更新日:2024年4月27日
ここから本文です。
「思いやりのある学校づくり」~想造と思いやりのC~を目指して
校 長 岡田 哲
令和6年度は、1年生149名、2年生169名、3年生142名、計460名の生徒と40名の教職員でスタートを切ることができました。本年度は、桜の開花が遅く、満開の桜並木のもと4月に元気な生徒の声とともにスタートを切れたことを嬉しく思います。
さて、本年度の始業式にあたり生徒たちに次のような話をしました。一部を記載します。昨年度は「思いやりのある学校づくり」をテーマに取り組んできました。本年度は、「思いやりのある学校づくり」をベースに具体的な取組の見える化を目指して、「思いやりのある学校づくり・みつわ台中学校を想造する」をテーマとしました。想はイメージ・意識を、造は造る・具現化するを意味します。いつも、言うように「意識が変われば、結果が変わります」みんなで一緒に、「思いやりのある、みつわ台中学校」を作っていきましょう。そのために、みんなに「思いやりのためのC」を意識して取り組んでほしいことがあります。
1つ目のCは、Change(チェンジ)変わる・成長する
人は、変われる!成長できる!大切なのは、「変わろう・成長しよう」と意識して行動することです。まずは、2・3年生はクラス替えがあり、また、7組さんにも新入生が入学します。いつまでも、過去ばかりを振り返っても何も変わりません。新しい、自分を見つけてみませんか。
2つ目と3つ目のCは、Challenge(チャレンジ)とCourage(カレィジ)挑戦と勇気
誰もが新しいことに挑戦するということは、失敗したらどうしようという怖さが付きまといます。でも一歩踏み出さなければ・やってみなければ失敗も成功もわかりません。具体的にはまずは挨拶です。「いつでも・だれでも・どこでも」他人に対して気持ちの良い挨拶ができる。やらされる挨拶から自ら発する挨拶へ。そして、掃除。汚いところの掃除はあまりやりたくないなあ~。という気持ちはわかります。しかし、他人のために、みんなが気持ちよく過ごすために、誰かがやらねばならないのです。弱い自分に勇気をもって挑戦してみてください。また、今年は生徒会や専門委員会・各行事においても、自分たちの手で作り上げてほしいと思っています。そのためには、リーダーとフォロアーが協力していくことが大切です。みんなの前に立つことは勇気がいることです。ぜひ、挑戦してみてください。
4つめのCは、Communication(コミュニケーション)意思を伝える。
「自分の気持ちを相手に理解してもらえるように伝える」「人が喜ぶことをする」「相手の話を聞かないで、話を切ってしまう」など、分かっているようで難しいものです。コミュニケーションの土台は勉強です。先生たちも支援するので、「わかった」「できた」と実感がもてるよう授業を大切にしてほしいと思います。さあ、新たな「自分探し」「自分創り」の旅に出発です。先生方にも皆さんの「自分探し」「自分創り」を支援するために、Change(チェンジ)・Coach(コーチ)・Chance(チャンス)・Crew(クルー)の「思いやりのC」をお願いしています。
今日からは「思いやりのある学校づくり」を意識し、みんなでイメージを出しあい、新たな仲間と共に「思いやりのあるみつわ台中学校になるよう想造していきましょう。
生徒が卒業するときに「みつわ台中に来てよかった。みつわ台中で学べてよかった。これからも、成長するぞ」と思えるような学校づくりを生徒と教職員、そして保護者や地域の皆様と共に推進していきたいと考えております。今後とも、ご支援・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。