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園長メッセージ(2020年2月分)

更新日:2024年3月11日

園長メッセージ(2020年2月分)

2020.2.11

こんにちは。
2/9(日)に小学生と保護者を対象とした「親子で飼育体験・冬」を開催し、121組の応募から抽選で選ばれた25組の親子が、動物舎の清掃や餌づくり、餌やりなど飼育員の仕事の一部を体験しました。底冷えした早朝から奮闘して頂いた皆さんに修了証を発行し、親子の楽しい思い出として、また動物園の役割や命の大切さ、それを支える飼育員という仕事について考える機会ともなってくれたのではないかと思っています。次回の開催は5月を予定していますので、ご興味ある方は募集まで今しばらくお待ちください。

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「親子で飼育体験」に参加された皆さんと

「バレンタインデー」が近づいてきましたが、皆さんは園内で「バレンタインハート」を見つけることができましたでしょうか?

好評の「サル山でたき火&焼き芋タイム!」は2/15(土)・2/22(土)の2回を残すだけになりました。

また、3月の準備も進んでいます。園内の中央広場ステージには雛壇を設置しました。

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3月は貴重な講演会を2回予定しています。

1つ目は、3/14(土)開催の「アホウドリ~絶滅の危機から再生へ~」。東邦大学名誉教授であり、NPO法人OWS会長でもあられる長谷川博様によるアホウドリ絶滅宣言から復活までの取り組みのお話。「風にのり海の上を滑るように飛ぶアホウドリ。かつて羽毛採取のために500万羽が捕獲され、僕が初めて繁殖地を訪れた時 たったの15羽しかヒナがいなかった。悲しい物語でこの鳥の歴史を終わらせたくない。なんとかしなければと決意した。」・・・絶海の孤島の鳥島に渡り、アホウドリの生態研究と保護活動によって、絶滅の淵から復活させた長谷川博様の言葉です。

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2つ目は、3/20(祝)開催の「動物園で考古学」。「千葉市動物公園はかつて縄文人が暮らす豊かな生活の場だった」・・以前このコーナーでお伝えを致しましたように、当園建設に伴い昭和50年から59年に発掘調査が行われ、縄文中期と後期にかけての大集落跡として、後に「餅ヶ崎遺跡」と呼ばれる当園エリアからは、「柄鏡形(えかがみがた)住居跡や古代の「竪穴住居跡」、土器や石器等の遺構・遺品が多数出土しており、その1つである「称名寺式 深鉢」は、現在、加曽利貝塚博物館内で展示されています。こうした背景から、発掘調査に携われた加曽利貝塚博物館の加納館長様と千葉市埋蔵文化財調査センター西野所長様にご登壇を賜り、千葉市の宝物である「加曽利貝塚」と「餠ヶ﨑遺跡」の考古学的位置づけや縄文人と動物とのつながり等をご講演頂きます。

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どちらも大変貴重な機会となりますので、是非ご来園・ご参加ください。お待ちしております。

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