平成29年度外国人市民懇談会を開催(7月9日)
1.外国人市民懇談会とは

平成29年(2017年)7月9日、千葉市国際交流プラザにおいて、平成29年度外国人市民懇談会を開催しました。
この懇談会は、外国人市民の地域社会への積極的な参加を促進するため、外国人の視点による意見を市政に生かしていくことを目的に毎年開催しています。
千葉市は、「多くの外国人市民にパラスポーツに親しんでもらうためには」をテーマに、外国人市民の皆さんからご意見やアイディアをいただきました。
2.ボッチャ体験
懇談会では、2020年東京パラリンピック競技大会の公式種目である「ボッチャ」の体験が行われました。ボッチャは、最初に投げた白いボール(ジャックボール:目標玉)に、赤又は青のボールを投げて、どれだけ近づけられるかを競う競技で、氷上で行われるカーリングに似ています。
参加者の皆さんは、慣れない皮製ボールの扱いに苦戦しながらも、相手チームのボールを弾いて白いボールから遠ざけようとするなど、ボッチャの楽しさを実感していました。

3.グループワークと結果発表
最後に、テーマに関するグループワークを行い、各グループで出された意見や提案をまとめ、その結果を発表していただきました。

【Aグループ】
・チラシを作成して配布する。
(国際交流協会、青葉の森、スポーツ施設、日本語学校等)
・具体的な体験イベントを開催する。
・国籍を問わず、健常者と障害者の混合チームを作る。
【Bグループ】
・若年層にはSNS、主婦層には公園などを利用して留学生仲間やママ友に、会社では懇親会やブレイクタイムなどを活用して浸透させる。
・ショッピングセンター、スポーツ施設、駅などで気軽にできる参加体験を行う。
・地元企業にも協力してもらう。
※健常者・外国人を問わず、一緒にスポーツを楽しめることができる社会になってほしい。
【Cグループ】
・通訳だけでは、パラスポーツの楽しさは伝わらないので、パラスポーツを教えられる人を育成する。
・観光ツアーや修学旅行にパラスポーツを取り入れて、観光等の合間に体験を行い、パラスポーツを知るきっかけを増やす。
・普段からパラスポーツの練習を見学できるようにする。
・パラスポーツを体験できる機会(お祭りや学園祭、地域の運動会等)を作る。
・パラスポーツに親しみが持てるよう、千葉市がパラスポーツの聖地になろうとしていること、市内に競技用車イスのメーカーがあることを、もっとPRする。
・大学や日本語学校の運動会の種目にパラスポーツを取り入れる。
・パラスポーツ指導者と手話通訳者が組んで、外国人障害者を含めた、障害者にパラスポーツの楽しさを伝える。
・パラスポーツを体験した外国人が、その楽しさをSNS等を使い母国語で発信する。(特に今日の「外国人市民懇談会」でボッチャを体験した人
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