更新日:2023年12月5日

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麻しん(はしか)の発生に関する情報

ご注意ください

海外からの輸入による麻しん感染例が増えています。

かかる前に麻しん・風しん混合ワクチンを!

かかった時には、受診前にまず電話を!

麻しん発生報告数の増加に伴う注意喚起について

日本は麻しんの排除状態にあることが世界保健機関西太平洋地域事務局(WHO)により平成27年3月27日付けで認定されておりますが、その後も海外で感染した患者をきっかけとした国内での感染の拡大事例が確認されています。

海外への渡航を検討されている方は、以下のホームページ等を参考に、渡航先の感染症情報を確認しましょう。

麻しん(はしか)の症状

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。

肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1000人に1人と言われています。

麻しんの治療

特異的な根治療法はないため、症状を抑える対症療法を行います。

発熱等の麻しんが疑われる症状が現れた場合は、医療機関に直ぐに受診をするのではなく、必ず事前にかかりつけ医等に電話連絡でその旨を伝え、指示に従い医療機関を受診しましょう。

また、受診の際には公共交通機関の利用を避けましょう。

麻しんの感染経路

麻しんは麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。

麻しんウイルスの感染経路は、空気感染飛沫感染接触感染で、その感染力は非常に強いと言われており、症状が出る直前から発疹が出現するまでの期間(カタル期といわれています)が特に感染力が高いと言われています。

病状の時期によっては自宅待機等、人との接触を避けた方が良い期間がありますので、主治医等の指示に従って対応して下さい。

免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

麻しんの感染予防(予防接種)

麻しんウイルスは空気感染すると言われているため、手洗いやマスクの使用のみでは十分に予防できません。

予防接種による感染予防が重要です。

麻しんの予防接種を受けたことがない方や、麻しんに感染したことがない方は、予防接種を受けることをお勧めします。

  • 定期接種の対象である1歳以上2歳未満または、小学校就学前年度(幼稚園、保育園年長クラス相当年齢)の方で、まだ接種を受けていない方は早めに接種しましょう。

千葉市における麻しんの定期予防接種については、以下のリンクをご覧下さい。

麻しん・風しんの予防接種について(千葉市保健所感染症対策課ホームページ)

  • 過去に麻しんワクチン(混合ワクチンを含む)を接種していない方や、麻しん抗体検査の結果、抗体価が陰性の方などに予防接種の費用を助成しています。

対象となる方以外も、自己負担は発生しますが、任意で予防接種を受けることができます。

くわしくは「麻しん風しん混合ワクチン任意予防接種費用助成のご案内」のページをご覧ください。

このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部医療政策課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟9階

ファックス:043-245-5554

seisaku.HWM@city.chiba.lg.jp

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