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更新日:2017年12月16日

加曽利貝塚が国特別史跡に指定されました!

平成29年10月13日(金曜日)の官報にて、文化財保護法の規定により加曽利貝塚の特別史跡指定が告示されました。

先人たちが残してくれた千葉市の誇りが、日本の誇りになりました。

加曽利貝塚を愛し、応援してくださったみなさまに感謝申し上げます。

ここがポイント!

特別史跡の指定は、平成12年度以来17年ぶりのことで、縄文時代の特別史跡としては4例目、貝塚では日本初となります。

なお、県内では本件が初の特別史跡となります。

指定決定を受けて実施したイベント・PR

(1)特別史跡標柱除幕式・縄文秋まつり

指定を受けて「特別史跡 加曽利貝塚」の標柱の設置及びイベントを開催しました。

ア 標柱除幕式

日時:平成29年11月3日(金・祝)11時30分から11時50分まで  

場所:加曽利貝塚(千葉市若葉区桜木8-33-1)

標柱除幕式の写真

イ 縄文秋まつり

日時:平成29年11月3日(金・祝)~5日(日)10時00分から15時00分まで

場所:加曽利貝塚(千葉市若葉区桜木8-33-1)

内容:各種縄文体験(火おこし、弓矢、貝アクセサリーづくり等)、ステージイベント(和太鼓、縄文太鼓のパフォーマンス、かそり♡チアーズ等の歌唱等)、はしご車・白バイの体験乗車、巨大すべり台、移動動物園、スタンプラリー、物販 等

復原周辺の写真

弓矢体験の写真

巨大すべり台の写真 

ゆでたまごの写真

 

(2)特別史跡指定記念シンポジウム

加曽利貝塚の重要性を広く市民に理解してもらうため、著名な研究者を招へいして記念シンポジウムを実施しました。なお、パネルディスカッションでは、市長も交えて加曽利貝塚の将来について熱く討論されました。

日時:平成29年11月18(土曜日)13時30分から16時45分まで(13時00分開場)

場所:若葉文化ホール(千葉市若葉区千城台西2-1-1)

内容(敬称略) 

  基調講演1「特別史跡とは」文化庁主任文化財調査官 佐藤 正知

  基調講演2「縄文時代について」京都大学大学院総合生存学館特定教授 泉 拓良

  基調講演3「加曽利貝塚の価値と魅力」千葉市埋蔵文化財調査センター所長 西野 雅人

  パネルディスカッション「縄文の記憶を未来へつなぐ」

   コーディネーター:文化庁文化財調査官 水ノ江 和同

   パネルリスト:泉 拓良、岡本 東三(千葉大学名誉教授)、熊谷 俊人(千葉市長)、西野 雅人

シンポジウムの写真 

 

(3)JR中央・総武線(各駅停車)ラッピングトレインの運行

指定決定と「縄文秋まつり」開催をPRするため、ラッピングトレインを運行しました。車両が加曽利貝塚の魅力や「縄文秋まつり」の紹介など、加曽利貝塚一色に染まりました。

運行期間:平成29年10月16日(月曜日)から11月2日(木曜日)まで

使用車両:中央・総武緩行線(1編成10両)

運行区間:JR千葉駅から三鷹駅区間

ラッピングトレインの写真 

ラッピングトレインの写真

 

(4)記念グッズ等の販売

ア 千葉モノレールフリー切符

販売日:平成29年11月18日(土曜日)から

※平成30年3月31日(土曜日)まで、特製台紙付で販売します。

価格:(大人)620円 (小人)310円

販売場所:千葉モノレール千葉みなと駅、千葉駅、都賀駅、千城台駅

問合せ:千葉都市モノレール株式会社 電話043-287-8215 ファックス043-252-7244

イ 記念フレーム切手

販売日:平成29年11月6日(月曜日)※完売しました。

価格:1シート 1,200円

販売場所:市内郵便局

問合せ:千葉小倉台郵便局 電話 043-231-9721  ファックス043-233-8018

ウ 赤い羽根共同募金クオカード  

取扱い開始日:平成29年11月6日(月曜日)から

価格:1枚1,000円(利用可能金額500円)

(500円のクオカードとしてご使用いただけます)

問合せ:千葉県共同募金会千葉市支会(千葉市社会福祉協議会内) 電話043-209-8868 ファックス043-312-2442 

特別史跡化を目指した経緯

全国に約2,400か所ある縄文時代の貝塚の中で、加曽利貝塚は集落を伴う「ムラ貝塚」として日本最大級の遺跡です。
また、遺物の保存状態も良好であり、人骨など埋蔵されている情報量で加曽利貝塚をしのぐ貝塚は国内に存在しません。
縄文文化等を解明するうえで極めて貴重な遺跡であることから、特別史跡化に向けた取組みを進めていました。

特別史跡とは

国が文化財保護法で指定した史跡のうち、学術上の価値が特に高く、わが国の文化の象徴たるものです。
国宝(建築物、美術工芸品、文書などで使われる概念)と同格のものです。

縄文時代の特別史跡

これまでの取り組み状況

平成24年度 過去の加曽利貝塚の発掘調査成果の再整理に着手

平成27年度 「史跡加曽利貝塚総括報告書」の執筆編集に着手
 「史跡加曽利保存活用計画」の策定に着手

平成28年度 史跡追加指定(11月18日答申 面積約13.5ha⇒約15.1ha)

 国の特別史跡指定に関する意見具申書を文化庁へ提出

 「史跡加曽利貝塚総括報告書」の刊行

 「史跡加曽利貝塚保存活用計画」の策定

平成29年度

答申(6月16日)

官報の告示(10月13日)~正式に加曽利貝塚が特別史跡へ~

加曽利貝塚には主に4つの価値があります 資料はこちら(PDF:887KB)(別ウインドウで開く)

日本最大級の貝塚

  • 縄文時代の貝塚は全国に約2,400か所。
    その3分の1、約700か所の貝塚が東京湾沿岸に集中しています。
  • 中でも最も貝塚が密集する地域が千葉市であり(約120か所)、日本最大級の貝塚として知られるのが加曽利貝塚です。

縄文文化の繁栄を伝える2,000年続いたムラ

  • 貝塚としてだけでなく、集落跡としても極めて価値が高いです。
  • 同じ場所で2,000年間(約5,000~3,000年前)暮らし続けてました。
  • 東京湾沿岸における大型貝塚の形成の始まりから衰退まで、生活文化の変遷を一つの遺跡で追うことができる唯一の事例です。
  • 自然に左右される狩猟採集中心の生活をしながら同じ場所に住み続けられたのは、自然と共に生きる文化を育み、持続可能な社会を築いていた証拠です。

縄文時代から続く景観が今も残る

  • 周辺の川や森など縄文人が利用した自然環境が保全されています。
  • 坂月川両岸の低地部分には縄文時代に形成された地層が手つかずで残っています。
  • 1960年代に開発の危機に瀕しながら、当時としてはほとんど前例がない中、市民主導の遺跡保存運動が全国規模で展開され、保存につながりました。国会でも盛んに取り上げられ、その後の文化財保護に大きな影響を与えました。

考古学研究の発展に寄与

  • 明治時代から多くの人類学者・考古学者が発掘に訪れ、日本考古学の発展の舞台となりました。
  • 大正13(1924)年の東京帝国大学人類学教室による調査では、発掘地点と層位による土器の違いが確認され、縄文土器による編年体系の確立の端緒となりました。

復原された縄文時代のムラ
復原された縄文時代のムラ

発掘された貝層断面
発掘された貝層断面

加曽利E式土器

加曽利E式土器

空から見た加曽利貝塚

空から見た加曽利貝塚

加曽利貝塚で楽しめる体験プログラム

■縄文ひろばで縄文体験してみませんか?
加曽利貝塚は、貝層の断面を特殊な保存を施してそのまま見せる展示方法や、昭和40年代頃から始まった土器づくり、遺跡での体験プログラムの実施など、今までの様々な取り組みが、文化財の整備・活用の面で先駆的であることが評価されています。

ぜひ、現地にお越しいただき、縄文の魅力を感じてください。

みなさまの来館をお待ちしております。

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このページの情報発信元

教育委員会事務局生涯学習部文化財課

千葉市中央区問屋町1番35号 ポートサイドタワー11階

電話:043-245-5960

ファックス:043-245-5993

bunkazai.EDL@city.chiba.lg.jp

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