眼科
特色・治療方針
基本方針
千葉市立海浜病院眼科と連携し、眼科診療を行っています。
診療内容
- 外来診療は完全予約制とさせていただいております。新患の受診の際はかかりつけ医から地域連携室経由で事前予約を取得していただきますようお願いいたします。
- 現在は外来診療を中心に行っており、手術加療が必要な患者さんに関しては、疾患に応じて千葉市立海浜病院や千葉大学医学部附属病院を始めとした近隣病院へご紹介させていただきます。
対応疾患
当科にて対応可能な疾患について
- 糖尿病網膜症:蛍光眼底造影検査・光干渉断層計検査により治療時期を判断し、レーザー治療・抗VEGF薬硝子体注射・ステロイド注射などを行っています。
- 網膜静脈閉鎖症:黄斑浮腫合併例では抗VEGF薬硝子体注射を行っています。
- 緑内障:視野検査に加えて、光干渉断層計が早期診断に役立っています。
- ぶどう膜炎・視神経炎・甲状腺眼症:全身検査を行い診断します。ステロイドパルス治療などを行っています。
- 角膜感染症:点癌治療・重症の場合は、点滴治療などを行っています。
検査・治療機器など
- 光干渉断層計
- マルチカラーレーザー光凝固装置(パターンスキャンレーザーにも対応)
- YAGレーザー装置
- 超音波診断装置
対応できない疾患について
現在当科では、外来診療のみを行っており、手術加療(白内障など)は行っておりません。
診療実績
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糖尿病網膜症
眼底検査・光干渉断層系検査・蛍光眼底造影検査などを施行し、結果に応じて網膜光凝固・抗VEGF薬硝子体注射・ステロイド局所注射などを施行しています。令和元年度の新規患者数は159名でした。また、抗VEGF薬硝子体注射は令和元年度は35件です。 -
バセドウ病眼症
眼球突出度測定・眼筋機能精密検査・眼窩MRIなどを施行し、病状に応じてステロイドパルス治療やステロイド局所注射などを施行しています。令和元年度の新規患者数は67名です。 -
造血器疾患
サイトメガロウイルス網膜炎などをはじめとした眼感染症の治療や、移植後の移植片対宿主病に伴う重症ドライアイの治療などを行っています。令和元年度の新規患者数は118名です。 -
神経内科疾患
視野検査・視覚誘発電位・眼筋機能精密検査などを施行し原病に伴う眼症状の評価を行っています。令和元年度の新規患者数は21名です。 -
自己免疫疾患
原病に伴う眼症状の評価の他、治療薬による眼局所副作用のフォローアップも行っています。令和元年度の新規患者数は65名です。 -
皮膚疾患
薬疹や眼部帯状疱疹などに伴う眼症状の評価と治療を行っています。令和元年度の新規患者数は19名です。
令和元年度の外来患者数は延べ4981名、新規患者数は592名です。
診療体制・スタッフ
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氏名 | 資格 | 専門分野 |
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眼科統括部長 星野 章子 |
日本眼科学会専門医 | 眼科一般 |
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