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更新日:2024年5月1日

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校長室

人生100年時代の基盤となる

心と身体を育てる保健室と教育相談室

学校長

人生100年時代と言われるようになりました。100年という月日を、健康で生き生きと過ごすためには、どのようなことを心がければよいのでしょうか。充実した100年の人生のためには、幼児期の身体作りがますます大切になっていきます。健康な身体作り、う歯予防、早寝・早起き・朝ごはんなどの生活習慣は、ご家庭と学校の連携なしには、お子さんは身に付けることができません。ぜひ、今年度も、ご家庭と学校が常に連携して、お子さんの健やかな成長を見守っていきましょう。

学校には、養護教諭が常駐している保健室があります。保健室というと、けがをしたり、具合が悪くなったりしたときに利用する場所というイメージがあると思いますが、大きな役割として以下の5点が挙げられます。

(1)保健管理担任からの出席確認・健康観察を通して、毎日、全校児童全員の健康管理を行います。身体測定や健康観察票、日々の観察などから、児童の成長や病気のチェックもしています。

(2)健康教育養護教諭が保健学習、安全管理も含め保健指導を行っています。全校児童の心や身体についての指導、けがや病気の予防教育も行っています。

(3)健康相談:担任や保護者と情報交換をしたり、児童が健康全般についての相談に来たりします。身体の健康だけでなく、心の悩みについても相談できる場所が保健室であり、教育相談室にはスクールカウンセラーがいます。

(4)情報センター的活動:毎月の「保健だより」を通して、児童の心と身体に関する情報を発信します。「保健だより」では、感染症の流行時に、その予防についてお知らせします。保健室では、児童が自ら学べる「身体のこと」や「病気予防」等の情報を提供しています。

(5)組織的な活動「学校保健委員会」を開催し、学校医や学校歯科医、学校薬剤師からの情報を全職員で共有します。児童の心と身体の健康について話し合い、ご家庭とどのように連携を図っていくかを考えます。本校は、千葉市教育委員会保健体育課の指導を受け、全校で、組織的にフッ化物洗口を実施している市内でも数少ない小学校です。そして、白井中学校では給食後10分間の「歯磨きタイム」を日課時程の中に設定しています。小中で連携して組織的に健康教育を進めています。

保健室は、全校児童が「元気に生活するための学習をしたり、心をちょっと休めたりするところ」です。

保護者の皆様、お子さんの健康状態で気になることがありましたら、ぜひ、養護教諭にご相談ください。学校からも、定期健康診断を受けて、お子さんの健康状態や気になるところは養護教諭から個別に連絡させていただくこともあります。

白井小学校では、人生100年時代の基盤となる心と身体を育て、全校児童が健康で楽しい学校生活を送ることができるように、全職員で健康教育を推進していきます。