な花

2013年6月5日 ドングリの木の花

クリやマテバシイなどドングリが成る木に、今、花が咲いています。ドングリとはブナ科に属する樹木に成る堅果の俗称です。5~6月に黄白色の細花が樹冠を覆い、独特の甘い香りを漂わせます。クリの花を蜜源とする蜂蜜は、独特の香りと苦い様な渋いような独特の味だそうです。


クリの花

マテバシイの花

2013年6月4日 カラスの巣立ちヒナ

千葉公園内で、園路を通行する人をカラスが襲っているとの連絡がありました。現場へ行ってみるとカラスの巣立ちヒナを2羽発見。1羽は地上に降り、もう1羽は樹木の低い枝にとまっていました。巣立ったばかりのヒナは、まだうまく飛ぶことができず、地面に落ちてしまうことがよくあります。親カラスはこのヒナを守るために、ヒナに近づく人を威嚇することがあります。巣の近くからカラスを追い払うことは難しいので、なるべく近づかない方が良いでしょう。対処方法は次のとおり(千葉市コールセンターFAQから)
カラスは、4~7月にかけて街路樹や鉄塔などに巣を作り繁殖し、特に繁殖期は警戒心が強くなります。

威嚇行動から身を守る工夫

  1. 威嚇の行動パターンをよく知る。
  2. 巣のある場所には、むやみに近づかない。
  3. 歩道の近くに巣がある場合は、迂回して通行する。なお、迂回できない場合は、日傘や帽子を使って後頭部を保護しながら通行する。
  4. 歩道橋、ベランダなどの巣よりも高いか同程度の高さの位置から巣を覗いたり、見つめたりしない。
  5. 追い回したり、物をぶつけるなどの攻撃はしない。
    また、繁殖期のカラスはなわばり意識が強いため、なわばり(巣を中心に20~100m程度の範囲)の外に出てしまえば、しつこく追ってくることはありません。

地上に降りたカラスの巣立ちヒナ

「カラスに注意」の看板

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