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更新日:2020年8月5日

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千葉市民ギャラリー・いなげ(国登録文化財)

文化財の紹介

千葉市民ギャラリー・いなげ

浅草で「電気ブラン」など洋酒を普及させ、また、本格的なフランスワインの醸造技術を導入したことで知られる、明治・大正時代の実業家初代神谷伝兵衛(1856~1922)の別荘だった建物です。大正7年(1918年)の建築で、鉄筋コンクリート造りの建築物としては千葉市内で最も古く、全国的に見ても初期のものといえます。
1階正面にはロマネスク様式風の5連アーチが並ぶ吹き放ちの柱廊が配置され、2階は非対称になった変化のある洒落た外観で構成されており、建物全体の外壁は白色タイルで仕上げられています。
玄関天井のシャンデリアの中心飾りが葡萄のモチーフとなっている点や、2階の床柱に葡萄の巨木を用い、天井を竹格子で組んで部屋全体を葡萄棚に見立てて仕上げている点など、ワイン王といわれた神谷伝兵衛を偲ばせる意匠が随所に施されています。

文化財データ

名称 千葉市民ギャラリ―稲毛
ふりがな ちばしみんぎゃらりーいなげ
指定(指定年度) 国登録(平成9年)
区分/種別 有形文化財 建造物
時代

大正

所在地 稲毛区稲毛1丁目
所有者 千葉市
公開/非公開 公開

このページの情報発信元

教育委員会事務局生涯学習部文化財課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所新庁舎高層棟7階

ファックス:043-245-5992

bunkazai.EDL@city.chiba.lg.jp

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