更新日:2024年2月22日

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資産の総合評価2巡目について

市では、市民利用施設を中心に、資産の総合評価を行い、施設を継続して利用すべきか、または、見直しすべきかについて方向性を示します。
資産の総合評価は、平成25~29年度の5年間を「1巡目」として実施し、平成30年度以降は、1巡目の評価を踏まえた「2巡目」として実施しています。

 評価の流れ

ここがポイント!

≪イメージ:2巡目≫
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 1ニタリング評価

  • モニタリング評価では、データ評価及び1巡目の評価結果を踏まえた検証と経過観察を行い、評価結果の変更を検討すべきとする施設を整理します。
  • データ評価では、利用度、運営コストの評価指標を用いて、定量的な比較分析を行います。
  • 評価指標毎にベンチマークを設定し、課題のある施設を抽出します。
  • データ評価における測定指標のベンチマークについては、1巡目のデータ評価における設定を踏まえて設定します。
  • 1巡目の評価結果を踏まえた検証は、1巡目と比較して、課題ありの状況に変化があるか、建物の残耐用年数などを踏まえ、総合評価を実施するかどうか検討します
  • モニタリング評価の結果は、資産経営推進委員会の意見を踏まえて決定します。
評価指標 ベンチマーク(1巡目:コミュニティ系施設の例)
利用度 ア.稼働率又は面積当たり利用者数が5段階評価で2以下(グループ内相対評価)
イ.稼働率が40%未満
運営コスト ウ.面積当たり運営コストが5段階評価で2以下(グループ内相対評価)

モニタリング評価結果

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 2合評価

  • 総合評価では、モニタリング評価で抽出された施設を対象に、内部価値、市場価値の要素を加えた総合的・多角的な定性評価を行い、見直しの必要性や方向性を示します。
  • 評価結果は、「資産の総合評価シート」により、示します。

評価項目

データ評価結果についての考察

モニタリング評価におけるデータ評価結果についての考察を行います。

利用実績の検証と

現用途の需要見通しの検討

利用状況を中心に詳細な分析を行います。また、利用者層や

人口動態等から、将来の需要見通しについて検討します。

再配置パターンの検討

周辺に位置する公共施設について、施設機能や利用状況などから

再配置パターンを検討します。

資産の活用ポテンシャルの検討

資産の立地特性を踏まえ、公共・民間それぞれの

活用ポテンシャルを検討します。

 

総合評価結果区分

対象 評価結果 方向性
次年度に見直しに着手する施設

見直し

集約化、複合化、民間施設の活用、

類似機能の統合、実施主体の変更、PPPの推進、

サービス提供方法の変更、貸付・売却等、その他

現時点では利用を継続するものの、

将来的には見直しを検討すべき施設

継続利用

当面継続

周辺施設の状況、利用状況、規模、

立地等から将来に亘り利用すべき施設

継続利用

継続(計画的保全対象)

 

評価結果の活用

  • 評価結果に基づく取り組みを実施します。
対象施設 取り組み
見直しとなった施設

見直しの方向性に基づく具体的な利用方針を決定。

(利用調整)

継続利用(当面継続)となった施設

利用状況等に留意しながら施設を継続。

今後、大規模改修や建替え等の段階で見直しを検討。

継続利用(計画的保全対象)となった施設

利用を継続。重要性、緊急性から保全の優先度を判断。

計画的な保全に努める。

 

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各年度の実施状況

評価年度 施設数 対象施設
令和元年度

64施設

  • 評価替えの検討:41施設
  • 1巡目の期間に開設した施設等:23施設
令和2年度

8施設

  • 評価替えの検討:8施設
令和3年度

9施設

  • 評価替えの検討:9施設

各年度の実施状況は、市政情報室でもご覧いただけます。

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このページの情報発信元

財政局資産経営部資産経営課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階

ファックス:043-245-5654

shisankeiei.FIA@city.chiba.lg.jp

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